表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/41

最終日

毎度のことながら遅くなってごめんなさい

朝起きるとさやはすぐそばで寝ていた。

こいつの寝顔まじかわいいな。


ほっぺたを突くと絶妙な弾力で押し返してくる。


「んーん」


さやは俺の指を捕まえると


パクッと食べた。


えぇー?食べられた。


特に血を吸うわけでもなく、吸われてる。


何も出ないよ?


少しの間俺の指を吸ってるとさやの目がわずかに開いた。


「起きた?」


「ん。おはよ」


言ったと同時に指が口から離れる


「俺の指の味はどーだった?」


「無味」


だろうね。


「そろそろ、下降りようか。みんな起きてるだろうし」


「ん。そーする」


ベットから起きて、リビングに向かう。


「お!お二人さん起きてきたかー」


雫さんは、エプロン姿で朝食の用意をしていた。


「おはようございます」


「おはよ」


リビングのソファには、優と花音がイチャイチャしている。


「あ、周とさやちゃんおはよー」


「お!おはー」


優と花音が声をかけてくる。


「はい、みんなー準備できたよー」


エプロンしてる割に簡単な朝食。コーンフレークと各種果物。


なんで、雫さんエプロンしてんだろ


「「「「「いただきまーーす」」」」」


久しぶりにコーンフレーク食べたな


何これ、うまい


今日帰りだから、食べたら荷物をまとめる。


「この後どーする?新幹線まで時間あるけど」


「花音。成瀬どっか行きたいとこある?」


特に予定がなかったので2人に聞いてみることにした。


「花音に任せる」


「んー。あ!水族館行こーよ」


「お、それいいな」


「いいね。下田水族館いこー」


「さやもそれでいい?」


「ん」


帰り道ついでに水族館に寄っていくことになった。


荷物は先に郵送で。全額出してくれる雫さんはイケメンだった。


忘れ物チェックをして家を出る。


「みんな、忘れ物はないねー?」


「「「「はーい」」」」


電車に乗ってる間どう回るか、どれが見たい。などの話をして盛り上がった。


「私、水族館初めて」


さやの告白にみんなびっくりしている。まあ、確かにこの年なら1回は行った事ありそうだよね


「成瀬まじ?」


「まじまじ」


「あー私も水族館は連れてってなかったなー。動物園は行ったよねー覚えてる?」


雫さんが、語り出す。


「ん。覚えてる」


ふと、思い出しあることを雫さんに聞く


「雫さん」


「ん?何かな?」


「さやって、俺と会うまでご飯食べてなかったんですけど一緒に住んでた時ご飯食べてなかったんですか?」


「え、さやちゃんってご飯食べてなかったの?」


「ん、必要ないから」


「ちょっと、さや。私ちゃんと食べろって言ったよね?」


「必要ないし、作れない」


どうやら、そういう生活を送ってたわけではないらしい


「どんくらいの間食べてなかったの?」


雫さんの尋問が始まった


「一年間くらい?」


「はあ!?よく生きてたわね。で、今は?」


「周が作ってくれてる食べてる」


正直なことで、1年もなんも食べずにあの体型保てる吸血鬼すごいな


「送られてきた。血飲んでたからそれ飲んでた」


「ああ、なるほどね」


いわく、吸血鬼が人を襲わないように政府が血を売ってるらしい。

それを買って飲んでたらしい


「あそこの血まずくない?生気が感じられないのよね」


「ん。周の方が美味しい」


「そりゃ、周くんは格別だよー」


俺たち人間3人組はその会話にはついていけなかった。


その後もご飯の話をしながら暇を潰していると、水族館についた。


「おーリア充がいっぱいだねー」


「うわ、まじで多いな」


そうは言いつつも、チケットを買って入っていく。水族館の中は薄暗い


「ざ、デートスポットて感じだな」


「おー魚が泳いでる」


それが、水族館です


小さい魚から、大きい魚までいっぱいいる


「この魚かわいい」


「これもかわいいよー」


花音とさやはいろんな魚を見ながらはしゃいでいる


「なんか、子供できたらこんな感じかな?」


「かもな」


優のいう通り本当に子供の面倒見てるみたいな感じだ


「イルカショーの時間そろそろだからいこ!」


「いく!」


さやが俺の手を引っ張る


「わかったって、引っ張るなよ」


「はやくはやく」


珍しく、テンション高いな


イルカショーの場所へと移動し、時間をまつ


「さやちゃん楽しみだね!」


なんか、カノンもさっきから幼児化してるきがする。


席はさやと花音を真ん中にそれを優と俺が挟むように座り、俺の隣に雫さんがいる。


「水族館って、すごいねー何年も来てなかったからなー」


イルカショーが始まると、花音とさやはいっそうテンションが上がった。


イルカが飛んだりすると、さやと花音から感嘆の声が聞こえてくる。


「イルカすごい」


「そーだな」


さやの感想が幼稚園児並みなのは置いておいて、次に行く


巨大水槽。いわゆるいろんな種類の魚がいる。めっちゃでかいやつ


「すごい…」


「キレイだな」


「ん。キレイ」


しばらく、大水槽を見てから離れる。


「満足できたか?」


「ん。満足」


他の3人は先にお土産売り場に移動していた。


「やっと来たか」


「さやちゃんおそーい」


「どうせ周くんとイチャコラしてたんでしょ?」


ニヤニヤしながら言ってくっる


「してません」


「まあ、いいや。お土産見よ!」


そう言った途端、雫さんはどこかへ消えていった。


「じゃ、私たちも見てまわろーか」


「ん」


俺たちは4人でお店の中を見回り各自欲しいものをとる。


俺は、家族用にお菓子を一箱いや、二箱。

花音は自分用にお菓子、さやとペアになってるキーホルダー

優は家族用にお菓子を買っていくらしい

さやはというと花音とペアのキーホルダーそれと、イルカのぬいぐるみ。


「本当にそれ買うの?」


「ん。買う」


可愛らしい、イルカのぬいぐるみ。大きさは結構デカくて、さやの半分くらいの大きさがある。抱き枕にもなるらしい。


「私も欲しいけどお金がなー」


確かに、このぬいぐるみ大きいからかそこそこ値段がする。


「手触りは最高だよな。これ」


優が商品のイルカを撫でている。触ってみると確かに気持ちい

欲しいかも…まあ、買わないけど


会計に並ぶと後ろにきたのは雫さんだった。雫さんもさやと同じイルカのぬいぐるみを持っている。


「雫さんもこれ買うんですか?」


「いやー、一目惚れしちゃってね!」


他にも、お菓子を複数個買うらしい。


爆買いしてる中国人みたい


この人お金遣い荒いなー


一通り回終わった。


「うー花音お腹すいたよー」


スマホの時間をみるとすでに3時を回っていた。


「うわ、もう3時だわ」


「まじか、よく今まで耐えれたな」


「ん。お腹すいたー」


「じゃあ!食べにいこー!」


きたのは、海鮮丼屋さん。


さっきまで魚見てたんだよなー


どうやら俺以外の人たちはあんま気にしてないらしい


5人分の海鮮丼を頼み席につく。


無言で海鮮丼を待つ俺たちからは謎の圧が出ていた。

多分。アドレナリン出ててお腹すいてんの忘れてたんだと思う。


「お、お待たせしましたー海鮮丼でーす」


俺らの威圧に怯みながら海鮮丼を運んでくる。


「「「「き、きたー」」」」」


さっきまで威圧感のあった空間が一気にゆるなった


海鮮丼には、いろんな魚介がのっている。うわ、何これうまい


みんな、無言で海鮮丼を食べる。静かなお店の中に一切の人の声は聞こえず。

ただ、お皿の洗う音と箸でご飯を食べる音だけが聞こえる。


「「「「「ご馳走様」」」」」


一瞬で食べ終わった。


「めっちゃうまいな」


「それな」


なかなか、ボリューミーでお腹は膨れた。


少し休んでからお会計をする。海鮮丼は一つ2300円。そこそこな値段をしているが

その分、美味しかったからね。


「さて、帰ろっか」


すでに、太陽は傾き始めている。


新幹線に乗るとすっかり疲れた俺らは、すぐに眠ってしまった。


俺らは、雫さんに起こされ起きるとすでに後少しで東京駅だった。


隣に座るさやを起こして、降りる準備をする。


雫さんとは、東京駅で別れる


「雫さん。今回はありがとうございました。何かれら何まで」


「「「ありがとうございました!」」」


遠足かな?


「いーのいーの。私も楽しかったからね。またイコーね」


「「「「はい!」」」」


「じゃーね」


手を振ってくる雫さんに振り返す


「あ、また周くんの家行くからー」


「あ、はーい」


俺ら4人は家の方への電車に乗る。


最寄りについた俺たちは電車を降りる


家の方向が違う花音と優と別れる


「じゃーな」


「ん。じゃーな」


「おう、また遊ぼーな」


「おう、さやちゃんまた一緒にお出かけしようね!」


手を振って別れる。


「さて、家帰ろーか」


「ん」



こうして、俺らの夏休みお出かけ計画は終了した。


さて、夏休み前編が終わりました。

次回から後編へと入ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ