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精神疾患
元恋人はいつも
昔の姿
覚えている限り
一番キレイだった頃のまま
時の流れは残酷さ
力なき時、成熟後、
すぐに衰え始めてく
記憶の中じゃ変わらない
そのくせこちらを認めれば
付き合ってた時より一瞬の
別れた後の態度でさ
夢の中での遭遇に
喜んだりも呪ったり
会えただけでも嬉しくなるのは
センチな自分に苛立つね
掘り起こされる亡霊を
日常の断片をもって埋めて
でも定期的に爆発し
いつものようにパニくるのさ
帰りたい
でもどこへ？
どこでもない場所
思い出の
存在しないあの場所に
一生の咎
精神疾患
許されざる罪
背負わされ
美しいまま死にたいと
かつて願って早10年
いつになったら叶うのか
身を切る勇気なき身には
