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第三十一回
贈り物の日々
花が日を浴び
鳥が風を受けて生きるように
僕はあなたと共にありたい
それぞれ違う昨日を生きてきた僕たちが
同じ明日を生きていけたら
人はそれを奇跡と呼ぶだろう
その時 僕は感謝を捧げる
贈り物のようにあたたかな日々に
ある一日の始まり
水たまりに映る自分を見て
俺ってめちゃくちゃ変なやつだな
苦笑いする
雨上がりの空
悪くない青空
それほど悪くない
一日の始まり
道しるべ
今日のあなたがそこにいる事実は
昨日のあなたが生きてきた証です
あなたの刻む頼りない一歩が
あなたの描く不器用な軌跡が
あなたの見せる臆病な勇気が
誰かの心に火を灯す
それは道しるべ
まだ見ぬ明日の自分を信じて……
子守歌
冷たい雨の降る夜に
世界は眠る
雨は大地の子守歌
いつかお天道様が起こしてくれるさ
どんなに深いかなしみの底でも




