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黎明開きしウィッチクラフト  作者: ラキューム
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聖都ルイバル3

「いや、あのね。土産買ってきてくれるのは嬉しいのよ?でもね、いくらなんでも加減はあるでしょ加減は・・・」

 少し寄り道した後に帰宅した二人はリリスに説教されていた。机の上に重なる茶菓子の山を見た彼女は、ああこの二人全然世間の事わかってないわと思うのと同時に、金遣いの荒さを垣間見たため、この先の事を考えて事前に手を打っておくことにしたのだ。

「馬鹿でしょあなた達・・・。いや、世間知らずなのはしょうがないって認めるけど、流石にそれはアウトよ・・・。はぁ、今度からは私が金は管理するから必要なら私に言うこと。」

 

「うむ。儂等に至らぬ点があるようじゃし、それでよいぞ」


「そうだね。申し訳ないけどお願いするよ」

 私は母親か・・・。とあきれ果てるリリスだったが、言ってることは完全に母親のそれだったのでその通りかもしれない。グレースとルナはまだ完全に理解できてはいない様だが、リリスのいう事には大人しく従うようだ。いよいよもって幼子二人と母親のような構図である。

「まあいいわ。とりあえず夕飯にしましょ。皿とかは並べてちょうだいね」

 今後の方針は兎も角、いかんせん腹が減った。それにせっかく作った料理が冷めてしまう。買い過ぎた茶菓子は一旦グレースの開けた空間の狭間に放り込み、机を綺麗にしてから皿を並べる。亜空間の中は時間の流れが存在せず、年中涼しく快適な場所となっているのだ。ただし、グレース以外が空間に手を入れれば最悪の場合、手は確かに繋がってこそいるが別の場所に出現しているなどと言った事態になるため、手首を入り落としても再生することなどが最低条件だったりするのだ。

「ねえリリス、この料理は一体何なんだい?」


「何ってシチューだけど。知らないのグレース?」

 リリスが作っていたのはシチューだった。ルナは美味しそうに頬張っているが、グレースは手を付けていないどころか、どのような料理かすら知らない様だ。なるほど、確かに知らなければ野菜と肉を得体の知れない白いスープで煮込んだものとしか映らないのかもしれない。

「神域での食事は焼いて肉を食らって酒を飲むくらいしかしてなかったし、こんな感じの料理は見た事なかったんだ。ルナは結構な速さで食べてるけど、美味しいの?」


「少なくとも儂が今まで食うてきた料理の中ではずば抜けて美味い。というか神域の料理より美味いのじゃが、どうなっておるのか見当もつかんぞ」

 素材としては間違いなく普通の物であるにも関わらず、その味はかなり一流の物を食べてきたルナでも相当高評価するレベルに達しているようだ。それを聞いたグレースは恐る恐ると言った様子でスプーンに掬って自分の口に運んだ。

「どう? 美味しいでしょ」

 リリスは自信ありげにグレースに聞いたが、彼女は硬直していた。あれ・・・、やっぱりまずかったのかしら?と若干リリスが思ったのも束の間、バクバクッ!と物凄い速さで皿の中身を口にかき込み始めた。

「おうおう。余程気に入ったようじゃのう」


「そこまで美味しそうに食べてもらえると作り手冥利につきるわ。まあ、そんなに急がなくてもいいのだけれど」


「おかわり!」

 はいはいと、お代わりを所望したグレースの皿に再びシチューをよそった。そんなグレースを見ているリリスの目線は完全に子を見る母親のようなものだったが、ルナは深く突っ込まないことにした。そもそも、料理をしている時のリリスの恰好が完全に主婦のそれだった。

「のうのう、お主は一体何処でこの料理の腕を得たのじゃ?」

 だが、この料理スキルは一体どこ由来であるのかは気になるようだ。ルナがいた神域・・・まあ、便宜上冥界と呼ぶことにするが、そこにいたどんな高級な料理人が仕上げた料理より遥かな高みにあるスキル。当然気になら無いはずもない。

「サキュバスたるもの、身体だけで落とすなんてのは二流。真のサキュバスはあらゆるスキルを極めてこそ! なーんて言ってみたけど単に趣味ね。何事も長くやってればある程度は上達するわよ」

 少しかっこつけようとしたリリスから出された意見は、結局は経験と練習が大事という至極当たり前かつ、まっとうなご意見だった。まあ、それでも元から相当な料理の才は持っていたようだがそれを長年磨くとある程度の域には到達するのだろう。

「いや、そんなにつまらなそうな顔されても困るわ。普通のこと言っただけじゃないの」


「いや、理屈はわかるのじゃがロマンがもうちぃとあっても良かったとおもうのじゃ」


「料理にロマンもへったくれもないわよ。まあ、一瞬で具材を切り分けたりするような人はいたけど私にはアレは無理ね」

 刃を振るのがあまりにも速くて全然見えなかったらしいが、その話を聞けたルナは少し満足した。その間もグレースは一心不乱に飯を食べていた。もとから彼女は中々の健啖家なのだが、いつもの倍程度は軽く平らげて・・・。

「ちょっと待ちなさいグレース。鍋の中は空なのに何でそんなに食べれてるのよ」


「皿の時間を巻き戻せばいくらでも食べれるって気づいたんだ」

 リリスはこんなことに権能を気軽に使うなとか、太るぞとか言いたいことはいくらでもあったが、彼女が幸せそうに食べているから別にいいかと思う事にした。

「ご馳走様! 美味しかったよリリス!」


「お粗末様。満足してくれて良かったわ」

 美食家のような洒落のきいた感想ではなかったが、どんなに長く美味しさを説明されるよりも、ただ一言美味しかったと言われるだけで満足できることだってあるようだ。デミゴッドならばそれなりに美食になれているとは思っていたが、戦いに明け暮れていた彼女は別にそのような事は無かったようだ。まあ、それなりに良い物を食べていたとしても覚えていないかもねと、グレースはその後に付け加えていた。それより今食べた料理の方がよほど印象に残ったとも。

「えへへ・・・。ふふふふふ・・・」

 皿を洗っているリリスは嬉しそうに笑いながら作業をしていた。表情を何度キリッと取り繕おうとしてもすぐに頬が緩んでにやけてしまう。褒められ慣れていないのもあるが、単純に嬉しさが勝っているのだろう。

「時にグレース。帰り際に武器屋の方をちらほら見ておったが何か見つけたのか?」

 そんなリリスを尻目にルナはグレースに話しかけていた。グレースはソファーに腰かけて紅茶を飲んでいた。

「ああ、私達って教皇様の護衛とかやる事になるだろう? だからそれなりの武器の一つくらい買っておいた方が良いかなって思ってさ」

 と、グレースはまったりした様子で答えた。彼女にしては割とまともな返答だったが、本音ではないようだ。

「などと言いつつ、単に面白そうじゃからじゃろ? そも、お主は魔術主体じゃろう」


「いや、そうだけどさ。剣とかも人並み以上には使えるからいいかなって。・・・まあ、多分その辺に売ってある武器って私が振ればすぐに溶解しそうだけど」


「確かにそれもそうじゃが、工夫の使用はいくらでも・・・」

  例えば魔力で刀身を覆うなどといった方法があるじゃろうとルナは言おうとしたが、

「・・・いや、すまぬグレース。ただの鉄ごときを魔力で覆ったとして、儂等から放出される魔力に耐えれるはず無いのじゃったな」

 と苦笑いで返した。神域で己らが使っていた武器は神鉄で作られた文字通り神話の一品。彼女達デミゴッドの力に耐え、さらには一種の増幅装置としても機能する優れもの。彼女たちのような一品物のデミゴッドではない雑兵のデミゴッドが所持するような武器でも上述の機能は標準搭載されており、グレース達には彼女達専用にチューンナップされたものが存在している。ルナは普通に常用していたが、グレースはあまり使っていなかったようだが。

「私用のもあるにはあったけど、実は量産品の方が使いやすくて火力も出るんだよね」

 とは本人の談。何でもグレース達などに用意されている専用の武装は彼女達の魔力を動力にして稼働する上、セーフティーロックがかけられているが、量産品は独自の動力炉が備え付けられている上にセーフティーロックが存在しない。つまりどういうことかと言うと、

「例えば、動力炉に私の魔力を強制的に流し込んで過剰負荷で炉心融解させて爆発寸前の状態にしたものをぶん投げたほうがいい感じの爆弾にもなるし、普通に暴走状態で斬りかかってもいいしで便利なんだ」

 目を輝かせながら用法に無い使い方を説明しているグレース。ルナは若干引いていたが、それでもお構いなしにグレースは続けた。

「お、おう。そうか」


「それなのにコストは凄く低いし雑兵が使うより大火力を瞬時に出せる。私用の武器を起動するよりも魔力も食わない! それに何より気持ちいい!」


「じゃが、過剰火力過ぎてものう・・・。まあよい、後で武具を買うとしてどうするつもりなのじゃ? 儂は正直必要無いと思うのじゃが・・・」

 ルナは変わらず引いていたが、今ここで武器を買う必要があるとは思っていない様だ。実際彼女たちは武器等無くても徒手空拳と魔術でも十分やっていけるので、わざわざこちらの武器を買う必要は無いのだ。

「だーめ。そんなに必要とされなくても最低限身なりを整えておくのは大事よ。儀礼用のヤツと実戦用のヤツ一本ずつとかでいいんじゃないの?」

 しかし、それをリリスが静止した。彼女曰く、職業柄一応身なりとして持っておいた方が良いとのことだ。これに関してはリリスは間違った事は一切言っていない。

「実戦用の奴と言っても使えるかは分からないけど・・・。了解、そうするよ」


 そして翌日。グレースとルナは目的を果たすために武具店を回っていた。店を物色し、街を練り歩く彼女達を見てその美しさに目を奪われる人々もいたがそんな事はお構いなしに彼女たちは用事を淡々と済ませていた。

「さて、儀礼用の武具は買ったぞ。・・・むぅ、屋敷よりも高いとは思わなんだが」


「いやぁ、本当にね・・・。流石にボられたかなと疑ってるところだよ」 

 そして、買った儀式剣が思ったより高額だったことに慄いてもいた。いくら装飾が華美に施された豪奢な剣だとは言え流石に屋敷より高い値段だとは想像もつかなかったようだ。一応この件に関しては屋敷の方が圧倒的に安かったとも言えるのだが、それにしても手痛い出費である。そして、財布の中身を確認しつつ、そろそろ周囲からの視線が鬱陶しくなった二人は人気の少ない道を奥に進み、なんとなく、路地の奥にポツンとあった寂れた鍛冶屋を見つけた。

「こんなところに鍛冶屋・・・? 競争に置いてかれて追いやられたのかな?」

 それを見たグレースは初見からいきなり失礼な感想を言っていたが、それに関してはルナも概ね同意見である。

「そのように見えるが・・・。開いておるのであれば少し邪魔して見るとするか」

 ルナはそう言うと、鉄で作られ、簡素な彫刻が施された扉を開き、店内に入った。続けて入ったグレースが中を一望すると奥の方に大柄の男性が一人。彼は椅子に腰掛けていたので、ひとまず彼の方に向かう事にした。時間は昼間で営業中なのに店内の気配は彼一人分しか無いという事は恐らく彼が主人なのだろう。

「すまぬ、少しいいか?」

 

「なんだぁ? 人が気持ちよく昼寝してたって時に・・・。ってもしかして客か?」

 ルナが声をかけると男はのっそりと椅子から持たれていた背を浮かせた。いびきこそ聞こえなかったが彼は寝ていたらしく、声もまだ眠そうだ。だが、そんな事は知ったことではないとグレースは早々に話を進めることにした。

「ああ、ちょっと人目から逃げて来たんだ。ただで留まらせてくれとは言わないから少しここにいてもいいかい?」


「そうかい、じゃあ俺に仕事くれるって事か? まあ、嬢ちゃん達が下げてるもん見れば何作ればいいかは大体わかるから、そこは楽でいいな。大方武器を作ればいい感じなんだろう?」

 そのあと彼は、そのセリフの後に俺ができる仕事はそれだけだからなと付け加えた。実際に周りに積み重なっていたのは剣に槍にハンマーと大量の武器の山。そして、そのどれもが一級品である。

「うむ、一つ注文をするならば、儂らの力に十分に耐えうるブツが見つからなくてのう。どうせなら儂らの力に耐えうる物が一振り欲しいのう」

 

「随分ババ臭い喋り方をする嬢ちゃんだな。まあ、依頼は受けても良いがその力量ってのを見せて貰えねぇとどうにもならねえ。とりあえず、参考に数本持ってくるから振って見ちゃくれねぇか? 外に試し切り用のスペースはあるからよ」

 そういう訳でまずはどの程度の素材ならば耐えれるかをテストしてみることにした。まずは鉄のロングソード。

「まずは私から。せいっ!」

 たやすく音の壁をぶち破ったのはいいが、柄は彼女の握力で歪み刀身は溶け落ちていた。

「まあ、これくらいは想定内ってやつだ。さあ、次だ次」

 店主はそう言ってミスリル製の刀を持ってきた。ミスリルは鉄とアダマンタイトの中間程の硬度の鉱石。主にエルフが扱うが、店主は問題なくエルフの鍛冶技術も習得しているようだ。

「刀を振るのもしばらくぶりじゃの。さあて・・・。ふっ!」


「ミスリルまで溶けて消えるか・・・。だが、柄の方は今回は無事のようだな。次いこうか」

 これまた空気を切り裂き、ミスリルでさえも熔解するレベルの摩擦だったようだ。魔術を使えば真空を纏わせることで空気摩擦を0にできるのだが、それでは意味が無いため今回は純粋な腕力と技量だけだ。ただし、全力を出すのは控えることにはしている。彼女たちの本気はもはや災害と変わらないので下界ではやすやすと本気は出せない。出せても半分くらいである。

「一つ気になったんだけど、なんでこれだけ派手にぶん回してるのにこの場所は傷一つついていないんだい? 普通なら地面抉れたりしてるはずなんだけど」

 しかし、その暴威の半分をもってしてもこの場所には何の影響も及ぼしてはいなかった。当然疑問に思ったグレースは店主に理由を尋ねることにした。

「まぁ、ここには種族問わず色々なヤツが来るからな。当然膂力も何もかも違うだろ? そして、そいつらのための試し切りスペースを作るのならば、最低でも壊れないってのは必要だ。まあ、当然不懐の土地なんて作れないから発想を変えたんだ」


「ほうほう、それでどうしたのじゃ?」


「それなら、土地を壊さない様に結界を敷いてやればいいって思ってな。そこで開発したのが、ここで放出された運動エネルギーを吸収して魔力に変換し、工房の炉のエネルギーに転用できるアーティファクト。それを数機地盤に埋め込んであるからな。色々勉強して頑張って開発したんだぜ?」

 アーティファクトを開発するという事はとてつもない偉業なのだが、そのことをおくびにも出さない男の様子に驚き、今更ながらルナは彼について聞くことにした。

 

「なあ、そういえば先程から気になっておったのじゃがおぬし何者じゃ?」

 

「俺か? 名前はロック。色々研究してるうちに寿命がよくわからんことになったただの人間だよ」

 次の武器を用意している最中にロックが語ったことを纏めると、少なくともクリスタよりは長く生きているらしいが、本当に研究していたらいつの間にかという感じらしく何もわからないようだ。だが、それはそれでラッキーだと思った彼は世界各地を回って各種族の鍛冶技術を学んだそうだ。その結果、ヒトじゃ基本は扱わないはずのミスリルや竜骨を加工できる希少な人間になったらしい。

「そうなんだ。でも、いくら運動エネルギーを魔力に変換できても普通の人間じゃ大して意味ないんじゃないかい?」


「いや、別に火を熾したりするくらいだし、時々一年とか五年分のエネルギーを貯蔵してくれるやつもいるから、別に問題はねぇんだ。ほら、話はこの辺にして次行こうぜ」


「それもそうじゃの。おお、そういえばお主は儂らの事を詮索せぬが、そういうスタンスなのかの? ほれ、種族とか気になったりせぬか?」


「種族なんてのは見たら大体わかる。そんで、明らかに人と同じ見た目なのにその力や魔力。実際にあったのは嬢ちゃんたちが初めてだけどな。ほれ」


「なるほどのう。さて、この槍は確か下界で二番目に硬い鉱物であったな。どれ、いってみるとするかのう。槍ならば大得意じゃし、完璧な結果を見せてくれよう」

 手渡されたのはアダマンタイトで作られた一本の長槍。柄は祝福が施されたトネリコの木で作られている一目で業物とわかる代物だ。その柄の中ほどを右片手で握り、上半身を捩じる。足腰は木の根のように大地に立っており、並の振動では微動だにしないだろう。そうしてグググと後ろまで引き絞り・・・。

「破ッ!」

 一気に突きとして解き放った。気迫と共に放たれた突きは一条の光となって空間を射抜いた。一瞬無風状態だったが、すぐさま突風が吹き荒れた。ルナが立っている地面は一部がガラス化しており、凄まじい熱量が放たれた事を物語っている。

「ふむ、全力で撃っても二撃は放てそうじゃの。軽く使うにはこれくらいがちょうどって感じじゃな」


「アダマンタイトでも限界が速いな・・・。オリハルコンならって期待は一旦捨てて別の路線で行くしか無いか」

 他にもドラゴン素材の武器を試そうという話もしたが結局時間の無駄だという結論になり、一旦休憩することにした。

「どの素材でも駄目みたいだね。柄は兎も角、それ以外が持たないみたいだ」


「そうか・・・。いや待てよ? 逆に柄さえ無事なら、それ以外は別に金属である必要性なんざ無いって武器を作れれば万事解決じゃねぇか・・・? いや、こうなりゃ柄もいらねぇな」


「なにやら突拍子も無い事を言い出しおったのう」


「まあ、あんなアーティファクト作れるくらいなんだし意外と何とかなるんじゃない?」

 何かを考え付いたのか、ぶつぶつとつぶやきながら図面を広げて勢いよく設計案を書き始めたロックを尻目にのんびりと話している二人だった。

「そうそう、代金は金貨六枚だ。そこに置いて今日はもう帰りな。速けりゃ三日後、遅くても一週間後には仕上げて見せるからよ」

 どうやら代金は先払いらしく、言われた通りに机の上に金貨をおいて二人は鍛冶屋を後にした。仕事とやらが何時から始まるのかなど一切分からないが、頼んだ武器が届くまではきっと大丈夫だろうという事にし、二人は帰路につくことにした。

 

 

 


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