216 護衛騎士 3 リリカ爆誕
皆様大変遅くなりました。
待っていただいた方々ありがとう
ございます。
また、いつの間にかブックマークが増えていき俺の足はビビッて震えています。
まっ、作者の気持ちなんてほっといて、どうぞ続きをお楽しみください。
「それはよかったわ!」
満面な笑みを振りまいてコロコロと鈴が鳴るような雰囲気を出してルダンを見る。
もちろん魔力の放出はやめている。
ルオルがドッと疲れた苦労人のような深いため息をゆっくり俺に気が疲れないように履いているが俺の知覚を舐めてもらっては困る。が、無視してやる。
ルダンは安堵のためか小刻みに手が震え始めている。
緊張から抜けて、安堵したら震えが止まらなくなったのかも知れない。可愛そうに。
「ところで、ルダン」
ビクゥゥゥ!! と肩を震わせるルダンと軽くなったはずの空気が一瞬にして緊張が走るのを理解するルオルだが、魔力は出してない。
単純にルダンとルオルが勝手に先ほどのこともあり緊張しているのだ。
「はっ、はい………」
「この格好を見て、あなたは私に言う言葉は無いのかしら?」
顔を上げているルダンに俺は遠慮なく苦情のような理不尽を先ほどからだけど今更なので申し伝える。
「…………………………」
ルダンは目を白黒させ、右往左往させ、必死に何かを考えている素振りがあるので助け舟に一言告げる。
「思ったことを失礼であっても許す、口を開け」
いつもの俺の口調でそう告げると、数秒の後に返答が帰ってきた。
「で、では………(まず)なぜ、そのような格好をなされているのですか?」
ようやくの反応である。
ようやくのカラカッてたのしいルダンの突込みであった。なので、
「母の命令だ」
完結に伝えると「………ああ………」遠い目をしてため息を吐くかのようにただ頷き、相手ルオルにそれを見せることで母というのはそれが出来る存在であり、俺もこの男も指令に諦めを憶えるほどの存在と刷り込んでいくのだった。
「ところでルダン」
「っ、はっ!」
俺は用があってきたので、ルダンを呼ぶ。
速やかに意識を回帰するルダンに、俺は尋ねる。
「お前、母さんの暗殺者退治見ていたんだってな、どうだった」
失礼な物言いでも許す。と告げてルダンにからかうような視線を送る。
相手もそれがわかるため、口の端を苦しく笑みを見せて素直に話す。
「正直、あんな捕らわれ方と倒され方は騎士としてしたくないです」
「あはははははは、だよな。俺も嫌だ。だが、俺は昔お前らが見た光景に近いものを見たことがあるし、ナンだったら気を失っていないで見ていられたら見ていたかった!!」
元気できゃっきゃしながら羨ましいと発言をしたら二人が凄い嫌な顔をしていたのを俺は記憶している。
もうね。やべー、この人たちに関わっていたら、可愛そうに闇に引き釣り困れて音が無くなる夜の廊下を思い出していたのか白くなってもいらしたよ。
「あの………」
俺は見たいものが見れたので決行満足して、もう一つの用件を言おうとした時だった、ルダンの親戚ルオル君が話しかけてきた。
ん? と促すとルオルは言うのだ。
「先ほど、我々が見た光景に近いものを見たと言われていましたが、そちらは何を見たんですか?」
ルダンはルオルを見ているが何でそれ聞いたと言うよりかは気に成っていた。気に成っていたが俺は怖くて聞けなかった。お前よく聞けたな。と言う感じである。それに対して俺は、ああ。から初めて、おおよそ1年前位のときの話をした
当事、母が冒険者の名指し依頼で別件で盗賊のねぐらを見つけ、それを義伯父上(皇太子)に報告し叩きに行った話である。
騎士100名で行った山城(砦)で、攻めるのは厳しく守るの簡単な砦だったのだが、魔法に長けている母は見回りについていた盗賊を一人、また一人と抵抗することなく叫び声を上げさせながら城の外へ引き釣り落として殺害していた。
そのときなぜ俺が一緒にいたのかというと、家に父は別件で外に行き、山城の案内で母が出向く必要があり、俺を他の騎士家に預けてもよかったらしいのだが、何せ魔力の高い子供のなので誘拐されることは無いけど、預けた家に迷惑がかかるのはどうにもと言うことで着いていってこの光景を見た。
いつかしてやろうとしていた所に今回の暗殺者パニックが出来ることに俺は結構嬉しかった。
次はどうしてやろうと今から次のことを考えてるくらいであ。ちなみにやろうとしていることはブリッジしながら高速移動で壁の重力無視して襲い掛かったり、そんな感じ(顔が人身体が毛深い蜘蛛)のゴーレム作って襲ってやるべきか………、悩んだ。そして願った。また、ありますようにってね(笑)。ついでに言うと次の時は正室件第二夫人が来た後にある。
(学者達)
『『『ゴーレム凄い嫌だな~………しかも、暗殺者着たのかよ。』』』
『馬鹿な奴ら(暗殺者達)だ』カールド
『 笑 』俺
おっと脱線したな。
と、まぁ、そのことを言うと二人がというか、ルダンが一言俺に断りを入れてきてルオルに耳を近づけて何かを話している。
俺はアテレコで二人の耳打ちに、
〈俺はいつこの人たちに殺されかわからない! だからこの思いを告げておく、お前が………好きだ。ルオル、俺はお前が好きなんだ!〉
〈! ルダン団長。俺はお前の気持ちに気が付いていながら………〉
「リカルド様、やめてください。私はそんなことを言っていません。失礼ながらルオルにあなた様方とのやり取りで失礼の無い発言や話し方を教えていただけです。
俺にそんな趣味はありません!」
切実な表情のおっさんともう一人のおっさんも無言だが凄い嫌そうに頷いていた。
俺は、「あら、そうなの御免あそばせ」と微笑んでいるとルダンたちは白い目を向けてきたが俺は素知らぬ顔で明後日のほうを見ていると諦めたのか視線が消えた。
それから普通の声音で話し、おおよその話を掻い摘んで話していた。
ルオルは少し目が『その話本当だったんだな(驚愕)』とか『うわっ!』とか『マジかよ、あんた馬鹿だろ!?』なんて百面相も10分ほどで終わった。
ルオルは清々しいイケメンスマイルに成っていた。
何かを諦めたようにも感じるが、態度と行動が先ほどの一番最初に俺が入ってきたときよりも30倍マシくらいに誠実な振る舞いをし始めて、ルダンをゴミを見る目で迎えている。
「先ほどは失礼しましたリカルド様……」
「言え、かまいませんわ。でも、今は母の命令ではあるとは言え令嬢になりきっているので、リ・カ・ル・ド、なんて令息の名前で呼ばないでいただいたものですわ」
俺も満面な可愛らしい子女の用に少し艶やかさと天真爛漫を入れながら話す。
それをルダンが恐怖している。
ルオルは笑っている。もちろん状況を楽しんでいる見たいである。
「これは失礼しましたレディ。あなた様のことをなんと及びすればよろしいでしょうか?」
「そうですね~、クスクス! では、リリカとお呼びしてくれますかルオル様」
「かしこまりました。リリカお嬢様」
「ええ、よろしく」
微笑んで、俺とルオルは目が会った。
目が合って、はっはっはと笑った。ルオルの気持ちは解らないが、楽しそうである。
ルダンは戦々恐々している。特に俺より唐突に馴染んだルオルに。
そこに笑顔の爆弾でルダンに一言。
「ルダン」
「っひ、はい!」
「私はこれから市井に遊びに行きます。もちろん護衛をしてくれますね?」
「……はっ!」
良ければ☆の評価もよろしくお願いします。
一回でいいから日刊に載ってみてーーーーーー!!
という願望出してみたり。
まっ、投稿頻度引くから上げにくい人間ではあるんだよね~(俺って(藁))。
星はみんなに任せるよ!! Σ(・ω・ノ)ノ!




