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人物・用語紹介

物語の進行に合わせ、更新していきます。

――――――――――人物事典――――――――――


アッシュ

本編主人公。


シルヴィア・レベックス・アヴァロン

ジルヴェリア国に存在する九大貴族の最高位、序列第一位アヴァロン家の次期当主にして、国内最高峰の精霊使い。


シルフィー

アッシュと同じくカプリコルで住み込みで働く空色の少女。精霊祭編にて、シンにかどわかされたことで巨人に取り込まれ、基点として消費されてしまう。

最後にはアッシュを助けるために己が記憶と力を全て捧げ、消滅した。一度は死したものの、本来の時間流から切り離された場所での出来事で会ったこと、戦いの場が特殊な場所である霊穴であったこと、更には契約を交わした精霊であるアステリオスが王に近い最上位の存在であったことが全て重なり、彼の膨大な精霊力の全てを消費することで、蘇生した。

ただ唯一、ある少年に関する記憶を失くしたままで。


アリアーデ・フレデリカ

城下地区にある喫茶店カプリコルの店長にして責任者。容姿端麗の美女で、ジルヴェリアの華という通り名がある(本人は知らない)。傍若無人な性格で、常日頃からアッシュを巻き込んで色々な面倒ごとを起こす。しかし路頭に迷っていたアッシュに手を差し伸べ住む所を提供するなど、心優しい人物。


エリザベス・ロウ・ヴェドヴィア

カプリコルを訪れた軍服の女性。金髪碧眼とアリアーデにも匹敵する美顔の持ち主。理想的なお姉さん。その正体は九大貴族第三位ヴェドヴィア家の現当主。

氷属性の精霊術行使に関して、右に出るものはいないと称されるほどの腕前。


ザザ・ノースランド

精霊騎士団第三部隊を束ねる副隊長。一等騎士の称号を持つ。『雷鳴姫』。

騎士でありながら武具の一切を使用せず、己の体を駆使して戦う徒手格闘の達人。

拳の一打一打が鋼鉄すら歪めるほどの威力を持ち、雷属性の精霊力を帯びることで速度と反射能力を上げたうえで放たれる拳はあらゆるものを打ち砕く。


シユン

精霊騎士団第三部隊所属の騎士。数少ない騎士の最高位、一等騎士の位を授かる有望な少年。


ルルベル・ヴィ・アヴァロン

精霊騎士団第一部隊長、『軍神』。一等騎士のひとり。

『巨人』顕現の際、巨体を拘束し、その間に無数の末端個体たちを屠る作戦や、『四象封印』等の禁術を用いるように仕向けた。

王都内の全てを、障害物の類を全て無視して見通すことが出来る『天龍眼ウラヌス』と呼ばれる力を持つ。


シン

アッシュと剣を交えた黒の旅団のひとり。双剣型の精霊器、名前付きである『黄玉剣』を得物とする。特異属性は雷属性。禿頭が特徴的な男。正真正銘の戦闘狂。


ペネム

黒の旅団のひとり。仮面を身に着けた謎の男性。詳細不明。


――――――――――用語事典――――――――――


精霊境界アスモヴィア

『精霊王』と呼ばれる存在達によって創造されたと伝わる世界。

世界中に満ちる精霊力と呼ばれる力によって栄え、四つに分類される種族たちが住まう世界。

五大国をはじめ、大小様々な国家が林立し、単一の種族のみが集まる国から、他種族が共存する地域まで、様々な場所が点在している。


五大国

アッシュたちが住まう『ジルヴェリア王国』を含めた、巨大な国土と国力を持つ国々の総称。


ジルヴェリア王国

アッシュたちが暮らす国であり、五大国のひとつ。

世界最強の精霊使いの一人と目される『炎の覇王』が治める国家。

九大貴族と呼ばれる強大な力を持った貴族が政を取り仕切っている。


九大貴族

世界において点在する大貴族の総称。アヴァロン家を筆頭にしている。第一から第九まで存在する序列に関しては、上下関係というわけではなく、国家に対してどれだけの利益を齎しているのかによって決まる。

ただし第一位から第四位に関しては、ジルヴェリア王国建国に立ち会った『四元の英雄』と呼ばれる者の子孫であり、別格扱いされている。

聖隷学院と呼ばれる教育機関が存在する。


精霊騎士団

ジルヴェリア王国における治安維持組織の頂点。第一から第五までの部隊が存在し、それぞれの部隊に役割が与えられている。一人一人が卓越した武術と精霊力への親和性を持ち、在籍する騎士の多くが精霊と契約を交わす人外魔鏡。


精霊力

世界中に満ちるエネルギー。地脈や龍脈レイラインとも呼ばれる。全ての奇蹟の源。

全ての万物の源とも呼ばれる力であり、精霊術に収まらず、人の開発した道具は全てこれら精霊力を取り込むことで使用出来る。精霊力なくして人は生活できないとまで言われている。


精霊

世界に存在する不可思議な力を持つエネルギーである精霊力そのものがある志向性を受けたことで結晶化した存在。古の時代より人と手を取りあい、時に争い、繁栄と衰退を繰り広げてきた。世界より産み落とされた自然の落とし子。普段は人の近くできない位相のズレた“幻想世界”と呼ばれる場所に存在している。波長の在った人間がその場に居合わせた時、具現化する。

基本的には決まった形を持たず、弱いものは光の球として認識される。

この世界に生まれ落ちてから経過した年数が多い精霊は自我や知恵を得る。それこそ古の時代より生き続ける精霊に関しては地形を変えてしまうほどの力を持ち、人を超える知能を獲得するに至った者もいる。

自然界に存在する精霊は周囲の想念、思念に影響を受けて姿を変える。逆に言えば何にも成り得る存在で、特に人と契約を交わした精霊の姿は契約者たる人間の想念を影響を直接受けるため、契約者の人間が思い描く精霊としての姿に縛られることもある。

『逸話級』『伝説級』『古代級』『神話級』という四つの区分がある。


反転精霊

精霊が負の感情の想念に囚われて変質してしまった黒き精霊。通常の精霊とは異なり凄まじいほどの悪意と悲哀に満ちている。人の悪感情によって反転することも稀にあるが、一個人の感情によって変質することはほとんどない。負の感情が入り混じる紛争地帯などにおいて産み落とされることが多く、反転精霊が顕現した場合は周囲の地形を丸ごと消し飛ばすほど暴れまわり、甚大な被害を齎す。そのため、反転精霊が何らかの原因で発生した場合は、軍が動いて対処するのが決まり。

滅多なことでは生まれない存在だが、黒の旅団が操る反転精霊は―――――――――――。


精霊使い

精霊と契約し、彼らの力を借り受けることが出来る者たち。純粋に精霊力の塊である精霊に命令を下せる存在であり、誰もが強大な力を誇る。

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