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公爵家の長男坊は皆から愛されている。  作者: 雪将
公爵家の最初の子供  前編
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53 リカルド式ブートキャンプ(大元) 3

53 リカルド式ブートキャンプ(大元) 3


 母さんから受けた訓練内容を騎士達に教えてあげてから早3日が経った。

 日に日にやつれるなんて言葉があるがそんなのは比喩だ。時間時間で騎士たちがやつれて言っている。

 正確には新品の白い服を着ていた連中が1日終わる頃にはどうしてそうなったというような何処も彼処も擦り切れ土色とどぶ色に染まり全身が何か獣に襲われたかのような酷い有様になっている。

 現在この三日間の簡単な情況を説明しようか。

 先ず起きたら外周8kmを走る。俺の監督つきで。終わったら、【流】をする。【流】というのは用は瞑想のこと、魔力を大体心臓から手の先足の先や全身に右回り左回り流して魔力を最初は粗雑でいいけどゆっくりでいて早く流して行く練習である。

 でその後【はっ】をする。【発】は内にある魔力を外に問答無用に外に放出する。放出する際にやる事は全身の毛穴から外に放出するイメージでやるホントに出来れば直義。コレを1時間はせめて持たせて欲しいが最初のうちはつっても50時間(二日間)くらい前は30分で気を失っていたアドソンたち。

 俺? 俺は平気だよ! 俺は物心付く前から母の・・・サーマムの鍛練を受けているおかげで2時間くらいは放出していても持つ。てか・・・それが、当たり前だとおもってたから・・・。

 それはさて置き、これからするのは彼等の魔力回復である。

 基本、魔力は最短でも4時間長いと8時間で回復するのが当たり前だが、母さんが作った魔力と筋肉を回復させる魔法陣の上にこいつらを運び俺の魔力も少し上乗せして送る。

 大体1時間くらいで回復する。そのうち魔力が上昇していくと回復時間が延びていくだ。

 

 そんなこんなで三日が過ぎていったのだった。

 さてはて、毎回1時間で、または2時間後起きるたびに走らされる地獄を経験している騎士たちはやはりやつれていた。

 しかし、走るだけではそうそうやつれない彼等の目の前にある赤黒グロく生臭いジョッキで出される昼食を無言で見ている。

 コレを飲んだ後はシチューにパン、スープを飲んでいい。

 この赤グロい飲み物の中身は今日の朝久しぶりに思い出して取り合えずカールドに飲ませたら、一口目で涙目に、二口目でビクンビクンと痙攣し白目を向き、3口目で飲まずに失神したていたほどつらい。だけど筋肉や血を作るのにはとても良いというかコレ飲まないとまじで訓練着いていけなくなる。

 俺は子供用を誰よりも先に口をつけて飲み干す。

 次にアドソンが震えながら手を着け、シグナル、リクス、ワイハンの順で口をつけブルブル身体を痙攣させながら飲み干していく。

 飲んだ後は俺以外が机に倒れるように下を向き戦っている。

 俺はいつまでもなれないが覚悟は決ってるし飲まないと飯にありつけないから味覚を魔力で減退させてもきついがそれで飲んでいる。

 後はゲップも出て鼻がつらいがそれよりも早くシチューをかっ込む。

 後、一応夜飯と朝飯でそれぞれ違うドリンクが出されるが、朝は一番美味しい。二番目は失神しないで飲めるが苦い夜。最後が失神覚悟で飲む昼飯だったりした。


 昼食後先ず、【発】をして気絶という名の寝に入りが日課だったが、今日に関しては違う。気絶する前にこれから増やすメニューを伝えこととなる。

 現在魔法陣の上でアドソンたちは座っている。

 俺は立ったまま、次起きたらすることを伝える。

 簡単だ。今までの行程に、身体強化の出し入れを早くし、スムーズに行なえるようにする。その上動きながら行なう。その後4対1で殴りあう、剣は木剣を使う。勿論、魔力を流して攻撃力を増して良い。

 騎士たちは目が死んでいた。

 無言で尚且つ目が死んでいた。

 取り合えず、【発】で魔力を吐き出して寝ろ。と、伝える事に成った。


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