1/40
第一回
ある変態の願望
あなたが自転車で出かける時は
僕はあなたのサドルになりたい
あなたがスカートで出かける時は
僕はあなたの下着になりたい
あなたに冷たい雨が降るなら
僕はあなたの傘になりたい
路傍の
道端に落ちてる石ころみたいだ
僕は自分をそんなふうに評する
でも良かったよ
僕は石ころで
だって石ころは
道端に落ちてるクソじゃないもの
パーフェクトランドリー
市民権を得られない変態たちが
様にならない編隊を組んで
当てにならない兵隊のまねをする
ここはいつから戦場になった?
みんなまとめて洗浄された
個性
あれも個性
これも個性
どれも個性
誰もが個性
実際 便利な言葉だね
まるで臭いものにふたをするみたいに