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中二ポエム  作者: 九四山井耐排夢
遠吠え、再開
268/770

希望格差社会

格差の中で

格差が生まれる

建前上の平等も

バケノカワが剥がれて久しい



向上心は持たずとも

「一流」を目指す富裕層

「エリートだ」という自負も今

真実に近づいている



何せ軒並み世代と共に

みんな仲良く落ちていくから



向上心とは言えなくて

「落ちないため」に精一杯

下見れば蠢いている

勝負の土俵にも立てぬやつら



下流はとどまることはない

けれど彼らは保守になる

自分の生活だけは保証されると

無邪気に信じ込んでいる



上がるのが難しいならば

相対的に落ちるのも早い



庶民バカにする上級国民

銀の匙と共に生まれ落ち

うまくやってるつもりなの?

下流はどんどん淀みゆく



理不尽と言う思いすら

当然だからと諦めて

唯々諾々と従うドレイに

がなって反発するドレイ



どうせドレイになるのなら

少なくとも能無しではなくて

「反骨心」あるドレイになりたい

寝首掻かれるの覚悟しろってね



自家撞着で窒息し

身内から出る「救世主ら」を

冷笑と共に見送って

そのくせ「ソト」から来るやつは

全部救世主と思ってる



鶴の一声響いたならば

どんな思想もあっさり捨てる

あれだけ変化を嫌ったくせに



どうしようもなく追い詰められて

初めて重い腰上げて

短絡的なやり方で

ソトでもウチでも笑いもの



庶民感覚ないくせに

大局感もないという

せせこましさは庶民と変わらぬ

何が残るか?

政治家よ



息苦しさを変えるため

庶民は声をあげている

すぐに改革打ち出せるはずの

既得権益層は動かない

庶民は無力に等しいと言うのに



言うまでもなく

伝統にゃ

いつしか血筋がものを言う



「可能性」は血筋と家柄

「伝統」の前にすべて潰えて

二極化だけが加速する

国を背負っているはずの人間ほど

国民からは嫌われて



「政治家たちのスピーチが

 全く頭に入らない

 演説しなくていいからさ

 文書で知らせてくれないか

 暇潰しには読めるから」



二言目には国民の皆さま、なんて

呼び掛けている政治家よ

お前ら国民じゃないのか?



景気悪けりゃ保守になり

若者からまず保守になり

若者からまず無力を学習

「変わらないこと」だけを知り

「変わらないこと」だけを祈り

賢しげに言って真に受ける

老害どもに唾を吐く



保守は実績求めてる

実績にはまず権力がいる

けれども権力とは継承されるもので

地盤も支持も引き継いで

ひたすら親のデッドコピー

劣化が今日も加速する


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