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「しれーかんが、ちゃくにんしましたっ!」

眩しい。 太陽が照っているのが分かる。 ここは何処だ? 疑問を解くため、起き上がって回りを見渡す。知らない場所だ。 地面に木が張られているのは分かった。 それ以外分かりそうにない。

「しれーかん?」

背後から声がした。 素早く後ろを向いた。誰かいるなら助けを求められるかもしれない。

そこには、旭日旗を持った女の子が立っていた。

「零っていうの。宜しくね!」

その女の子は俺にそう言った。 何処かで見たことがある··· 

昔の記憶を思い出していく。 そうだ、この子は俺が高校生の時に···  

『戦闘機マジ可愛いから擬人化さしてゲームを作ってやる!!』

俺が人生の道を踏み外していたあの頃。 高校に入っても厨二が治まらずにクラスメート紹介で

『俺に名前などない。』

とか言って3年間いじめられ続けたあの頃。 俺はそのゲームを完成させて···

させて···? どうしたんだっけ。 何も覚えていない。

とりあえず今、そのゲームの中に俺はいる。 天国じゃないのか?


「しれーかんが、ちゃくにんしましたっ!」




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