36 数日滞在する事に成った騎士たちに冷たい視線を送るリカルド c
先週の後書き間違い、来週が無し。
あとここで明日から一日二回閑話挟みます。
ポイントと評価くれる方々へありがとうございます。
私の小説を見てくれる方々へ感謝してます。見てくれている人がいるとやる気が出ます。
あと別の作品を見てくれている方々へ、御免そっちはある程度たまったらまた出します。もう少し待ってください。
俺が母に酷い拷問(擽り(肉体的にと魔術的に)を受けている中、父から騎士達に話かけ息子(俺)の言葉も確かにと改めて思ったのか考える時間が欲しいと言った。
それから長くても1週間という約束をした。
まぁ、とは言え考える時間もだが、父の仕事は義伯父の仕事の手伝いとしているがかなりの権限を貰っているためおいそれ簡単に離れたりすることが出来ないのも事実。
だから、時間を作る必要があった。
では、騎士たちはどうなったのかと言うと、ウチに泊まることに成った。
俺を笑顔で擽り続け失神を見咎めると笑顔で騎士達に言ったらしい。
「部屋は一杯あるから泊まって行きなさいよ。ついでに誰がこの家で一番強いか教えてあげるわ!」
それを聞いたとき俺は、ああだから、木に縛られていたのか、と思った。
翌朝俺は母に抱かれて目を覚ます。
朝チュンで、ない事は言っておこう。現実、異世界転生の実母に欲情する気はこれっぽちも無い。考えるだけで吐気がする。
俺は時間にして朝五時いつもの時間に起きたのだ。
母の腕から逃れ顔を洗いに井戸に行く。
井戸は中庭ともう二箇所にあるが一番近いのは中庭なのでそこに向っていく。
中庭には一つの大きなリンゴの木があり、時期に来ると実がなる。
そこに四人の騎士たちが縛りつけられていた。
俺はジッと見ること3秒顔を背け井戸に向って歩き出した。
井戸からバケツのついた紐を投げ入れ、逆紐を引いて滑車を回し、近くのタライを3分の1で軽く洗い流し、3分の1で顔を洗い、残りの3分の1に回復薬一本を入れ4つの玉にして、リンゴの木のところまでいき意識朦朧の騎士達に話しかけた。
「生きてる?」
「ぅ・・・うぅう・・・」
「ん。取り合えず子供として言って置くな。今後母さんを舐めない方がいい。たぶん本気は出してないから、後コレ意地でも飲みな。
俺はこれから日課の町の警邏に行くから」
いうべき事を言って無理矢理口に玉を突っ込む、窒息するかもしれないがそん時は魔法で取り出す。と考えて、あっ、魔法で突っ込めばいいのか! と、気が着いた。
で、感覚ストローで流動食を流していく感覚で機械的に行なっていった。
「「「「はっ!!」」」」
意識の朦朧としてた騎士たちは、カッ! と目が開き、そして短刀を持つ俺を見咎めた。
「「「「ひぃぃぃぃ」」」」
俺は目をギラン!と光らせ真っ直ぐナイフを振り落とし、騎士たちを縛っている縄を切り落とした。
騎士たちは崩れ落ちる。
俺は短刀を腰に戻して、背を見せ足に魔力を流す。
そして、家の屋根に向って跳躍した。
いつもの日課の始まりである。
家に帰ると父は当たり前のようにもう仕事(芝刈り)に向かい、母は魔法で食器と汚れた衣服を個別に魔法で洗い、洗った食器と衣服を騎士たちが無駄の無い動きで拭いたり干し場に持って手伝いをしていた。
何があったか聞くと、昨日の夕方頃騎士たちを条件つけて勝負し4対1で勝ったらしい、そのときに母の条件がここに居る限り服従だった。
で、負けたくせに不服を申し立てた騎士達に雷撃を浴びせ木に縛ったらしい。
だから、あれか。になる。
俺は騎士たちをガッカリした眼で眺めていた。
そして、目が合う。




