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中二ポエム  作者: 九四山井耐排夢
高校生未満の 休暇の終わりに
472/770

「甘えてるんじゃないの?」

コロナで注目 無理解に

他人事はいつも冷ややかに

正反対のこちらでは

「こういうときだけ」と興ざめ



外じゃキチガイ 気の迷い

さんざん言われているのにな

あるって声が通らない

ゆえの冷ややかな目線



どうせコロナが終わったら

のど元過ぎればなんとやら

きっとあいつら忘れるぜ

今までのように日陰へ追いやり


コロナさえまだ他人事

結局そいつの繰り返し

こうして叫ぶオレのやり口

自分のことしか見ていない

他人事とほぼ同義だな



何をするにも非難して

何をするにも無駄にして

憤懣のやり場 逃げ場失い

世界の灰色 広がって



他人事のままじゃわからない

ならば全員なっちまえ

非現実かつ横並びゆえの

意味のない呪い 切実に



呪いがどんどん渦を巻く

袋小路の只中に

次の逃げ場を探しては

柵を見つけて途方に暮れて

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