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変態の日常的生活  作者: 荒崎 藁
変態たちの休日!
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29/66

謎の来訪者!

「おはよう」

鼻歌交じりでコーラを飲むため冷蔵庫に向かう。

今朝は最高の目覚めだ!

「志多野にしては朝からテンション高いな。良い夢でも見たか?」

 境は土曜の朝八時からやっている特撮アニメを見ている。

そんな物見て、お前は小学生だな!

「いやそんなんじゃねえ。ふふ」

 鏡で見なくても分かる。俺は今最高の笑顔をしていると!

「おい怖いくらいテンションたけえよ」

 と言っている境も、アニメで主人公が変身したのをきっかけに興奮していた。

今の時代は獣をモチーフにした変身姿らしい。四足歩行で敵を蹴散らしていた。

「まあな」

 冷蔵庫からコーラを取り出すと、コップにそそいで飲み干す。

「朝食豪華だなー!」

 邪魔にならない程度にキッチンの様子を見た。

 今日の朝食はご飯味噌汁、焼き魚、漬物だ。

何だこの和食! 実際にこんな朝飯見たの初めてかもしれん!

「休日くらいはちゃんと作るわよ」

「おっはよー!」

「クしゅんっ。おはよう」

感心しているとやけにテンションが高い阿部と、寝癖で無造作に立った髪の田仲はリビングに入る。

田仲の寝癖……萌えだね!

「うっす! おはよう!」

 俺は軽快に声を上げる。

「あーおはよう」

 アニメを見終わった境は早く続きが見たそうにしていた。

「おはよう」

 前澤は朝飯を作るのに勤しんでいる。

 そして二人は洗面所に入ろうとした、その時だった。

 ピンポーンとチャイムがリビングに響く。

 そんな中、この中にいた一人だけが、テンションが上がっていた。

俺のことだ。

「来た来た来たぁー!」

 ドタドタと玄関まで走る俺。

「おい待てよ。来たって誰が?」

 それを追いかける境。

 俺は来訪者の確認をせずに、玄関のトビラを開けた。

「よくぞ来た! 俺は嬉しいからくすぐってやろう!」

 外に立っていたちっこい二人の脇を交互にくすぐると、二人はかわいい声を上げて笑っていた。

「志多野……その辺にしといてやれよ……片方ぐったりして倒れとるぞ」

「そうだな。よし入れ!」

 倒れている方を片手で担ぎ、空いた片手にもう一人の手を取って、家の中に入った。

「おじゃまします」

 礼儀正しくて何よりだ! この歳で靴をちゃんと整えるなんて偉過ぎる!

 担いでいた方は顔を真っ赤にして暴れたので、うっかり落としてしまった。

「すまん! 大丈夫か!?」

 顔を見られないように靴を脱いでいた。

全く、素直じゃねえな!

「境さん、お久しぶりです」

 はっきりとした言葉遣いで、ぺこりとお辞儀をする少女。

「…………久しぶり……」

 こちらは照れているのか、声がか細く俺の背後で隠れる少年。

「おう二人とも、ほんと久しぶりだな」

 そんなこんなで雑談をしながら長い廊下を歩いていた。

読んでくださりありがとうございます!

ついに三章きました!

一人でテンション上がりまくりです!

感想など書いてもらえると海が蒸発するほど興奮しそうです!


では次の話で会いましょう!


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