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第二十二回
再起
ぶるりと胴震い
はねる水しぶき
お前は水練をたしなむセントバーナードだ
黒ラブだ
あるいはチワワ
それともそのどれでもないのか
とにかく陽光
はげしい日差しは強烈な一撃だ
すでにこんなにも高く日が昇っているということが俺を絶望させる
打ちのめす
粉々に破壊する
ああ 待ってくれ
俺が感傷の沼にひたっている間に
俺はこんなにも置いてけぼりだ
走れ 走れ
誰も待ってはいなくても
諦めない限り道は続くと信じて走れ
即興詩~騎士の誓い
僕が 君を 必ず守る
僕は 君を 絶対に裏切らない
その美しさと気高さに忠誠を誓う
この剣にかけて
硬く 硬く 誓いを立てる
その剣とは
黒々とした房飾りと
ふたつの丸い宝石によって
美々しく装われた
珍宝である
僕が 君を 必ず守る
僕は 君を 絶対に裏切らない
その美しさと気高さに忠誠を誓う
この剣にかけて
硬く 硬く 誓いを立てる




