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夢幻の瞳 現の涙  作者: 橘 伊津姫
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22章 夢神の使徒 起つ・エルキリュー神殿

もはやこれは、世界に住む者全ての戦いである。

宗都サンガルのエルキリュース神殿では、夢長であるメルベリッサがある決断を下していた。

何があっても、負ける訳にはいかない。この世界を守る為に。

「各神殿に使者を送っておきましたよ。早急に珠春宮へ報せが届けられる事でしょう」

 ロウソクのオレンジ色の柔らかい光で照らされた室内に、艶のある声が響いた。

「瑰国中の神殿が僧兵を派遣すれば、人員的にも戦力的にも劣る事はないでしょう。良くそれに気が付きましたね」

 光の輪の中に立っているのは、白くなった髪を複雑に結い上げた老婦人。

「私のわがままを聞き入れて下さり、ありがとうございます、夢長様」

 ロウソクの作り出す光の影に、静かに立っていた人物が口を開いた。

「何を言っているの、アイヒナ。これはすでに、あなた一人の戦いではないのよ。皆が力を合わせなければ、全てが失われてしまう。そのために今起たずして、いつ起つと言うのです?」

 エルキリュース神殿五百人の巫女を束ねる夢長は、厳しい表情をふっと緩めると、慈愛に満ちた微笑を浮かべた。

「それからね。二人の時には『夢長』ではなく、義母か名前で呼んでちょうだいね。この神殿の中では、あなたぐらいしか私の名前を呼んでくれないのよ。私、自分の名前を忘れてしまいそうだわ。メルベリッサって言う名前をね」

 光の輪の中へ遠慮がちに足を踏み入れてきたのは、疲れた表情の夢織り・アイヒナだ。

「まだ『義母上』と呼ぶ事を、私に許して下さるのですか……」

「まあ、何を言っているの。アイヒナ、私の愛しい子」

 エルキリュース神に仕える最高位の巫女は、執務机ではなく、白い毛皮のかけられたベンチへアイヒナを誘った。座り心地のいいベンチに並んで腰かけ、夢長・メルベリッサはアイヒナの手を取った。

「あなた一人に重荷を背負わせてしまって、申し訳ないと思っているのよ。出来る事なら、私が替わってあげたい。でも私では駄目なの。私では、神々の御力を依らせるだけの器の大きさがないのよ」

 語りながら、メルベリッサはアイヒナの手を握り締めた。その手は長年に渡る『夢長』と言う重責に耐え、深いシワが刻まれている。重ねられた肌から、彼女の温かな心が流れ込んで来た。

「そんな、義母上……」

「あなたがエルキリュース神殿の前で泣いているのを見つけて、私は不謹慎だけど、嬉しくなったの。神に身を捧げた私にとって、誰かに嫁ぎ、子を成すのは許されぬ事。そう諦めていた私の前に、あなたが現れたのよ」

 アイヒナの金色の瞳をのぞき込みながら、優しく語り続けるメルベリッサ。

「あなたがいてくれたお陰で、私は子供を育てる喜びを知る事ができたわ。諦めていた夢を叶える事ができたの。ありがとう、私の愛しい娘」

 握ったアイヒナの白い手を、夢長は軽く叩いた。

「良くお聞きなさい、私のかわいい子。あなたは神殿の夢織りである以前に、私の大切な養い子なのよ。あなたのためなら、何でもするわ。この命を投げ打ってでもね」

 アイヒナはうつむくと、垂れた前髪の下から小さな声で義母に詫びた。

「申し訳ありません、義母上。本来ならば、私が自分で何とかしなければならないのに、トウージュ殿下ばかりか、義母上まで巻き込んでしまって──」

 肩を落とす義理の娘の言葉に、メルベリッサは苦笑した。

「私の娘は、思った以上にお馬鹿さんね。どう言えばあなたに伝わるのかしら。私はね、アイヒナ。あなた一人の背中に重い荷物を負わせてしまった事を、ずっと心苦しく思っていたの。だから、こうやってあなたを手助けできる時が来るのを待っていたの。アイヒナが気に病む必要はないわ。私は喜びを持って、あなたの仕事に関わったのだから」

 さあ、顔をおあげなさい、とメルベリッサに促され、アイヒナはゆっくりと義母と視線を合わせた。

「まあまあ、なんて顔をしているの。シャンとなさい。あなたを信じて戦いに赴く人々のためにも、しっかりしなくては。大丈夫よ。あなた一人で全てを負っているわけではないのよ。あなたには闇姫がいるわ。そしてトウージュ殿下や私もね」

「はい。ありがとうございます、義母上」

「これはすでに、夢織りと夢魔の戦いではないのです。世界の存続をかけたと言っても過言ではないでしょう。私達がアーカバルに屈すれば、人は心安らかに暮らす場を失うのです。絶対に負ける訳には、いきませんよ」

 義理の娘の手をシッカリと握り締め、メルベリッサはその明るいブラウンの瞳に決意を浮かべた。

「そのために共に戦いましょう、アイヒナ」

 夢長としての責務を負って、そして、自らの育てた娘を守る母親として、メルベリッサは戦場に立つ事を決めた。全身から漂うオーラが、強く輝きを増す。アイヒナには、それが目に見えるようだった。

「もう──もう迷いません。私は、私のなすべき事を行うだけです」

 ウィルカの街での出来事は、アイヒナを動揺させた。バフォナであった、領主のターニヤを倒した事に悔いはない。あの時、ターニヤを討たなければ、確かに目の前の戦闘は避けられたかもしれない。だが、バフォナの種を飲まされた人々は増え続け、ノーヴィア公爵の勢力は確固としたものになっていただろう。だが──。

 彼女は苦々しく思い出した。


**


 戦いの終わった室内にあるのは、くず折れたターニヤの姿、そして意識を失った子供達が数人。息を整える間もなく、扉を蹴破って部屋にかけ込んで来たのはウィルカの住人達だった。

「ターニヤ様!」

 倒れた領主に駆け寄る者、子供たちを助け起こす者、ただオロオロと室内を歩き回る者。そんな中から、鋭くしなう声が飛んだ。

「あいつだ! あいつが領主様を殺したんだ! みんな、あいつを捕まえるんだ!」

 住人達の間から、アイヒナを指差し叫んでいるのは、先程この部屋へ彼女を案内して来た青年だ。

 その声に、部屋中の視線がアイヒナに集中した。ウィルカの者達の殺気立った意識が渦巻き、うなりとして聞こえて来そうだ。

「お前が、領主様を殺したのか」

「何者だ、お前?」

「こいつ街で、領主様の事を聞き回ってた奴だぞ」

 陽炎のように殺気を揺らめかせた人々の後ろで、まるでマリオネットを操るように青年が言葉の操り糸を紡ぎ続ける。

「見ろ、あの袋を! あれはエルキリュース神殿のものだ! 神殿の人間だぞ!」

「きっと、領主様の人気を妬んだんだ!」

「国王の差し金だ! そうに違いない!」

 激情に駆られた人々はその言葉に乗せられ、アイヒナに向かってにじり寄って来る。そんなウィルカの住人達から主を守ろうと、闇姫がアイヒナの前に立ちはだかった。唇をまくり上げ、牙をむき出しにしてうなる闇姫の姿に、人々の足がわずかに鈍る。

「主殿! ここは一旦、退くが良かろう」

「だが……」

「状況を良く見ろ! 話をして通じる連中か!」

 主人の反論を抑え込み、闇姫は自分の背に彼女を乗せると一声高く吠えた。

「神の怒りを恐れる者は、どくが良い! 我が道をふさぐ者に容赦はせぬ!」

 その怒声に人々が思わず後退った隙をついて、闇姫はアイヒナを乗せて床を蹴った。窓枠に体当たりすると、玻璃の破片を撒き散らしながら外へ飛び出した。

 響き渡った破砕音に、我に返ったウィルカの住人達が部屋の外へ走り出すのを見送り、倒れているターニヤへと視線を移した青年が呟いた。

「あなたの役目は無事に終わりましたよ。ご苦労様でしたね」

 薄笑いを浮かべた青年・イーギムは夢織り主従の逃げた窓をながめ、次の瞬間、その場から消えた。

 そこまでを隣りの建物の屋上から見届け、闇姫は宗都サンガルのエルキリュース神殿へと足を向けた。


**


 これ以降、ウィルカにおける王家への不信感は大きくなり、今や、大っぴらに叛旗をひるがえすまでになっている。

「アイヒナ。まだ起こってもいない事を思い悩んでも、何の解決にもならないでしょう。これからは忙しくなるわよ。今のうちに休んでいらっしゃい」

 自分の考えに沈みこんでいた義理の娘に、メルベリッサは声をかけた。物思いの海から浮上したアイヒナは、何かを言おうと口を開きかけた。だがメルベリッサが、それを制止する。

「『でも』も『だって』もなしよ。私には私の務めがあるように、あなたにもあなたの務めがあるのでしょう。そしてその務めは、オーガスベルの戦いではないのよ。あなたにしか出来ない事をするために、今のうちに体を休めておきなさい。これは夢長としての命令ですからね」

 さすが義理とは言え、アイヒナの母親である。彼女の性格を読み、『夢長からの命令』という形でアイヒナの反論を封じ込めたのだ。不満そうな顔をしていたアイヒナだが、結局は義母の言葉に従う事にした。

 別室で休むためにアイヒナが退室すると、メルベリッサは表情を引き締めた。

「さあ、私達も動き始めましょう。娘一人に重荷を負わせ続けて来た償いをしなくては」

 執務机の上に置いてあったクリスタルのベルを持ち上げた。澄んだベルの残響が消える前に、夢長付きの巫女が顔を出した。

「お呼びでしょうか、夢長様」

「皆を大拝堂に集めて下さい。此度こたびの戦について、私から話をしましょう」

 恭しく頭を下げた巫女の姿が消えると、メルベリッサは己の位階を示す黒のサッシュを締め、オニキスの原石で飾られた錫杖を手に取った。

 その顔に、先程までの穏やかさは微塵も感じられない。全身から発せられる気迫は、エルキリュース神殿最上級位に座する『夢長』のものだ。

 夜と眠りを司る神・エルキリュースを祀る大拝堂には、見習いの巫女である夢読み(エルンド)から上級位の巫女である夢使い(エルドーア)までが集っている。各地の治療院へ派遣されている者達を除く、神殿の全ての巫女が大拝堂に立ち並んでいた。しんと静まり返った大拝堂を、かすかな衣擦れの音をさせながらメルベリッサは進む。

 主神であるラングマールと同じく、エルキリュースにも神像はない。と言うよりも、ラングマールとエルキリュースが同じものである以上、神像の造りようがないのだ。大拝堂の正面には閉じられた世界を表している、鋼とオニキスで造られた環が掛けられている。メルベリッサは正面を向いて一礼すると、説教台へ上がった。目の前に並ぶ面々を、ゆっくりと見渡した。

「急な事で驚いているでしょうね、皆さん」

 夢長の口から紡がれた言葉は、決して大きな声ではなかったが、大拝堂にいる全ての巫女の耳に届いた。

「世俗から切り離された生活をしている皆さんの耳にも、この国で始まろうとしている戦について、様々な噂が届いている事でしょう」

 数人の巫女達の頭が、不安そうに揺れた。

「我がエルキリュース神殿は国王軍に従い、総力を挙げて、これを支援することとします」

 夢長の宣言に、波のようにどよめきが起こっては引いて行った。

「夢長様、それは果たして賢明な事でしょうか」

「私達エルキリュースの巫女は、世俗に関わらぬのが身上。ましてや戦になど──」

 夢使いの位階にある巫女の一人が、メルベリッサの発言に異を唱えた。

「俗世界の煩わしき事柄は、夢織りである妹巫女のアイヒナに一任してあるはずです。なぜ、私達が神殿の外に出なくてはならないのですか? 戦など、やりたい者同士が勝手に戦っていればいいのです」

 大方の巫女達も、その言葉の主と同意見らしい。メルベリッサは大きくため息を吐くと、毅然と頭を挙げた。

「あなた方は、自分達がこの世界に生きる多くの命の一つだと言う事を、すっかり忘れているようですね。確かにこれが『国盗り』を目的とした戦であるならば、私もあなた方の修行修練を邪魔しようとは思いません。ですが、今回ばかりはそうもいかないのです」

「どうしてですか、夢長様。何が違うとおっしゃるのです?」

「あなた方は夢神に仕える巫女でありながら、世界の異変は気にならないと言うのね? エルキリュースの法典を修了してエルドーアの位階に進んだと思ったのは、どうやら私の勘違いだったようですね」

 メルベリッサの言葉は、居並ぶ高位の巫女のプライドをいたく傷付けたらしい。憮然とした面持ちの彼女らに、メルベリッサは厳しく言葉を続けた。

「世界に背を向けて、己の修練のみに明け暮れるのも良いでしょう。しかしそのような者は、いつの間にか眠りを奪われ、自由を失くし、闇に閉ざされた世界を知り、この日の事を思い出し、そして悔いるでしょう」

 一語一語を区切りながら、頭の固い夢神の娘達に語りかけた。大拝堂の床に打ち付けられる錫杖の飾りが、細やかな音を立てて夢長の言葉を強調する。

「国王軍がこの戦に負けるような事態になれば、邪神アーカバルがこの世の覇権を握る事になるでしょう。その先の世界がどんなものになるのか、私にさえ想像がつきません」

「そのために! 邪神の復活を阻止するために、妹巫女アイヒナは夢織りとなったのではありませんか! ここまで事態が悪化したのは、彼女に責任があるはずです。その責任はどうなるのです!」

 鋭い声が大拝堂の空気を裂く。

「巫女ハルベラ。何が言いたいのですか?」

 老いてなお、力強さを失わないメルベリッサの瞳が、アイヒナを糾弾する者の姿を認めて硬質なものに変じた。

「夢長様は、あの娘をかばい過ぎます。いくらアイヒナが養女だからとは言え、それでは神殿の他の巫女達に示しがつきません。今回の事が戦争にまで発展してしまったのは、明らかにアイヒナの責任です。本人が責任を取らず、そのための尻拭いを私達にさせると言うのは、いかがなものでしょう」

 発言したのは上級位の巫女・夢使いの中でも、最も次期夢長に近いとされている、ハルベラという名前の女性だ。年の頃は三十路を半ば過ぎ、痩せぎすで顔立ちの険しい者である。

「そもそも、あのような若輩者に『夢織り』などと言う大役が、務まるはずもなかったのです。それを夢長様をが皆の反対を押し切って──」

「なる程。私の養女であるアイヒナの非をあげつらって、彼女共々、私をここから追い落とそうと言う腹ですか。ご注意なさい、ハルベラ。その嫉妬の心と夢長への野心が、いつ何時、アーカバルを誘い込むかもしれませんよ。それに……」

 メルベリッサは一歩脇へ退き、オニキスと鋼の環が良く見えるようにした。

「アイヒナをエルーシャに、と求められたのはドラムーナの闇姫であり、それを決定なされたのはエルキリュース神です。あなたの頭は、もう忘れてしまったのかしら?」

 投げ付けられる夢長からの言葉に、ハルベラの頬が紅潮した。

「あなたにそれ程の自信があるのであれば、私は喜んで、あなたをエルーシャとして邪神との戦いに送り出しましょう。神意を依らせるための器として行動し、その異能により人々に石持て追われ、己の持てる物を捨て去る覚悟があるのなら、の話ですが」

 神に仕える巫女ではあっても、所詮は人間。しかも、そこに集っているのは「女」ばかり。衝突の起こらぬはずがない。

 穏和な性格のメルベリッサと、それを生温いと考えるハルベラの間には、決定的な溝が存在した。自分には充分な力があると思っているハルベラにとって、夢長の位に居座り続けるメルベリッサ、そして夢織りとなって神殿を出たアイヒナの二人は非常に邪魔な存在なのだ。生まれも不明な孤児のアイヒナが夢織りとして選ばれた。それはエルキリュース神によって、自分よりも彼女の方が優れていると証明されたように思えてしまったのだ。

「私は戦いへの参加を、あなた方に無理強いする気はありません。異議のある者は、速やかに神殿より立ち去りなさい。それについて、私はあなた方に対し何等の責任を問いません」

 夢長からの静かな言葉に、大拝堂に集った巫女達が一斉に膝を折った。だが、ハルベラと数人の巫女は、挑戦的な目をして立っている。

「夢長様のお言葉に従い、私達はこの神殿を去る事と致します。皆様の御武運をお祈りしますわ。御機嫌よう」

 そう言い放つと、長衣の裾をさばいてメルベリッサに背を向けた。

「あなた方の上にも、エルキリュース神の安らぎのありますように」

 背中にかけられた言葉に、ハルベラは冷たい一瞥でもって答えた。

「よろしいのでしょうか、夢長様」

 メルベリッサの側に控えていた、夢長付きの巫女が小さな声で尋ねる。

「良いのです。今は団結を強くしなければならない時。それを内側から崩すような要素は、一つでも少ないに越した事はありません。それに──」

 ハルベラとその一派の出て行った先を見つめて、メルベリッサは少し笑いを含んだ声で続けた。

「あの娘は遅かれ早かれ、ここを出て行ったことでしょう。今回の事は、私にもハルベラにも良いきっかけとなりました」

「しかし、何もこの時期に……」

「いいえ。この時期で良かったのですよ。戦場に出てからでは、いくら私でも対処に困りましたからね」

 その冷静な物言いは、長くエルキリュース神殿を束ねてきた「夢長」としてのものだ。

「さあ、私達に出来る事をしましょう。国王軍をバフォナから守れるのは、私達、エルキリュース神に仕える者の務めです。何としても、アーカバルの復活を許してはなりません」


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