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中二ポエム  作者: 九四山井耐排夢
And now, I would like to do something different.
105/769

Complex) 自称詩人で自称作家の職業「気違い」


「詩人のほうが格上」と

思うわけではないけれど

世にあふれてる名曲の

詩の担い手たる

シンガーソングライターを

「詩人」と言えば

何か違和感



それでも情緒と感性で

編み上げられた至宝のコトバ



一方のオレはどうだろう

書き散らすものは

批判めいた何かかあるいは

グチの塊と




時折に

思いつくものは

同じワードの繰り返し

オリジナルなんてものもなく

どこかで聞いたあの曲の

リズムの真似と

焼き増しと

自分自身のテーマすら

気づかぬうちに繰り返す




いい加減何か建設的な

違うものを書きたいと

願ってやまぬ今日この頃に

新たに何かを小説を

書こうとするもアイデア以前に

一貫性やテーマがなくて




本を読もうとしたけれど

積み上げるだけ積み上げて

未だ手つかずものばかり

小説も未だ手を付けられず

朽ち果てていくのがわかる

もっとも俺が消えたところで

ワナビ一人が消えただけ



ワナビとなったの

現実逃避か?

そんでとうとう

バケのかわ

剥がれちまったと笑うべきなのか



エンタメ書こうと気張っても

落ちぶれた自分と比較して

書こうとしても書けぬまま



「己の限界知るべき」と

「できるできない見極めろ」とか

言い聞かせてはみるものの

錆びついた頭

鈍重な体

「もうこれしか誇れない」なんて

さながらに

駆け込み寺のような

オレにとっての「小説家」



羨望はもはや過去のもの

今ではもはや妄執の域

「小説家になりたい」などと

供述している「自称作家」の

底辺負け犬今ここに

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