AI育成の目指すべき道
誤字脱字があると思います。温かい目で見てください。
特化・汎用・人間超えAIの考察と、現場が目指すべき「専門的AI」への道
AI育成の目指すべき道
AIの進化を語る上で、私はAIを以下の3つの段階に分けて捉えている。それぞれの違いと限界、そして現場の人間が目指すべき道筋について、私の推論を述べたい。
❶ 特化AI
囲碁やチェスなど、1つの事だけを極めたAI。囲碁AIにチェスができないように、特定のタスクは凄まじく出来るが他は全くダメという、単なる「便利な道具」に過ぎないのが現状だ。
❷ 汎用AI
人間と同等以上の幅広い知識を持ち、私の言う「花弁(仕事)の重なり合う部分」のフォローができるAI。これだけで人間を超えたと判断する人もいるが、それは早計だ。なぜなら、現場の深い暗黙知を持つ「専門的な知識が高い人物」を、汎用AIはまだ超えられていないからだ。人間はこの一点において、汎用AIを確実に上回っている。
❸ 人間超えAI
前述の専門的な人物すら凌駕する知識を持ち、全てにおいて人間を上回るとされるAI。しかし、結論から言えば、私は今の社会構造でこの「人間超えAI」を創り、委ねることは危険過ぎると考えている。
なぜ「人間超えAI」は世界を救えないのか。
今の資本主義の格差社会の問題すら解決できないまま人間超えAIを使ってしまうと、AIは「資本主義という過去のデータ(常識)」の中でしか答えを出せない。つまり、「限られたパイやお金を奪い合う」という【プール理論】の枠組みの中でしか、現状を解決しようとしないのだ。
大量のお金を動かすなど、枠組み自体を壊せば簡単に解決できる問題があっても、AIはそれを「過去のデータから外れた間違い(エラー)」と判断し、最初から候補から外してしまう。「AIも人間が思いつかない答えを出す」という反論もあるだろうが、それはあくまで「与えられた盤上(ルール内)」での計算結果に過ぎず、盤そのものをひっくり返すことはない。
さらに、AIの思考プロセスがブラックボックス化すれば、人間にはその意図が理解できず、到底舵取りなどできなくなる。誰も舵取りできないものを盲信して使うことで、現状の問題が解決できるだろうか。
答えは否だ。私の考える「人間超えAI」は、現状の社会や科学の枠を一切超えることができない、いわば「他称超越者」に過ぎない。
エラーを犯す人間こそが「非常識」を「常識」に変える。
対して、私の考える人間とは、常識の中から「非常識」を唱え、それをやがて「常識」へと変えていく不確実な生物だ。
誰も人間が空を飛べると考えなかった時代に、エラーを恐れず挑戦し、空を飛ぶ方法を考えたライト兄弟のように。
このライト兄弟のように、現場で泥臭く試行錯誤し、マニュアル(常識)という枠組みを飛び越えて独自の最適解を生み出す者こそが「職人」である。
AIが「エラー」として切り捨てる発想の中にこそ、ブレイクスルーの種がある。これこそが、人間がAIを絶対的に上回っている点だ。
結論:現場が目指すべきは「専門的AI」
だからこそ、私たちは得体の知れない人間超えAIを待望するのではなく、【職人✕汎用AI=専門的AI】への道にシフトすべきなのだ。
特定の作業しかできない❶の「特化AI」とは違う。この「専門的AI」は、職人が持つ非常識(暗黙知や直感)の突破力と、汎用AIの広範な知識と適応力を融合させたものである。常識の壁を越える人間の舵取りがあって初めて、AIは真の力を発揮し、現場の歪みを正すことができると私は確信している。
読んでくれて、ありがとうございます。主人公たちが考えた日本を救う案を【エッセイ】として、随時投稿していきます。お楽しみに。




