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飛び梅

作者: 莉穂

主人(あるじ)殿は

遠くの地に行ってしまった

一本の梅を残して


主人(あるじ)殿は

今は旅の途中

遠くの空を見上げている

愛した梅が咲いていることを想って


梅は主人(あるじ)殿を追って

旅飛(たびと)

愛してくれた彼の人を追って

旅飛(たびと)

()の人を追って


梅を愛した()の人は

今はどこの空

遠く九州の地に 着いた頃かしら


梅は旅飛(たびと)

愛した()の人を追って

今はどこの空

いつか逢えることを願って


梅は旅飛ぶ

きれいに咲いた花を

彼の人に見て欲しくて

彼の人を追いかけて 追いかけて

遠く九州の地まで 飛ぶよ

いつか逢えることを 

喜んでもらえることを 

夢みて 旅飛ぶよ


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― 新着の感想 ―
[良い点] 綺麗な詩ですね。 学問の神様、菅原道真公は大宰府に左遷されたときは仕事も給料もろくに与えられず、貧しい生活だったようですね。 タイムスリップもので、大宰府守に転生した主人公が道真公に『九州…
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