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的はずれかもしれない、世知辛さ

作者: 永塚マダラオ

名作と言われる、又は言われてきた小説、映画などの基準は、物差しはなんなのだろうか。

序章からこつこつと、読者に可愛がられ、愛されるように育てた登場人物を感動的に、時には惨たらしく死なせれば、涙した事実と共に名作の烙印が押されるもの、なのだろうか。

もちろん、それがすべてでは当然ないのだろう、「死」と言う悲しい結末ではなく、それよりも余程苦しい、それこそ死んだ方がまだマシだと思えるようなどん底を与えて、そこから這い上がらせるような話もあれば、仲の悪さから始まり、紆余曲折を経て互いにとても手放すことの出来ない間柄、関係に発展していくラブロマンスなど、ジャンルや好みによっても変わってくる。

まさに作り手の数だけでも、まるで星の数ほどにある中から、では、名作とそれ以外とで何が違うのだろう。

それは純粋に好きになれるものや、自分にはない、だからこそ求めるものだったり、逆に自分と同じで、共感できて分かってしまう苦しみを、腹の底にある本音を代弁してくれるものや、忘れていた気持ちを掘り起こしてくれるもの、いつか自分にも訪れるのではと期待してしまう非日常や、涙が滲むほどくだらない喜劇だったり、十人十色、人の琴線は様々で、作り手からは難解で複雑であやふやなものがある。




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