親愛なる人、貴方はまるで大樹のような ～魔法都市ダイダロス物語～

※この作品は今の所は「小説家になろう」様のみで掲載・投稿しています。他の如何なる場所に掲載・転載されていようと、それは無断であり拙作とは関わりは一切ありません。
※2020年追記
　バックアップしてたプロットのデータが消し飛びました。これにより、伏線や小ネタを含む構成の見直しが必要ですが時間的に厳しく、運良く大金でも舞い込まない限り更新はほぼ絶望的と考えています。お付き合い下さいました皆様、本当に申し訳ありません。



「魔法都市ダイダロス」
　伝説の技師ダイダロスの手で造られ、今なお広がり続ける迷宮を足元に、その都市は存在していた。数々の謎と、今もまだ生き続ける大名工"ダイダロス"を追いかけ、今日も冒険者達は迷宮へと降りて行く。
　栄光と挫折、生と死。日々、探求の果てに得るものと失うものを天秤にかけながら、彼等は地下深く暗黒の果てに突き進む。いつの日か、この迷宮を踏破し全ての謎を解き明かすその日まで。
　……だが、闇が蔓延るのは地下だけではない。
　"神成"
　人が古の"神"と"成る"。そんな原因不明の現象が徐々に世界を蝕んでいた。光ある地上にもまた、人界を脅かす災厄が降り注ぐ。
　そんな波乱の兆しを感じる中、魔法都市ダイダロスの学舎に、はるばる日本から留学生がやって来た。
　名はディアリス・久遠音。
　真っ赤な髪、全身を包む和装、飄々とした雰囲気、……そして何故か、誰もが親しみと温もりを感じる人柄。
　そう、その姿はまるで……。
　
　波乱に満ちた魔法都市にやって来た赤い髪の少年。果たして、彼はこの新天地で一体何を成すのか。
　そして人は、神は、この都市に……世界に生きとし生ける者達の運命はどうなっていくのか。
　
　魔法都市ダイダロスを舞台に繰り広げられる日常と事件と冒険とetc…な物語を綴る、長編ファンタジーノベル。
　共に行ける方、どうぞお付き合い願います……。