淡く白い粉雪のようなNSA砲の二十四話
ちょっとだけよ~ん
3年B組 翔先生!
「は~い、今日は授業前に聞きたいんですけどね」
教壇にて喋りだす眼鏡を掛けた黒髪天パ教師の日下部翔
「先生、HRでジャンブを読まないで下さい」
教師の不祥事にすかさず突っ込むポニーテールの平均女子である藍
「うっせぇぞ従業員、今週のジャンブはToLOVE流が面白いんだから黙ってろ」
「先生!何でちょっと過激なラブコメ漫画を今読んでるんですか」
「面白いからに決まってるだろ!意外と特徴無いから説明文書かないぞ駿」
「ちょっとぉ!それ書かないと俺ただのツッコミ役になっちゃうから!」
「駿はほっといて、今日は咲のスク水が盗まれたようだ」
翔の隣に立つ咲
「犯人がいるなら今すぐ手を挙げろ、咲も今なら九分殺しで勘弁してやるってさ」
「先生、それはもう殆ど死んでます」
藍がツッコむと
次の瞬間、瞬時に立ち上がる男
それは・・・
「おいお前等!先生と向井が困ってるだろうがああああああ!!!」
スク水を着た山田であった
「・・・山田くん♪」
アッーーーーーーーーーーーーー!!!
お・し・ま・い
町内雪合戦・・・
翔達はこの大会に出ていた
「なんせ賞金百万円だからな、ぜって~優勝すんぞ」
手袋をした両手で雪を固め続ける翔
「そうだな、だからこそ最高の作品を創り上げてやろう」
反対側で雪を固める阿奈
場面が少し変わり
駿と藍
二人は翔に頼まれて雪を一輪の手押し車で運んでいた
そして・・・
「おう従業員、芸術の為の力作業、感謝する」
二人が見た物・・・
「翔よ、あとはこの大きめの玉の間に大きい砲台を作るだけだな」
ボカアアアアン
「「小説終わるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」」
「何をするんだお前等、幾ら自分の作品じゃないからって嫉妬なんぞ見苦しいぞ!」
「そうだぞ、分かったぞ、うぬ等にも創りたい作品があったんだな。」
翔と阿奈の言葉に突っ込む藍と駿
「ちげぇよ!お前等の作ってる物の見苦しさに正気を保てなくなってんだよ!」
「っていうかアンタ等!最近そういう下ネタが多いからって調子に乗ってたら作品消されちゃうかもしれませんよ!何を火に油ぶっかけるような事してんですかぁ!」
呆れてるかのように答える翔と阿奈
「何を言ってんだお前等、これはアレだよ、かの有名なNSA砲だよ」
「そうそう、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だよ」
「アームストロング二回言いましたよね!?」
少し時間が経って
あれこれ騒いでる一行の前に現れた否威棲
「あっみなさんお久しぶりです。おっネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないですか完成度たけーなオイ」
「否威棲さんなんでこれ知ってんですか!?」
「そりゃ知ってますよ」
「そうだぞ、これはかつて第二次世界大戦において日本国の最終兵器として造られ、条約によって使われずに終わった悲しき大量殺戮兵器だぞ」
「なんですかその説明!?」
間に入った阿奈の説明に藍は意味が分からなくなっていた
「おっ!お前はこの間の・・・」
「・・・パパ」
「誰がパパだコラ」
現れたのは相談所にて翔に依頼を持ってきたさくらである
「久しぶりパパ」
「だから違うって」
「すいません警察ですか」
「何も知らないくせに携帯で警察を呼ぼうとするな従業員!」
「何してるの・・・ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねぇか完成度たけーなオイ」
「お前も知っていたか」
「何でそんなに常識になってるんですか・・・」
「貧困に困る途上国の荒れた状況を打破したと言われる別名『英雄の砲台』」
「さっきの説明と全然違う!」
「ああ翔さん、遅れました」
「おお昇、遅かったな」
「今日は仕事も早く上がれたんですよ・・・おっネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないですか完成度高いなオイ」
「昇さん・・・」
「かつてはコレを見た者は子宝に恵まれるとか長寿になると言われた伝説の大砲だ」
「どんだけ説があるんですか!」
そして・・・
結局これで参加した翔達は
『がんばったで賞』と
大量のポケットティッシュを貰った
「・・・やはり砲台はもっと太くないと駄目だったのか」
「もうその話はやめましょうよ」
てめぇらあああああああ
終わっちゃうぞこの野郎おおおおおおおお!!!




