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術士上田の私的報告書

作者:上田 祐司
報告書の内容が始まるまでの経緯

 我々の世界とほぼ同じ歴史を歩んでいた平行世界「ハイマート」は、20世紀末、異界を結ぶ通路の集合体「ハブ」の発現によって、自分たちと極めてよく似ている世界(つまり、今これを呼んでいる読者がいる世界)があることを知る。異世界への対応を巡る対立からハイマート内で戦争が始まり、全面戦争にいたる。何回かの休戦ののち、現在でも局地的な紛争が続いている。

 膠着した戦争のさなか、ハブの技術の応用によって兵力を自在に送り込む技術を確立した「術士団(じゅつしだん)」が、最終的な勝利者として台頭してくる。この集団は、政治や宗教など、特定の思想(イデオロギー)を持たないという思想によって結び付けられた人々による、少数寡頭の、地球規模の支配階級である。

 術士団は統制を強め、反対派を弾圧し、血みどろの紛争を更に大きな戦争によって解決する。「自分たちと同じであり他者でもある」平行世界(ロウランド)に対しては、自分たちの世界の存在を秘匿しつつ、密かに調査をして相手を見極めるという方針を固める。

 そして、無用な混乱を防ぐという大義名分のもとに、得られた情報の独占に努めた。

 術士団の構成員たる相術士(そうじゅつし)(相士あるいは術士と略称される)の一人、上田一般術士は、ハイマートの平行世界たるロウランドに赴任するように辞令を受ける。目的はロウランドの文化、風俗を調べ、報告すること。そしてこれといった人材を勧誘し、ハイマート側に引き込むことである。

 小型のハブを通って、和歌山沖にある島に上陸するところから、報告書の描写は始まる。

 上田はロウランドに赴く以前から、ロウランドの出来事を同僚で幼なじみの河井出(かわいで)一般術士に密かに伝える計画を温めていたらしい。
 伝えることになった経緯や目的については、上田が報告書冒頭で早速語ってくれている
報告書1
2017/04/18 21:01
報告書2
2017/04/19 07:35
報告書3
2017/04/20 22:47
報告書4
2017/04/21 23:25
報告書5
2017/04/22 21:29
報告書6
2017/04/23 19:55
報告書6.5
2017/04/23 20:03
報告書7
2017/04/24 20:42
報告書8
2017/04/25 15:13
報告書9
2017/04/26 20:03
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