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変態の日常的生活  作者: 荒崎 藁
変態たちの休日!
38/66

やるべきこと

かなり次話が遅くなってしまいました。

お詫び申し上げます。

 やれやれとか言いながら境は今出した物を全てカバンにしまった。やれやれはこっちのセリフだ。

「暇だな」

「だな。あの子めっちゃかわいい。抱きたい」

 黒髪の幼女を遠目で見る。

「てかさ! 大事なこと忘れてね?」

「大事なこと? …………ああ!」

 そーだったな。かなり大事なことを忘れていたようだ。

「よし行くぞ!」

「おう!」

「ちょっ、どこ行くのよ」

 前澤も加え、三人は店内の奥に行く。

「本来の目的は田仲の性別を知ることだぜ?」

「ああ、そーゆうことね」

 色々な植物を通り抜けて、田仲の向かった温室へ向かう。

「ここか……」

「ここだな」

 俺と境は、まるでそびえ立つ魔王城を見上げているように、温室を見た。

「入らないの?」

「待て待て、ここからは危険区域だ。これに着替えろ」

 そう言って差し出してきた物は、迷彩柄の厚ぼったい服だった。

「どこのサバゲーだよ!」

「ほら、ヘビのオッサンが出る……」

「言うな」

 そして俺たち三人は、迷彩服に着替え、温室に入った。

「オールクリア。突撃!」

 めっちゃ楽しんでやがるコイツ……。なんかエアーガン持っとるし。

「待って」

「ん?」

 …………ま、前澤!? なんで暗視ゴーグルなんて持ってんだよ! 必要なさすぎんだろ!

まだ昼だし!

「ターゲット発見」

「やっと見つけたか……俺たちが捜し求めていたモノ」

「お前らテンション高くね? てかいた? 見えんぞ」

「ほらあそこにいるわ」

 指を差した方向を見る。が、そこには体格の良い男しか……。

「おい前澤、ただお前の好み見つけただけじゃねえか!」

「そうよ」

 コイツ、ダメだ!

「お兄ちゃんたち何してるの?」

「おぅふ!」

「うぉ!」

「あら悠奈ちゃん」

 いきなり後ろから声をかけられ、体勢を崩してしまった。

「また兄貴は幼女の観察?」

「いっちょ前に言うようになったじゃねえか? 夕真よ。だがあいにく今回は違うんだなこれが」

 ドヤ顔で弟の顔を見る。

「でもそう言いながら今あそこにいる幼女見てるよね」

「うっ!」

 さすが俺の弟。てかやけによく喋るじゃねえか。

「みんな追われてるの?」

 ああそうか。阿部と一緒にいるからか。

「説明は後だ。お前らもこれ着ろ」

 この三人にも境は迷彩服を渡した。てかお前どんだけ迷彩服持ってんだよ。

「おー!」

「なんかおもしろそうですね」

「何これ、どこのサバゲー?」

 阿部はバカなので何のためらいもなく着た。悠奈が不敵な笑みをこぼしている。一人だけ俺と同じこと言ってやがる。さすが俺の弟。

「ヘビのオッサンが主人公の……」

「だから言わんでいいっての」

 境の発言を軽く流し、阿部たちも着替え今度こそ田仲の追跡だ。

次話投稿遅れました。

次はもっと早く投稿したいと思っています。


ようやく話が進展するかもしれません。

田仲の性別が暴かれるのか?

お楽しみに

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