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青い半魚人  作者: 松下真奈
第二章
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手紙⑤――侑子からユウキへ

ユウキちゃんへ


歳納の時期だね。

今年はミユキちゃんとショウジくんも一緒に過ごしてるんだね。楽しそうだなぁ。

これからどんどん忙しくなってくる時期だね。きっとユウキちゃんたちは、去年よりももっと忙しいんじゃない?


こちらの世界では、十二月といえばクリスマス。

こっちに戻ってきて気づいたけど、クリスマスシーズンの街中って、ヒノクニの普段の景色とよく似ているかも。街中至るところでイルミネーションがピカピカ光っていて、色々な色の光りが溢れているんだよ。

学校の冬休みが始まって最初の土曜日に、軽音同好会の皆とクリスマスパーティを開くことになりました。皆で食べ物を持ち寄って、プレゼント交換したりするんだよ。

場所は、同級生の野本裕貴くんのおうち。よくCDを貸してくれる男の子です。(前に書いたことあったよね?)野本くんのおじいさんが、学園祭で私の歌を聴いてくれていたみたいで、会ってみたいと言っていたそうです。ちょっと緊張するけど、そんな風に感じてくれたなんてすごく嬉しい。

当日持ち寄る食べ物の担当は、皆でくじ引きで決めました。私は甘味担当。クリスマスパーティではケーキを食べるのがお決まりなんだけど、ケーキは顧問の佐藤先生が奢ってくれるんだって。なので私はお団子を作っていこうかなと考えています。ノマさんに作り方を教わったお団子だよ。こっちの世界のスーパーでも、材料は手に入りそうなこともチェック済みです。ちゃんと作れたら、写真送るね。その時はノマさんにも見せて下さい。


学園祭でのステージ発表は大成功だったよ。選曲は佐藤先生がしてくれて、最近の流行曲は一曲だけ。他は有名なロックの名曲だったんだけど、学園祭の後で放送部に原曲のリクエストが沢山来たみたい。給食の時間に度々流れます。軽音、かっこよかったよって声をかけられることもあって、とても誇らしく感じます。

学園祭のステージが終わった後に撮った集合写真、同封するね。皆良い顔してるでしょ? 佐藤先生、ハルカくんとアオイくんにちょっと似てると思わない?


侑子

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