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第十一回

  賛辞~美を礼賛


ああ


なんてエッチなんだ


あなたの水着姿は


ああ


なんてエッチなんだ


あなたの下着姿は


ああ


なんてエッチなんだ


あなたの


その


生まれたままの姿は!




   アキレスと弁慶


バカ


やめろ


やめろったら


そこはダメだっつってんだろ


アキレス腱を狙われた


アキレスが怒ります


それを見た弁慶が笑いましたが


すねを蹴られて


泣きじゃくりました


どうして人は


自分の痛みには敏感で


他者の痛みには鈍感でいられるのだろう




   魔法使い


答えはいつも


僕の頭の上に乗っていたのに


マヌケな僕は


それに気づくことができなかった


ことによると世界は


僕にほほ笑みかけていたかもしれないのに


下ばかり向いていた僕は


それに気づくことができなかった


ほら見ろよ


うわさのやさしい魔法使いが


誰かの流した涙の跡に


七色の虹を架けてくれたぞ


三十過ぎても子供のままでも


ここまでできれば指を差せない


なぜなら彼の生き方自体が


一つのアートと


呼べるのだから




   ブラジャー


僕はあなたのブラになりたい


そうすればあなたを支えることができるから


でも僕はあなたを縛りつけたりはしない


あなたをそっと


包み込むだけ

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