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中二ポエム  作者: 九四山井耐排夢
遠吠え、再開
244/770

思想の上っ面なる「コトバ」

中野好夫「悪人礼賛」を参考にした。

青い瞳に憧れて

都会の暮らしに憧れて

近代化という名の西洋化


辺鄙なアジアの島国が

はじめて挑んだ西洋化

軽蔑の目は消せずとも

驚きと共に迎えられ


百年以上たってなお

未だ焦がれる西洋化

けれどもいつも見落としている

「西洋の思想」の変遷を


自由とは

個人とは

権利とは


漢字に当てはめ知ったかぶりも

本質について知らぬまま

奇妙な混在

「進学率が高い」割には

でこぼこだらけの知識の格差



弱者を守る法律を

多くの市民が知らないように

生活改善訴えるための

政治批判がタブーのように

活動家らの度量もずばり

天と地ほどの差があって



封建制度は消えてなお

国政はいつも雲上人の

鶴の一声待つばかり

いびつに止まった西洋化



民主主義は完全ではなく

独裁と共に繰り返される

封建制度で生きてきた国に

「自発」なる民主主義は向かぬか?

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