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プロローグ

あるところに全知全能の神がいました。


【最近異世界転生が流行ってるらしいから新しく世界を作ろう!】


おや、いつも通りわけのわからないことを言っていますね。

神とは気まぐれなもの。

このようなことは日常茶飯事なのです。


【さて、まずは心踊るファンタジーの素を適量。固まらないように混ぜる】


器に世界の素を入れましたね。

当たり前のようにこぼれたりしていますが神とは大雑把で適当もの。

このようなことは日常茶飯事なのです。


【そして隠し味に好みのスパイスを少々……】


別の素も入れるようですね。

関係ないことですが料理下手ほどアレンジをしたがるとか。


【あっ】


おや、手を滑らせたようですね。


【ああああああああああ】


みるみるうちに器の中身が冒涜的な色になっていきますね。

全知全能の神もミスするのです。

まぁ日常茶飯事ですが。


【はぁ~萎えた。もう知らん、寝る】


こうして我らが白痴の神はふて寝もとい永き眠りについたのでした。


後始末はいつも私の仕事です。

仕方がないのでトラックのエンジンをかけるとしましょうか。


え、なぜかって?

いやいや、世界は出来たんですから。

あと異世界転生に足りないものといえば、ねぇ?

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