ナァナァ主人。技術継承の問題点①ー❹
誤字脱字があると思います。温かい目で見てください。
「専門的AI。それって職人✕汎用AIの組み合わせで、もっといいものができると言うやつだったようニャ?」
「そうなんだ。特化AIとは違う、汎用AIの広い知識と職人のもつ暗黙知が組み合わさることで専門的AIとなる。その専門的AIは、部署間のフォロー(つなぎ)の役割ができると考えている。」
「えーと、『AIの認識と技術発展に関する考察』を読めばいいのかナ。主人、これは職人✕汎用AIだけじゃ足りなくないかニャ?」
「うーん。確かにもう1つ、技術者が必要なんだけど、まずは職人がなんで重要か語ろうか。」
「わかった。主人は、職人のもつ暗黙知が汎用AIに勝るものだと考えているみたいだナ。その根拠は?」
「暗黙知の学習データが1%もないこと。」
「それは大変なのニャ。」
「私は、AIの出す『間違った情報』を見破る方法がなくなるのが怖いんだ。見破れる人がいなくなったら、AIに踊らされて、取り返しがつかなくなって終わる。それをしないための『情報の選定』として、特定の職人とその職人から教わる技術者。その職人と最適なAIを組み合わせる。それをして初めて、信頼できるAIができると考えているんだ。」
「信頼とは大きくでたのナ。多くの知識と暗黙知を教える職人と、その下で元々教わっていた技術者とその2者に最適なAIの組み合わせでようやくなのかナ。ただ、この組み合わせ1つだけじゃ足りないのじゃないのかニャ?」
「そうだね。でもそこは、日本の多すぎる中小企業が解決する。日本の中小企業には名もなき職人と、その職人から元々教わっていた技術者が今も日本の技術を絶やさないために頑張っているんだ。その師弟関係の多さが、そのまま、専門的AIに食べさせる多くの情報源となるんだ。」
「ナァ。今まで中小企業の多さがネックだと思っていたのが、ここで日本の強みとなるわけかナ。確かにここまで言われれば、信頼と言えるかも。でも、主人。職人は、こんな面倒なことやらないと思う。ただでさえ忙しいのに。これをやる価値ほなんなのニャ?」
「いい質問だね。虎太郎。人間は技術継承と言う名目があっても、何か得にならないと動かない生き物だ。職人の動きを技術者がAIへと翻訳し、それを修正することで、今まで技術継承に割いていた時間は少なくなる。と言っても、うんとは中々言わないだろう。そこで、私は独自のトークン=資産を渡してはどうかと提案するよ。」
「トークン?その資産ってどういうのかナ。日本円じゃないのかニャ?」
「うん。そのトークンはね、主に最新家電の割引券であったり、ホテルの割引券であったりと、給料を多く渡す以外の方法の提案なんだ。」
「ナァ?給料を多くわたすのじゃだめなのかニャ?」
「それは私も考えたんだけどね。それをしてしまうと、職人の作る物の価値がハネ上がってしまうんだ。人件費が上がる。物の価値が上がるだからね。それに多く給料を渡しても、使ってもらわなきゃ意味がない。だからこその割引券なんだ。」
「ご褒美と言うことなのかナァ。あれ?でもそれは、どう言う基準で渡すのニャ?」
「それは『技術ツリー』をどれだけ埋めたかで決まる。職人の自分や、部下の技術者が技術継承に貢献したかがわかるように可視化すればいいと考えているよ。」
「『技術ツリー』それは、多くの職人のチームで埋めるのかナァ?」
「そうだね。『技術ツリー』をデジタルプラットフォームとして、日本国内の国民が全員で技術継承をする必要があるからね。」
「『技術ツリー』を国の技術継承の基礎にするのはわかったナァ。ただそれを導入すると、競争力が落ちるんじゃないかニャ?」
「それは違うよ。今までの足の引っ張りあいの競争を無くして、形式知にしにくい、純粋な暗黙知の勝負にするんだ。健全な競争と純粋な技術力の競争にすることで、失敗に費やしていた無駄が減るんだ。とても良いことじゃない?」
「確かにそうナァ。今までの減点式の社会方針を『技術ツリー』を入れることで加点式になるナァ。」
「ちなみに管理は国で、公共機関として維持しつつ、成長方向は『技術ツリー』への貢献度の高い確業種の職人が決めることで、現場を知る人が裁量権を持てるんだ。」
「現場を知らない人が、裁量権を持つ今の社会より全然いいナァ。なんか技術継承に主軸を置いた社会も悪くないと思えてきたニャ。」
「少子高齢化社会だからね。そうならないといけないんだけどね。」
「主人、他にも考えていることがあるなら、紙にまとめるのニャ。そろそろ、それを見ながらじゃないと頭がパンクするのニャ。」
「そうだね。そろそろ私の考えをまとめようか。」
『技術ツリーの主な決まり事』
「へぇ、そうなったのかナァ。細かいところは他の推考も交えながら、質問するのニャ。」
「そうだね。とりあえず、休憩しようか。」
「待ってたニャ。」
読んでくれて、ありがとうございます。主人公たちが考えた日本を救う案を【エッセイ】として、随時投稿していきます。お楽しみに。




