63 リカルド式ブートキャンプ (大元) 7 騎士
9日目昼、現在魔法を纏わせた剣でリクス・ワイハン・シグナル・アドソンがぼこぼこと魔法を撃ってくるが全部魔法剣で切って相殺し消えていく。
まず最初にリクス、ワイハンが声を揃えて、「「嘘だろ・・・」」唖然とし、アドソンとシグナルは呆れて笑ってた。
「お前らさっきやられたことやり返そうとしすぎ、」
ニヤリと笑い。少しお説教。
「確かに魔法を魔法で相殺が普通の考えでは歩けど、お前ら母さんの講義聞いたんだろ? 魔法攻撃の本質。魔力によって大気の火の因子を取り込むとファイヤーボールに風の因子だとウィンドアローにでも、魔力は因子をひきつけ事象(攻撃魔法としての効果)を起こすだけなら、魔力でひきつける魔力そのものを無効化してやれば全相殺なんて簡単だろ。」
それに、魔法で狙い打ちの時間やされた時の魔力消費を抑えられるだろ(剣に魔力を通しているだけなんだし)。
そう彼らは半日くらい前に俺魔法攻撃あり、こいつら魔法攻撃なしのゲームをしていた。
彼らは苦戦苦戦苦戦の三拍子、しかも魔法攻撃を魔法攻撃でいなすというやり方しかしていないくらいあほ攻撃が多かったし、それでどうしようもなくなったら自らの体を縦に身体強化でいなすと言う愚考を取り、最終的には身体強化でガードしだしたが俺は即効懐に入り強(身体強化)攻撃で全員ぶっ飛ばし、最速で父の身代わり泥人形を接近で粉々にふっとばし『あ~あ、父はこれで死んだな。』気楽に発言する。
彼らは黙ってそれを見続けた。
で、今日である。
俺は魔法攻撃禁止の強化魔法は可、彼らが一方的に魔法攻撃していいというルールでやったら、案の定やられた恨みくらいにしこたま攻撃魔法を打ち込んできた。
だから、8割を魔法強化した木剣で相殺し、残り1割は除け、最後の一割は魔法攻撃もとい防御のエアシールドを張り防御しきった。
「さて、あまり考えずに魔法を打ち込んだみたいだが、魔力はちゃんと残っているかね?」
やさしい笑顔で木剣を肩でトントンしながらたずねる。
アドソン、シグナルは乾いた笑いを浮かべながら手を上げる。それをみたリクス、ワイハンも降参した。
「よろしい」
俺が頷くのを見て攻撃意識を手放した。
でも、「では」と続ける俺に騎士たちは身構える。
「一人三手魔法攻撃を放るから魔法強化剣でそれを相殺もしくは切断してみな。」
「・・・・あのリカルド様、相殺と切断といいましたがどういう意味ですか?」
相殺もしくは切断という言葉にアドソンが気がついた。
「そのままだ、相殺は打ち消し、切断は切る。たぶん見せたほうが早いから一発ずつ打って来い」
アドソンにそれを命じ、撃たせる最初は相殺する。相殺するとファイヤーボールがその場から消失する。これは最初見せたやつだ。では次に、切断である。二発目のファイヤーボールを撃たせた奴を切断する。ファイヤーボールは二つの固まりはリカルドを避けるように二つに割れ後方に着弾し始める魔法現象が起こる。
「相殺は敵の魔力の打ち消し、切断は言葉通り魔力の因子の切断。アドソンいいところに目をつけた。
たぶんそれを聞かなかったら、大変なことになっていたな。相殺するほうが上級者向けだからな。」
「・・・・・まさかとは思うのですが、我々にこれを見せるために訓練の順番を考えられたのですか?」
そう、最初に魔法攻撃をする順番を逆であればアドソンたちは魔法剣の使い方にこう言う使い方があるのかと理解をしただろう。でも、そうしなかった。
呆れてしまったのか顔を抑えながら色々なことに気がついたアドソンは俺を見つめていた。近くに居たシグナルは最初「?」を浮かべ、リクスたちも同様だった。
「おっ、気づいたの。そうだよ。何から何まで教えることが学びではない。気づくことも学びである。
あと、感情を優先させた人間の末路を理解させる為かな」
ニヤリと笑う俺にシグナルは気がつき、少ししてからリクスが、ワイハンは気がつかないからリクスが細かく説明して理解し、「まじかよ~」と引きつった笑みだった。
しかし、アドソンは違った。アドソンは俺の前まで歩いてきて膝をついた。膝を突き、自身の剣の柄を俺に差し出した。
差し出し、祝詞を言葉にする。
「我、アドソン・ド・エスクワイア。今この時この瞬間を持ち、この身この命リカルド様にお預けし、絶対の忠誠を奉げます。」
真っ先に俺は「はっ?」と言う中庭に声が響いていた。




