今日もカオスな三十話
「・・・ビビッドレッドぺペローション」
「翔さん、アウトです」
「・・・うん」
「戦隊モノがやりたい」
「どうぞ、ご勝手に」
「ノン!余りにもナンセンスだ従業員・・・」
「取り敢えず翔さんの今のポーズが気になって仕方ないんですけど」
なんかジョジ○立ちしてるし
「翔さんの思いつきはいつもの事ですけど、よりにもよってまた面倒な事を言い出しましたね」
「ふぅーあっはっはっは!そう思うか従業員?そう思っちゃうか従業員?」
「(・・・かなりウゼェ)」
「だが、俺の野望は留まる事を知らんぞ!見せてやろう!我が最強の英雄達を!」
今回も面倒な事になりそうだな・・・
翔さんが指を弾いて合図をすると、横の襖がスライドして姿を現す
変装をしているようだが、いつものメンバーでバレバレだった
「赤ニート!」←翔
「青ニート!」←駿
「黄ニート!」←昇
「黒ニート!」←阿奈
「銀ニート!」←孝
「五人揃って!」
「「「「「無職戦隊ニートファイブ!」」」」」
どーん、と
予めセットしてあったスマートフォンの音声が五人の背後で鳴り響く
「・・・・・・・・」
「どうやら従業員は俺達の登場シーンのカッコ良さに言葉も出ないらしい」
「呆然としてんだよぉぉぉぉぉ!」
「それは、私達の魔力にか」
「全然ちげぇよぉぉぉぉぉ!」
「ふむ、衣装に力を入れただけの事はあるな」
「孝が作ったのかよぉぉぉぉぉ!」
「従業員よ、選ばれし六人目の戦士として戦う覚悟はあるか!?」
「ねぇよ!」
「そうか・・・ってうぇえ!?」
「何で驚くの!当たり前でしょ!」
翔さんに話しかける昇さん
「一応僕働いてるんですけど、それでもニートなんですか?」
「よく考えろ昇、特撮のヒーローは細かい事を気にしちゃいけない」
「昇さ~ん、騙されないで!その人は本物の馬鹿だから!」
「ふむ、私の衣装はどうだ、この黒き鎧、私の魔力が昂るではないか」
「そうですね」
「・・・くすん」
「・・・え?」
「泣くぞ!大声で泣くぞ!うえ~ん!」
「もう泣いてるし!?もう、なんなのこの厨二病のロリっ子は!?」
「構ってくれても良いではないか~この色情魔~!」
「泣きながら何言ってるんですか!?」
「へんたいへんたい!クサレさのばびっち~!」
「あんた泣きながら物言えば許されると思ってるんですか!」
「・・・俺は正直嫌だった」
「だからブルーなんですか?」
「藍ちゃん、なんでそう冷たいの?」
「だって、正直駿さんの性格好きじゃないし♪」
グサッ
「ぐへぇ!俺のハートにドギツイ矢がぶっ刺さった!」
「どうだ藍くん、中々自信作なんだが」
「孝さんって器用なんですね」
「男は出来る事を増やしといて損は無いからな」
「でも・・・銀って」
「派手かな、藍くんには六人目として金を用意してあるんだが・・・」
「なりませんから!?何で私が金!?派手すぎるでしょ!」
「どうだ従業員、羨ましかろう ホレホレ~」
「いえ全然」
「・・・ゑ?」
「いや驚きたいのはこっちですよ」
「・・・貴様には分からんのか!この、溢れ出んばかりの浪漫という物が!」
その時、外からガララと入り口のドアが開く音がした
「翔!あんた溜めてる家賃払えんだろうね!」
「あっ綾乃さんだ」
「皆の者、奴は悪の化身魔王トシマーだ!奴を倒さなければ俺たちは危うい事になる!」
「・・・それ翔さんが家賃払えないだけでしょう」
「翔居たのかい、馬鹿やってないで家賃を・・・」
「かかれぇ!」
「「「「オラあああああああああ!!!」」」」
数分後・・・
横たわる瀕死状態の戦士達
士気が高まって突っ込んで行ったまでは良かった物の・・・
若い頃に格闘技で有名になった綾乃さんは、無職戦隊をたやすく退ける
「・・・正義は必ず勝t・・・(がくん)」
「・・・ぺっ餓鬼が」
翔さんは綾乃さんに顔面をアイアンクローで握りつぶされ
そのまま壁に押し付けられながら気絶する
「もう私帰っていいですか?」
「いいよ、遅くならない内に帰りな、あとこれ、お年玉」
「あっ!有難う御座います!」
外を出た後、翔さんの悲鳴が聞こえたけど
まあ、気にしない事にした♪
「アッーーーーーー!!!」←悲鳴
武士道とは!終わる事と見つけたりぃぃぃぃぃ!!!




