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あけおめ的な二十九話 ※お正月とは関係の無いお話です 

「翔さんって細いのに意外と筋肉で締まってますよね」

「いきなりなんだ従業員、セクハラはやめろ」

「珍しく普通に褒めたのに何でセクハラ扱いされなきゃいけないんですか」

「・・・今の褒めてたの?」

「・・・え?」


「ちゃーっす」

本日は快晴、俺は本業の相談所を離れ、副業であるバイトへと向かう

というか、最近お金無いから、最早半額弁当も苦しいんだよね

場所に着いた俺は、ドアを開けて挨拶をする

「ん?君が新しく入った人?」

「ういっす、今日から世話んなりやーす」


「・・・仕事内容は理解出来たかな?」

「ういーっす、がんばりやーっす」

それじゃ頼んだよ、と

小太り気味のおっさんはそれだけを残して俺を厨房に残る

皿洗いですくわ・・・めんどっ

「新人、注文の料理出来上がったから持ってけ!」

「ういーっす」

若いアンちゃんの言う事に従って、俺は料理を指定されたテーブルへと運ぶ

「お待たせ致しました(もぐもぐ)」

「何で客の料理食べてんだお前は!」

女子高生二人の料理を持っていくと怒られた

何故怒るのか、毒見と味見を兼ねた一口だけなのに・・・

「では、ごゆっくり~(ひょい ぱくぱく)」

「おいぃぃぃ!!!」

「あんたのせいで私達のアップルパイがもう半分しか無いんですけど!」

「そうっすか、じゃあ新しいの持ってこさせますね(ひょい がつがつ)」

「あんたのせいで全部無くなったよ!」

「もういいわ!」

帰っていく女子高生

・・・一体何が悪かったのか


「で?てめぇは客の料理を全部平らげたと?」

「・・・昔っから料理を残さず食べろと言われてまして」

「てめぇに作った訳じゃねぇんだよ!」

「偉い人はこう言った、目の前の料理を残さず食べろ、と」

「店長!こいつやめさせてぇ!」

仕事場に戻ると、調理担当のさっきのアンちゃんに怒られた

「まあまあ落ち着けって、そこのドリンクバーで何か適当に持ってきてやるから」

「お前店の商品何だと思ってんの!?」

「取り合えずアレだろ、カルピスピーチとジンジャーエールと烏龍茶混ぜた奴持って来るわ」

「嫌がらせ!?何その組み合わせ、子供のアドベンチャー心でもそこまで深く突っ込めねぇよ!?」

「あん、俺の好物なんだけど」

「お前の味覚イカれてんだろ!」

「うっせぇな、ポタージュにそれぶち込んで飲ませるぞ!」

「食い物粗末にすんじゃねぇ!」


「おう翔、この俺が来てやったぜ」

「お客様、出口は180度回転して進んだ場所に御座います」

「それ遠回しに帰れって言ってるよね?」

「遠回しでは無い方がお好みでしたか?」

「うん、そういう事を言ってる訳じゃねぇんだわ」

こいつも暇だな、と

ドアの目の前で突っ立ってる駿(できそこない)を一瞥してそう思った

「まあ俺お客様だから、テーブルまで案内してくれよ」

「オーケー、ミッションを開始する(ぎゅー)」

「おい、客の足を踏みつけてんじゃねぇよ」

「すいません、手元が狂いました」

「足だよね?どう見たって足元が狂ってるよね!?」

「では席までご案内します(グリグリ)」

(かかと)で押しつけんじゃねぇ!」


「お客様、当店のお勧めメニューはアルプスの雪解けかもしれない水に御座います」

「かもって、なんだよかもって!ファミレス来て水飲んで帰る奴が居るか!」

「(チッ)・・・ご注文は?(ペッ)」

「店長!この店員、舌打ちの後に客のテーブルに(つば)飛ばして来たんですけどぉ!?」

「ご注文が決まったら『おいらマッスル武田っす、趣味は盗撮と野外プレイっす』と叫んだ後に傍に置いてあるボタンを押してください」

「痛々しいわ!それを叫ぶ事に何の意味があるんだよ!?」

「いえ、特には」

「ねぇのかよ!?頼むから真面目に仕事しろよ!」

「いや、駿(チンカス)にそう言われましても」

「お前後で必ずボコるからなコラァ」

「やれるもんならやってみろ顔面男性器ゴルァ」


「お待たせ致しました、ご注文のクリームパスタ(タバスコ入り)で御座います」

「真っ赤なんだけどぉ!クリームの白さが一切見受けられないんですけどぉ!」

「お好みでこの激辛タバスコを使用してください」

「もう既に使用してあんだろコレ!」

「因みに、使う場合は一本丸ごと使用してください」

「お前、俺の肛門と味覚に何の恨みがあるってんだ!」

「では、ごゆっくりお楽しみください」

「楽しめねぇよ!食う訳ねぇだろぉが!」

「黙って食えやァ!(べちゃ!)」

「たばすこぉ!」

ぐだぐだ五月蝿い駿(ブタやろう)

俺は、注文したクリームパスタを顔に叩きつける

「ぐおおおお!!!辛い!痛い!臭い!痛い!辛い!痛い!臭い!痛い!」


その後、俺は着替え室で小太りのおっさんに呼び出される

「・・・日下部君」

「ベストを尽くしまs「今日限りでクビね」・・・」

バタン!

裏側のドアから、おっさんは俺を追い出した


「・・・という訳で、従業員よ金を貸してくれ」

「死んでください」

プツッ!

ツーツーツー・・・

「・・・寝るか」








酒っ!飲まずにはいられない!

飲んどる場合かああああああああああ!!!


ごめん、終わるわ



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