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ここまで長く続くと思っていませんでしたby作者 三十二話

「・・・この冒頭さ、要る?」

「字数稼ぎですよ、作者の」

「・・・マジか」


よう久しぶりだなお前達

俺か?俺の名前は夏目轟!

愛に生きる・・・タクシードライバーさ!

しかし、今日はオフと言う事で、相棒と共にちょっとした旅を楽しんでいるのさ

隣には彼女も乗せている。何時見ても可愛い奴だ、流石に俺のハートを射止めただけの事はあるぜ

「轟くん!今日は何処に連れてってくれるの~♪」

無邪気にはしゃぐ彼女はまるで天使のようだ

俺は、隣で癒されるような笑顔で聞いてくる彼女に、一番のキメ顔で言ってあげた

「・・・きっと、君が笑顔になる場所さ」

決まった!

これは決まった!

これはいい!実にいい!


少し休憩にしようと、俺は、近くのパーキングエリアで相棒を止める

彼女を連れて、軽く食事にでもしようと思った

だが、今の気分を軽く破壊するような奴等がそこに居た

「・・・世界の果てまでイってQ」


窓側の席には、この前、俺の仕事を邪魔した天然パーマが居た

あんの野郎ぉ・・・

金取りに行こうとして陥れやがって・・・

あの後、俺はオネエ系の範間勇○郎に髪の毛をカットされてすぐ帰った

今この場で身包み剥いでやる!

と、ズカズカと奴に近付こうとする俺に

「どうしたの?早く座ろ♪」

彼女が俺の腕に抱きついてきた

くそ、可愛い奴だ、いいだろう

この場は逃がしてやる。だが、飯を食い終わった後にでも必ず取っちめてやる


「轟くんは何にする~♪」

「そうだな・・・じゃあ、このお勧めの奴で」

俺達二人は、注文を店員に頼み、テーブルで談笑しながら待っていると・・・

「・・・はてぇ、どこかで見たような・・・」

サングラスを付けた天パ野郎は、あろうことか

俺達の居るテーブルに近づいて来やがった

「(マズイ!今ここで邪魔される事だけは絶対に避けなくては!)」

「・・・あ、あの時の」

「・・・誰?」

「何でもない!何でもない、ほら君、誰か分からないけど用が無いなら席に戻りたまえ!」

早くあっちに行きやがれ!

「・・・気になったんだけどさ、あゆみちゃんって誰?」

はぐわぁ!

「・・・あゆみちゃん?」

こいつ・・・

何時の間に俺の携帯を覗きやがった!?

「なっなんの話だい・・・」

くそぅ!何だこの焦りは!

それは、不調な時に連続ヘアピンカーブが迫ってくるような!

分かりやすく言えば、スベると分かっているのに、要らぬ芸人魂によって一発芸を繰り出す

若かりし頃の自分を話されるような気分だ・・・

「いやさ、着信履歴に滅茶苦茶入っててさ、彼女さんかなって思ったけど・・・」

「・・・どういう事?」

それを聞いた彼女は、さっきまで天使の笑顔ではなく

悪魔が醸し出す、怒りを腹の中で抑えている笑顔となっていた

口元がひくひく釣りあがってるぅぅぅ!!!

「きっ君ぃ!何を訳の分からない事を!」

「メールも見たんだけどさ、なんか一緒に写真撮ってたよね」

・・・ヲワタ

「轟くん・・・」

背後でワナワナとした雰囲気を出す彼女

「ちっ違う!誤解だ!」

「ここ一階ですけど」

「うるせえええぇ!てめぇは黙ってろぉ!」

「こんの・・・ヤリ○ン野郎おおおおお!!!」

「わむううううううううううう!!!」

彼女は俺をグーで殴り

タクシーで帰っていった


「・・・うぅ」

そして、彼女にフラれた俺は

山の頂上で、木の柵にもたれながら、涙を流していた

傷ついた俺の心、そんな中

誰かは分からないが、俺の右肩に手の感触が・・・

「ま、こういう事もあるって」

「やかましいわぁ!」

手の主は、さっきのボサボサ天パだった


「という訳で、今回の旅は中々楽しかったぞ」

「翔さん、呪われますよ?」









終わります、次も見ないと叩き潰すぜ~♪

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