Pun) 「世界を一つにするべき」と
もしも世界が
ソビエトの
目指したような
一つの連邦
主義と化したら
別に例えるとするなら
アメリカさんでも
構わないけど
何といっても
世界の共通語と言えば
英語に他ならないわけで
ともかく今は
ソビエトを
例に挙げたうえで考える
もしも世界が
一つの思想で
完全に統一されたなら
それは
結論から言えば
「できない」の一言に尽きる
地政学的な問題ではなく
思想が伝播したとしても
例えるならば
宗教か
世界でもっとも有名な
三大宗教挙げてみて
「その意志・解釈が
本当に
完全に統一されているか?」
まず始まるのは
権力争い
発祥の地は
「聖地」となるも
独自の解釈始める「地域」が
だんだん出始めるはず
例えばインドで始まった
仏教がこの日本では
神になったり
土着信仰と
ごっちゃになっていくように
続いて思想の根本の
「批判できないタブーについて」
見直す動きが出始めて
保守と改革派に分かれる
プロテスタントとカトリックのように
あるいは旧約聖書における
ハンセン病に対する解釈のように
はたまたLGBTを
認めようとする動きのように
「それははるか昔の話
インターネットがある今じゃ
世界は大きく縮まった
解釈のずれはあり得ない」
そう考えたいのも
やまやまだけど
恣意的な誤謬
解釈が
はびこるネットじゃ
説得力もなく
こうして世界の統一は
世界を一つの思想体系に
納めるのにはムリがある
そもそも今じゃ
ほとんどが
統一なんて願ってないけど
領土や影響力広めるのは
あくまで自分の国のため
併合された場所はただの
「外様」に過ぎないのだと
国際連合の歴史
冷戦時代の
常任理事国の
足の引っ張り合いだったり
世界平和を謳うわりには
やってることはと言えば?
世界の警察自称する
星条旗が自国優先を始め
各国各々
「ネオ」モンロー主義とでも言おうか?
「相手の都合は考えない
自国の都合を最優先」
それを聞いた時なんて
お笑いだったぜ
「やっとかよ」
「やっと偽善の仮面すら
かなぐり捨てて連中は
自分のホンネを吐き出し始めた」と
本音と建前
お題目やらプロパガンダやら
偽善の仮面が多すぎる
案外次の世の中を
マトモに導ける人間は
アスペルガーと呼ばれるような
「コトバの裏を読めない人間同士」かもよ?
裏が理解できないならば
彼らにとっては
表もまた存在しないのだから