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公爵家の長男坊は皆から愛されている。  作者: 雪将
第三章 それぞれの冒険 転生親子とライド
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75 ガブガブ

 現在、お家(オルタイシの一軒家)に帰る道のりをのんびり、母さんと歩いている。

 その間も腕に抱いたグレートウルフの子供事シルコが腕から逃れようと腕をガブガブ噛み、爪を立てて胸を引っかくがホールドを外さない俺。身体強化しているから痛くない。

 ちなみにシルコ、メスだった。

 帰ったらとりあえず風呂に入れるのだ。

 母曰く「今のペースで行くと今日の夕方には都市に着く」らしいので観光気分で歩いている。

「こんちわー」

 道行く人に声を掛けていると、後ろから、「こんにちわ」と声を掛けられた。

 後ろを振り向くと母さんがよく薬草を買うところの行商屋さんが馬に荷車を引かせて居たのだ。

 俺は礼儀として「こんちわ」と返し、母は「あら、グレイさん。お久しぶりですね」と猫を被った笑顔で話していると何かのけっててくれることになったらしい。

 腕の中のシルコは一切の容赦なく暴れてガブガブ噛み付いてくるが身体強化中の俺には可愛い甘噛みにしか感じない。

 荷車の後ろに揺られていると体が幼児の体に引っ張られているのもあってうとうと眠くなってくる。

 とりあえず、隣にいた母さんにコテリと寄りかかると母さんは俺を見て、微笑みシルコを抱っこしてくれて肩を抱いてくる。

 スーッと力が抜けて母さんによりかかり眠りについた。


 次に起きたのはギャンギャン吠えるシルコの鳴き声に目が覚めた。

 上空をギャォォォォォォォ!! と叫び声を上げ飛来する5匹のワイバーンがいた。

 まずなぜこんなところにワイバーンが? なんて考えない。本来ワイバーンは山の中腹くらいにいるのが普通だが、今は考えられない。眠い。

 母がいなくてシルコが近くの木と首が縄で縛られて吠えているだけ、でも俺は寝起きで寝たりなくてイライラしてて、

「うるせんだよぉぉぉぉ!!!」

 強大な魔力を全力でぶっ放し、空飛んでいるワイバーンやそのほかにいると思われたワイバーンに強力ファイヤーボール追跡ミサイル式をぶっ放し、次々に被弾さして落ちていくる。

 中途半端に生きているワイバーンにウインドークローを叩き込んで三枚に降ろし、近くに敵対モンスター(魔物)がいないことがわかった俺はもう泣かなくなったシルコの横に転がりグーグー眠りだした。


 次に起きたときなぜかシルコがおとなしくなって、俺が手を出すと怯えて呻るようになっていた。

 なぜだ? 母に理由を聞くまで解らなかった。

 ちなみに母は俺が寝てから、一時間位したら前方500mにワイバーンに襲われている集団を確認し、商人に理由を説明しここに結界を念のため張り援護にいったらしい。

 その後別のワイバーンが荷車にやってきて、商人のおっちゃんは驚き荷車の下に隠れてしまったとの事、はっと思い出し助けに出ようとしたところ俺が起きて寝起きぶち切れで次々にワイバーンが落ちてきて、最後に生きていた奴を三枚に降ろして上から物音がしなくなったとの事。

 母のほうは唐突の魔力を感じ助けた冒険者に結界を張り3秒後4匹いたワイバーンがどこからともなく来た(リカルド)魔法に炸裂して動かなくなったとの事。

 全部でワイバーンが17匹いたらしい。

 母さんが帰ってくるとシルコがちびっていたらしく、抱っこしてあやすとしおらしくなっており可愛かったわ。って、笑っていました。

 俺得してねぇ。


 そうして、シルコにそっぽを向かれる(怯えられる)1週間を過ごしました。

 俺がんばったよ。俺、毎日ゆっくり近づき、じっとして、警戒心を解き、近づいてきたらジッと身動きしないで好きに匂いを嗅がせて2日ほど、3回目くらいでそーッと動き、口元を片手でなで、耳をモフモフして、ゆっくりもう一つの手を逆ほほに添えてワシワシなでさせてくれたらももう大丈夫だ。

 さて、シルコ枝投げして遊ぶからおいで~ぇ!

 走ってくるうちの可愛い、新しい娘(妹)と遊ぶ。


文章やストーリーの評価良ければ下さい。

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