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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ここにはいたいだけいていいのよ。(200文字小説)

作者: 高千穂 絵麻

ホラーが苦手な方はブラウザバック推奨です。

 ふとしたきっかけで命を狙われた俺は、顔馴染みの女の部屋へ転がり込んだ。


「悪いな、お前まで巻き込んじまって」

「いいのよ、ここにはいたいだけいて。安全だから」


 俺が安堵した途端、背中に鋭い痛みが走る。

 女の持っていた包丁が俺の背中に突き刺さっていた。

 溢れ出る血と共に言葉が漏れる。


「な、なんでだよ……」


 痛みが薄くなっていき、意識が遠のく俺の耳に入ってきた女の声。


「だから言ったじゃない。遺体だけいていいって」

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― 新着の感想 ―
[一言] こちらも(先に「はははつよし」を読ませていただいたので)タイトルがすべてひらがなだったので、本編を読む前に考えちゃいましたよ。 出だしの「命を狙われて… 」でピンときました!
[良い点] スパッと鮮やかに決まって、読後にニヤリとさせられてしまいました! 刃物のスパッとは嫌ですがw
[一言] いたいだけ居て良い…… 彼女の部屋に冷蔵庫がたくさんあったらイヤですね 「また、冷蔵庫買わなくちゃ」
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