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水平線

伊豆へは、新幹線と電車で行く。


新幹線は3列シートをふたつ使い向かい合わせにしている。


前の列に俺とさやと雫さん。後列は花音と優。


しばらく、新幹線の中でトランプなどで遊んでると寝不足女子3人組は

すぐに寝てしまう。


「こいつらどんだけ寝てねーんだよ。なあ周」


「仕方ないんじゃない?楽しみっだったぽいし」


隣に座るさやの頭をポンポンと叩く。


スマホを見ている。優が笑い始める。


「ぷぷ。おい周。男子のライングル見てみ?」


優にそう言われて、グループを開くと大量の通知。


何やら好きな女の子の話で盛り上がってるらしい。


内容を掻い摘んで話す。



[クラスの女子誰が好き?]

[成瀬さん以外選択肢なくね]

[それな。まじ成瀬さん。尊い]

[おれさ、夏休み明けたら成瀬さんに告ろうと思う]

[まじか、今まで誰も成功してないんだぜ?]

[でも。この気持ちをもう抑えられねえ]

[そうか、なら俺は応援するぜ!]

[俺も!][俺だって応援するぜ?]


という具合だ。


「どーすんだよ。これじゃあ、成瀬取られちゃうんじゃねーの?」


「どーせ振るだろ」


「どーだか。確かに今まで成功例はないけど、今回のお相手はサッカー部次期エース、成績優秀、性格も顔もイケメン君だぞ」


なんつーステータスしてんだよ


「もし、成功しても俺には関係ないだろ?」


「それ本気で言ってんのか?」


優に真面目な顔で問い詰められるも何も答えられない。


「自分の気持ちに素直になれよ。本当にとられていいってならいいけどよ。もし、成功したら今みたいな生活できなくなるんだよ?」


確かにそうだ。彼氏がいるのに男の俺の家に入り浸るなんてことは、出来ないし。

俺もさせられない。


「まあ、よく考えろ。どうしたいのか」


「でも、失敗し「んなこと、考えてたら成功するものもしねーよ」


つくづく、こいつもイケメンだと思う。

本当、いいやつすぎる。


[でも、成瀬さんって高嶺の花って感じだよなー」

「成瀬さん以外にだったらみんなだれ?]

[成瀬さんがいるから霞んでるけど。うちのクラスの女子顔面偏差値結構高いぜ?]

[まじ?]

[まじまじ。有名どころだと河井とか]

[河井花音か、あれはもう、夫がいるからダメだろ。]

[寝とるか。。。]

[みんな、なんだか楽しいお話をしているね]


不自然な文で会話に乱入してきたのは俺の目の前にいる。花音の夫こと優だ。


[あ、優。嘘だって冗談だよジョーダン]

[夏休み終わったら覚えとけよ]

[あ、はい]


彼が夏休み明け無事なことを祈る。



「「「ついたーー!!」」」


新幹線線からさらに何本か乗り継ぎ。ついに到着した。すでに日は傾いている。


「さて、みんな家に荷物置いちゃおー!」


雫さんが家の鍵を開け。家に入っていく。



「「「デッカー…」」」


外観からすでにめちゃくちゃデカいのはわかっていたが本当にデカい。

庭もそこそこの広さがある。

リビングには特大ソファともう何インチかわからない巨大TV

その横にはおっきいスピーカー。

キッチンには大理石みたいなのでできている。

冷蔵庫も大きく、キッチン横の収納にはワインセラー


うちの親連れてきたら喜びそうだ。


ワインセラーの中身は1,2本以外はすべて赤ワインどんだけ好きなんだよ。


「荷物置いたら海辺に散歩にいこ!あとちょっとで絶景見れるから!」


海辺へと散歩に出る。家を出るも数分で海へとつく。

すでに太陽が水平線に隠れ始めていた。


「おーきれーい!」


「あ、ちょ待って」


はしゃいで走っていく。花音を優が追いかける。


2人をおい追いかけようと後を追うもさやがついてこない。


「さや?」


「…キレイ」


どうやらこの景色に見惚れてたらしい。


「もう少し経つと空もオレンジ色に染まってもっとキレイになるよ」


雫さんがさやにそう伝えるとさやは海の方へと砂浜を歩き出した。

海では花音と周が服を着たまま波打ち際でパチャパチャ遊んでる。


夕日をバックにこれぞ、インスタ映えってね


スマホで2人の様子を写真に収める。


「あ、周いま私たちのこと撮ったでしょ!」


「ほれ、結構いい感じいじゃん?」


さっき撮った写真を花音に見せると


「私のスマホに送っときなさいよ!」


また海の方へと走っていく。元気だな


「俺も頼むわー」


海で足を冷やしてる、ゆうも欲しがる。


「わーったよ」


しばらく4人で波打ち際で遊んでいると

一旦家に帰った雫さんが何やら袋を持って読んでる。


「はい。飲み物暑いから水分補給しないとね!」


「「「ありがとうございます!!」」」


「ん。ありがと」


袋の中に入っていたのはラムネだった。とハイボール。

ハイボールは雫さん用か、


「ほら、みんな見てごらん。なかなか絶景でしょ?」


すでに太陽は半分以上沈み空は赤く染まっている。


「これは…すごいな」


自分の語彙力がなさすぎる。


「やばい。これ」「ああ、やばいわ」


もっとひどい人達もいた。


「ん。キレイ」



「温くなる前にラムネ飲んじゃいなよー」


確かにそうだ。ラムネの蓋でビー玉みたいなやつを落として飲む。


「んーうまいねー」


「ムー周できない」


どうやらラムネ相手に悪戦苦闘してるさやのビー玉を落としてやる。


「ん。ありがと」


笑顔でお礼を言ってくる。


「おーシュワシュワー」


「さやちゃん美味しいね!」


「ん!美味しい」


なんともさやらしい感想だ。


「堪能したら帰る?今夜の晩ご飯は周くん特製料理だよー」


聞いてないんですけど


「まぁまぁ、私の別荘に泊まらさせてあげてるんだからご飯くらい作ってよ〜」


それは確かにそうかもしれない。結局宿泊費も家での食費は全額雫さんの奢りってことになってる。


「材料はなんでもあるからね!」


「あ、はいわかりました。」


「「「やったー!」」」


いつもは食べられない三人は特に喜んでいる。


「そんな足したもの作れませんよ?」


「周のご飯は美味しいから大丈夫」


それは大丈夫なのか


「そーだよー、周の料理は美味しいのは知ってるから!期待してる!」


「俺も期待してるぜーシェフー」


夕暮れの海。いいよねー


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