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愛と自由を忘れた君へロックンロールを捧げるよ
街灯にもたれた私の髪と耳の間を風が泳いでいく
上手く行かないことに馴れ過ぎて今日も陽が落ちる
何かの切っ掛けが有ったなら誰かの支えが有ったなら
少しは愛を知れたかな?少しは自由に成れたかな?
そんな感傷ばかりを引き連れてコンビニの灯りへ向かう
スマートフォンの情報の様に笑ってみんなが楽しいから
と書いた雑誌を横目に心は張り裂けそうになる
そんな誰もが持つ孤独を編む様に捧げるよ
失くした想いが耀ける様に捧げるよ
ロックンロール
あの時のあれがチャンスだったの?投げられた言葉に今気付いたり
少しは愛を知れたかな?少しは自由に成れたかな?
そんな後悔ばかりを引き連れてコンビニの灯りへ向かう
スマートフォンの情報の様に泣いてみんなが悲しいから
と書いた広告を横目に思い出は色褪せる
そんな誰もが持つ孤独を編む様に捧げるよ
色褪せた想いが耀けるように捧げるよ
ロックンロール
なけなしのロックンロール
掛け値なしのロックンロール