表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

頼庵のエッセイ集

文法って気にしたことある?

作者: 藤谷 K介(武 頼庵)


 本日もお立ち寄り頂きありがとうございます!!


 日常で何気なく使用している言語の『日本語』ですけど、皆さんは気にしたことありますか?

 まぁ実際に気にしながらお話をしているって方は少ないと思います。そんな日本語ですけど、文章にする事って意外と難しいんですよね。


 普段使っている日本語の会話や、身近な人達とする会話など、小説化するにあたって文章に直した時、実は『文法的には間違っている』って事が割とあるんですよ。


 今回のお話は、その日本語にまつわるちょっと面白いと感じたお話と、作中で使用する日本語の文法についてとなります。


 お時間が有る方、ご興味ある方御付き合い頂けると嬉しいです。



 まず大前提としてですが、私自身は文章にする時に『文法』を考えて執筆してません(笑)

 いや、本当はまずいんでしょうけどね。文章書きならば『文法は守るもの』が当たり前なのかもしれません。


 けど……。


 そもそもですね、日常会話の中で皆さん文法って守ってます? いや意識したことありますかね?


 外国語などを学ばれている方ならば、文法って気になっちゃうと思うんですけど、それ以外に普通に生活しているだけならば気にならないんじゃないかな? なんて思ってます。


 というのもですね、文法を守って話すって意外と難しいですし、意外と『堅い』と感じてしまうと思うんですよ。


 想像してみてください。

 近しい方(友達や家族・恋人とか)とお話をする時に、ずっと文法の通りに話すときの事を……。

 

 どうでしょうか?

 え? そもそも日本語的な文法が分からないって?

 そういう時はぐーぐる先生に聞いてください(笑)


 調べた方もそうでない方も、想像はできましたか?

 意外と日常会話で使用している『日本語』と違わないですかね?


 とまぁ、意外とですね分からない方もいらっしゃるんじゃないかなと思いますし、日本語の文法なんて考えながら話をしたり考え事したりしないですよね。


 というわけで、私が執筆している作品はほとんどのもので、日本語の文法は考えずに文章にしています。

 普段使用している日本語なので、割とスッと頭に入ってくると思います。


 

 ん~そう言われても良く分からないという方にちょっとした例を出しますか。

 これから例に出すのは文法とはちょっと違うんですけど、身近で日常的に使っている日本語の特徴の一つですかね。私も作品の中ではよく使用しています。


 それが『短絡化』『簡素化』ですね。(言葉が合っているかは分かりませんけど)


 普段皆さんが会話をする時って実はこれを自然にしてるんですよ。

 例えばですけど、「〇〇取ってくれない?」とか「今からやるからいいよ!!」とか。

 上記の言葉で何が簡略化されているかわかりますか? 文系の方ならすぐにわかるかな?


 そうですね、上記は『誰が』という言葉が入ってません。


 はじめの言葉に関しては本来だと、「〇〇さん(くん)私に(誰に)〇〇取ってくれない?」と言ったりしますし、後述の言葉なら「私が(誰が)今から〇〇するからいいよ」となるのが本来の日本語だと思うんですよ。


 でもしませんよね?

 身近な人とか、2~3人で話をする時とかします?


 そうこれって実は先方が分かっている前提で話をしてるからなんですよね。

 日本語の特徴というか、それでも通じてしまうんですよ。


 外国語だとどうでしょう? まずそれはできないと思いますね。何しろ英語とかだと必ず『誰』がするかを表現しないと通じないからです。英語だと『アイ』『ユー』など文章の最初につけますよね。


 こんな感じで日本人って実は簡略化しながら日本語を話す人種なんですよ。世界的にも珍しいみたいです。



 そこで話は戻りますけど、皆さんが執筆している文章ってちゃんと日本語を書いてます? 書いて無かったとしてもしっかりと読めてしまえてますよね?


 これも一概には言えないんですけどね。その……わざとそういう風に執筆してフラグ的にする場合もあるので。


 とはいえ、そういう場合でなくても割と読めてしまうんですよ。


 ここで私が言いたいのがですね、読みやすい文章って何もしっかりした文法の日本語だけじゃないんだよって事ですね。


 あ、でもないがしろにしろって事じゃないですよ!? 文法はわかっているにこしたことはありません。そうじゃないと間違っている文章も分からないままになっちゃいますしね。


 

 そして困るのが……執筆している方なら多少の経験された方もいらっしゃると思いますけど、()()を指摘された場合ですね。


 自分で気が付かずにその文章にしているのでしたら、指摘通りに直す事もあるでしょうけど、実はわざとそう書いて表現している場合は困っちゃいますよね。


 私はもしも指摘された場合、『その表現がわざと』であるならば、指摘されても直さない事が有ります。その場合には前書き又は後書きに注釈としてその事を明記します。自分自身でも気が付かずにそう表現していた時は、迷わず直しちゃいますね(笑)



 と、今回のお話は気が付かずに日常で日本語の文法を気にせずに使ってるんだよってお話と、執筆している作品でそういう表現もしてるよってお話でした。


 今回はここまでです。



 

 


 

お読み頂いた皆様に感謝を!!


 気が付いてましたか? あまり考えてお話をしないですよね。(^▽^;)

 日本語って簡略化出来るんですけど、それが日本語の『進化』なのか『退化』なのか良く分からないですよね(;^ω^)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 文法とは正誤を云々するためにあるわけではなく「意図を正しく伝える」ためのものです。 伝わらなかったり違和感があったりする表現は、ダメじゃないけど効率的ではありません。 文法を正しく使える作者…
[一言] よく意味が分からないが、最低限の日本語力のない方が初めて文章を書く時にはおおめに見ろという話なのかな?それともそのような人間を批判して日本語は変化する文語なんだから大目に見ろという話?
[良い点] わかります~(*´艸`*) 私は文法よりも伝わりやすいか、読みにくくないかを気にします。 あとはわりとフリーダムですね(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ