56 リカルド式ブートキャンプ(大元) 4
面倒かもしれないんですが、評価ポイント付けて貰えませんか?
文書構成とか、物語がどうなのかを知りたいので皆さんがどう思ってるのか知りたいので良かったらお願いします。
現在4日目の夕方。
ゼーハーゼーハーと方で息をしている。
四人が一人の少年を囲い全身を尖らせつつ息をしている。
「…」
「「「「……」」」」
少年は掻き消えるようにわずかに残像を残し中心から消える。
消えたっ。と驚く前に、ダン!と遅れて音がやってきて、全身に魔力をみなぎらせる、が、ワイハンが吹っ飛んだ。
驚くよりも先にどこに目標が消えたか目で追う。
しかし、視界には視認できずリクスの途中の詠唱の声とそれを叱る声が聞こえた。
「我がヶっ、がはっ!」
「何度も言ってんだろ! 喋んなっ! 無詠唱でやれって言ってんだろ!!」
最初あご殴ろうと思ったけどあご殴ったら、首も折れそうだし、舌 歯で千切ったら大惨事だから、鳩尾にぶち込む。
リクスに目を向けると一瞬だけリカルドを視認でき…た気がした。が、
「目で追うより、魔力の放出をしたほうが早いと思うんだけど。騎士団長殿としてはいかが思いますか?」
アドソンの後ろから首に木剣を当ててたずねていた。
シグナルは? なんて質問はなしだぜ。一番最初に気絶してもらってる。立ったまま。
順番で言うと、シグナル→ワイハン→リクス→アドソンである。
軽く肩に剣の平で叩いて、いったん終了にした。
アドソンの前に回って目で、起こして(シグナルとワイハンを見る)
で、総評である。四人が胡坐を書いて座る中視線を集めて話し出す。
まずは、
「シグナル。気がそれていたね。それた理由は昨日の初回の二度の襲撃以降より最初に攻撃をされなかったことで気が緩んでただろ? 誰が攻撃されたところに飛び込もうとしていたというのは見て取れたけど、自分に着て反応が遅れたな。」
ohと顔を下にするぼろ雑巾1ことシグナル。で次に、
「ワイハン。俺が消えてからの探しただろ。で、魔力防御に回すのが遅れたね。俺もそっちが思い出したみたいだから殴りに行ったけど、次は遠慮なく殴るから忘れるなよ」
小さな声でウスッ。と返事し下を向くぼろ雑巾2のワイハン。
「リクス。言いたいことわかるよね? うん。…直せ。ただ、魔力防御に回したあの反応はよかった」
はい。と朦朧として返事をするぼろ雑巾3のリクス。
「で、最後にアドソン。目で追おうとしていたな。目で終えないやつがたまにいる。そういうやつについては昨日講義したよね。魔力を…なんだったか、覚えている?」
「触覚があるように広げて感知します」
「よろしい。最低1mはできるんだからヤレ! 目で追うな! 相手が1km先にいるなら目でほんのわずか見ていいがこの距離なら防御しつつ感知しろ!」
空元気な騎士隊長ことぼろ雑巾4のアドソン誰よりも声はあるがそれでも今にも気を失いそうに目がうつろである。
見ていて思うことがあるならばもうこいつらぼろぼろで着てきた衣服はところどころほつれ気ずつつき雑巾みたいである。
騎士団の訓練の目じゃないえげつなさに目が死んでいる。それもそうか、毎回起きる度に貴族外の外周と壁を走り、魔法を全部出す作業。しかも全部出した後の倦怠感はつらいし、頭重くなる。じゃあ、今度はひたすら怒られながら魔法運用しつつの乱闘。
しかも、身体強化はもちろんそのほかの魔法を行使しつつすばやく魔力の出し入れをする練習をする。というか、出し入れの練習してから乱闘に入るが正解ではある。
でも、彼らの目は死んでいることには変わりない。
なので、
「よし、じゃあ後は【発】して寝ろ。」
彼らは、早く気を失いたいのか全力で外に魔力を吐き出して倒れた。
死んだかな? でも、まだ、死ぬには早いよ。ニコリ。




