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Sick) 意識混濁・夢十夜

特に理由のない夢は

特には筋が通らぬもの

オレに訴えかける夢らは

何を意味するのかわからぬ



家の近所のお社が

なぜか神宮レベルになって

参詣ののちの帰り道

なぜか並んだ石灯籠に

歩くそばから灯が点る



友人の家はなぜか消え

採掘場のような場所

お経の書かれた幟と墓石と

なぜか並んだモアイ像


夢の中では広島の

原爆資料館前にして

大声を出すアメリカ人に

精いっぱいの英語を駆使して

冷や汗止まらずいつまでも



ソシャゲのお気に入りキャラを

意味もなく特攻につぎ込んで

電子の海に消えていく

よみがえった命を奪う罪悪感



「ここにはあれがあったはず」

あるはずもない地下一階の

バアにも似ていたコーヒーショップ

田舎の実家にあるはずもない

新大阪のエスカレーター



ショッピングモール

小さな舞台で

世界に名だたる芸人に

弟子入り志願も笑われる




心の病がスピリチュアルを

抗うつ剤が不思議な夢を

それぞれ導き気分はさながら

古代、太古のシャーマンか



なんだか気になる虫の知らせが

夢で出てくると信じてみるも

昔フラれた元カノで

夢精するなら情けなや

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