表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/55

四十二話@がんばらない

「昔さ、学校に傘置き忘れたと思って取りに帰ってさ」

「はい」

「・・・そもそも傘なんか持ってってない事に傘置き場を見て気づいた」

「(・・・あるあるネタかな)」

「そんな事より従業員、これからは『しょうさん@がんばらない』っていうタイトルでどうだ」

「やっぱ翔さんって流行に敏感なんですか」

「そうだな、まあ、ささみさんは作者も見たからな」

「メタな発言ですね」

「さぁて、今日もはっじま~るよ~」


・・・どうも、日下部翔です

久しぶりに困ってます

「仕方ねぇな♂」

「・・・・・・そうですね」

辛いんで・・・ちょっと回想入るわ


ピンポーン

「珍しいな・・・」

俺こと日下部翔は、いつものようにジャンブを読んで暇していた

午前10時を過ぎたくらいかね~、丁度ジャンブを読み終わった辺りだ

最近鳴る事がなく、壊れてんのか分かんねぇけど

十回くらい押してやっと一回鳴るか鳴らないかという、ポンコツインターフォンが聞こえた

誰か暇でも潰しに来たのか、と期待もせずダルそうな足取りで玄関へと向かう

サンダルを履きながら鍵を開け「どうぞ~」という声をドアの前の人物に投げ掛ける

ガラガラとドアが開く音を聞いて、頭を掻きながらその人物を見た


・・・うん


なんていうかね・・・


あれだよ・・・


どう見たってね・・・


兄貴♂・・・なんだよね


「・・・えっと、本日はどういった御用件で」

「依頼しに来たよ、歪みねぇな」

まあ、ある意味歪みは無いね、特に貴方が・・・

こんな感じで冒頭に戻る訳だが・・・

ホントさ、なに?今のご時世って変な奴多くね?

・・・お前に言われたくない?・・・そんな事言う奴は後でトイレ裏な♪


とまあ、こんな具合で混沌(カオス)が繰り広げられてるんだが・・・

・・・この人、なんでパンツ一丁になってるの?

やっぱさ、兄貴だから?

いやいやいやいや、幾ら兄貴でもいきなり脱がないでしょ、普通

「・・・名前は?」

余りにもあやふやな間が続いたので、苦しいながらも精一杯何とかしようとした

まずは軽い質問から入っていこう

「俺か?俺の名前は美里伊(ビリィ)、皆からはビリー、兄貴、阿弁蛇亜頭(アベンジャーズ)の筋肉担当と言われている♪」

「・・・・・さいですか」

・・・いかん

幾ら俺がこの小説でボケ担当とはいえ・・・

こいつの雰囲気には着いていけない・・・

というより、これ以上関わりたくない・・・これ本音

「えー・・・今日はどのような相談を?」

適当に仕事の話に切り替え、すぱっと早めに終わらそうと思った俺は

兄貴の用件を聞き出す事にした

っていうかさ、やわら買出しに行った戦国乙女が帰ってくるんだ

一人の大人として、間違った道へ行かせないよう

この色々カッコいい男を速く処理せねば・・・

「おうそうだったな、ずばり言おう・・・お前が知りたい」

「・・・・・・・・・・はぇ?」

「正確に言えば、お前の尻が知りたい・・・なんちゃって」

「・・・・・・・・・・ほげぇ?」


こんにちは、寺田零です

今日はタイムセールでネギが安売りしていた為

急いで買いに行った訳ですが、帰って玄関の前に立つと妙な音が聞こえてきました

翔さんの身に何かあったのかと、ドアを開けて奥の部屋の仕事場を覗いてみる


「・・・うほっ」

「やめろ!こっちに来るんじゃない!」

「歪みねぇな」

「やめろぉ!童貞の前に処女を失いたくないぃ!」

「ああう!ああああああう!」

「こっちに来るなあああああああああ!!!」

「おおう!最近だらしねぇな!あぁ!卑猥か?」

「何を言っているんだ!やめ・・・アッーーー♂」


「・・・・・・(スー)」

私はドアを静かに閉めて、今日の事は三秒で脳から抹消する事にした



※翔さんはパンツを脱がされただけであって、処女は失っておりません 終わります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ