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中二ポエム  作者: 九四山井耐排夢
高校生未満の 休暇の終わりに
486/770

こころ

社会や制度に絶対はなく

完璧なものはあり得ない

ゆえに作るは同じもの

救済「制度」をもつ「社会」


個人の想いじゃ解決し得ない

一人の人間 対 集団

圧倒的な非対称

無機物にこころ 宿らない


ひとつの機関ができたなら

対等な地位を持つ機関

肩を並べて監視して

性善説は相容れぬ?

性善説では不十分


監視に対し反対する

「自由を守れ」という言葉

だけど忘れていないのか

自由こそ既に特権で

行使できるは特権階級


権力が監視するでなく

権力を監視するべきで

それは機関の役割ではなく

監視するのは無力の個人


そうして初めてわかるわけ

精神論ってやつは皆

心を持たぬ無機物や

集団の擬人化に過ぎぬと


いびつなかたち

個を殺し

集団となった怪物が

個からの批判に対し持ち出す

同情を買う精神論


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