【おさらい】登場人物と異能力等の設定について(※読み飛ばし可)
長い期間書かなかったり、一回さらっと説明しただけだったり、登場人物も割といて、異能力とランク制でしっちゃかめっちゃかな部分があるので、
情報整理の意味を込めて刺し込んでおきます。
需要があるか不明ですし、話には直接関係は無いので必要なければ飛ばしてください。
分割にしたくなかったので、分量多めです。
このページで説明済みの部分について重複する箇所は省略と書きます。
作中に出していない裏設定等も少し書いてあるので、絶対に少しのネタバレは嫌だという方も飛ばしてくださいネ。
ただ一応、裏設定に関しては、今後表に出す機会を失った内容しか書かない予定です。
18時間ぐらいかかったので、どれだけ設定情報が取っ散らかってたかがよく分かりました……。
メモ帳で作成したものをそのまま貼り付けたので、行間調整は追々する予定です。
++++設定関連++++
【ジェネシスについて】
破壊衝動、背徳心、殺意に比例して力を増していくオーラのようなもので、ジェネシスに覚醒した者はジェノサイダーと呼ばれる。
白雪セリカによって、ジェネシスそのものに自我が存在する可能性を示唆されたことがある。
ジェネシスには、凶器化、異能化、形態化、身体能力強化の四つのカテゴリーがある。
①凶器化:キルキルキルルと言葉にするとジェネシスが剣の形として具現化する。Fランクのみ例外で、盾の形状となる。
②異能化:ジェネシスに自身の欲望を反映させて現実に具現化することができる。異能力と呼ばれる。
③形態化:自身から発露しているジェネシスの形をイメージで変えられる。翼、腕、バリア、ドーム状等。完全に個人の才能の世界で、殺人ランクを問わない。作中では主要人物以外殆ど死んでしまったので特に描かれる機会は無かったが、殆どの人間は形態化をそもそも使用することができない。ただ、主要人物の殆どは翼を使用できる。シスターは片翼が限界。ジェネシスを扱う才能の尺度は異能力の扱い方以外にも、形態化をどこまで使いこなせるかという見方もあったりする。
④身体能力強化:人体を生物として強化し、人間としての運動能力を超えて活動することができるようになる。「生きたい」という生存欲求、「目的を果たす」という使命感、「殺してやる」という殺意に比例して効果が上昇する。形態化と同様で、殺人ランクには依存しない。例外的に、身体能力強化を更に強化する《絶対強者》という異能力も存在する。
また、ジェネシスにはジェノサイダーの欲望を具現化する性質がある。
力を増すごとに色が変質し、それぞれの階層ごとを区分けする意味として、殺人ランクと呼ばれるものが定義されている。
最上位SSSのジェネシスカラーはジェットブラックとされている。
裏設定としては、SSSランクの対存在で、殺人ランクの例外としてFランクが存在し、SSSを相殺することができる程の力を秘めている。
が、Fランクは人類では確認できないほど希少性が高く、ジェネシスは存在するがそれを扱う人間は存在しないものと透には認識されている。
白雪セリカが現れるまでは。
【殺人ランク関連】
SSSランク:真理の破壊を齎す者
象徴:真実
色:ジェットブラック
特徴:悟りを開くという言葉があるが、SSSに関してはその悟りの内容が破壊的であることで、論理的矛盾が無く、意味としてはどこまでも正しいという特徴がある。到達した者はジェネシスに対して質問を一つだけすることが許されている。
余談:それぞれのSSS到達者が何を質問したかについてどこかしらで展開する予定ではある……。
SSランク①:快楽殺人鬼
象徴:悪
色:パープル
特徴:殺人行為に快楽を覚え、殺人そのものが目的化した元人間の精神異常者。稀に、背徳心のみでパープル化する場合もある。人間の三大禁忌と呼ばれる殺人、近親相姦、食人行為があるが、殺人以外の二つに該当した場合にも覚醒し得ることが分かっている。
SSランク②:執行人
象徴:必要悪
色:マゼンタ
特徴:責任を以て殺人を遂行し、その為にはどんな犠牲も厭わない確固たる意志を持ち、犠牲を自己の意思で選択し決断できる者のみが覚醒可能な殺人ランク。作中では赤染アンリのみが到達したことがある。必要悪という性質上、あまりにも難易度が高い為、希少性という意味ではFランクと同じぐらい価値がある。快楽殺人鬼を狩るという目的意識と親和性が非常に高く、マゼンタの存在はパープルにとっては常に戦いづらい相手となる。
余談:赤染アンリがなぜ血液を操る異能力者なのかはどこかしらで展開する予定。ヘマトフィリアにする予定でしたが、ヤバそうなのでやめたのは余談。
Sランク:殺人鬼
象徴:怒り
色:スカーレット
特徴:論理や正当性、倫理観、道徳規範を完全に忘却し、ただただ怒りの感情が爆発した者が覚醒する殺人ランク。それなりに強い筈だがSSと比べるとどうしても弱い。
余談:白雪セリカが一瞬だけ到達した時はSSでも僅かな恐怖を覚える程の赤いジェネシスを発露させた。
特Aランク:囚人
象徴:葛藤
色:インディゴ
特徴:常識と異常、道徳と背徳の狭間で苦しむ、半分異常者、半分凡人が発露するジェネシス。基本的に自分の欲望が許されないものなので、普段抑え込むのが日常化しているが、そこに潜在的苦痛を覚えている。抑え込んでいる潜在的な欲望を何らかの要因で解放した時、一気に弾けてSランク、SSランクになる場合がある。
Aランク:模範囚
象徴:理性
色:ブルー
特徴:自身の異常性を自覚しているものの、特に苦痛を覚えることなく、自己と世界そのものに対する期待をせず人生に納得している者が発露するジェネシス。人間という生き物がどれだけ歪んでいて、独善的で、愚かで、腐敗しているかを知っているが、それらに対して何か感情を覚えることもなく、ただ日々を受け入れ、自分自身を人形のように捉え、操って生きて死ぬことを理解し、納得している。達観している、とも言える。自身の欲望をどう扱っていいか戸惑い、もてあますことが間々ある。
余談:Bランク~Eランクまでを人心掌握、管理統率できる程の精神力と適性、知能があるが、本作で活かされる場面はない模様。
Bランク:反逆者
象徴:偽りの強者
色:イエロー
特徴:根拠がある訳ではなく自分自身のことを特別に価値がある存在と認識しており、自身の価値を認めない他者や、直接間接問わず、自身の価値を貶める者を絶対に許さない者が発露するジェネシス。日常、集団生活、才能を持たない仲間を軽蔑しているが、それら全てを自分から断絶して独立できるほどの精神力はなく、潜在意識では平穏と安寧を望んでいる。群れないことに憧れているが、どう行動しても最終的には集団に群れてしまうという性質がある。Aランク以上は群れることを手段と捉えているが、Bランク以下は群れることを目的としてしまっている。そこが、生物として決定的に違う。そして、自己を弱者と定義付けられることを何よりも嫌う。ただ顕在意識では非日常、独立した自分、特別な才能を持った仲間を求め、日々の退屈を紛らわす方法を探している。
Cランク:労働者
象徴:価値
色:アクアブルー
特徴:自身を個人として無価値と認識しており、だからこそ、自身に対して価値を生み出すことに生涯を賭ける者が発露するジェネシス。自身に価値を認められない苦痛を味わい続けた故に、自分に価値があることを実感したいと願っている。他者に自らの存在を必要とされたいという欲求が、何よりも強い。自らの人生を、己の価値を証明する為のみに費やす傾向が強い。
D:愚者
象徴:予想外
色:グリーン
特徴:行動力が異常に高いが、自身の行動の結果を想定する知能には乏しい者が発露するジェネシス。感情の赴くままにとにかく行動してしまうので、その結果自身に返ってくる影響で苦しむが、その理由は死ぬまで分からない。突出した才能を何か一つでも持っておりそれが他者から評価された時のみ、天才として歴史に名を刻むことが稀にある。欲求に関しては個人差があり過ぎて抽象的な定義すらままならない。
E:善人
象徴:諦念
色:グレイ
特徴:あらゆる欲望のほぼ全てを諦めた者が発露するジェネシス。自身の感情を犠牲にすることでしか平穏を保てないことを知っている。その結果、他人に優しくすることができる。欲求を諦めている状態なので欲求は消滅したか、深層意識の一番深いところに眠っている。基本的に死ぬことでしか救われないが、人生の岐路で出会う他者の影響によっては一気に存在そのものが化ける可能性がある(良いか悪いかは別として)。
余談:骸骨が透を定義した「悪だけを救う善」という言葉とも、少しだけ関係があったりする。裏設定なので多分表には出ないと思われる。
Fランク①:聖人
象徴:無垢
色:ピュアホワイト
特徴:あらゆる絶望や生涯は努力や協力、対話によって乗り越えられると信じている者が発露するジェネシス。絶望感を持つ人間に心底憎まれ、覚えのない悪意と殺意を向けられることも多い。対処できない程の悪意に翻弄された時、真逆の存在として反転することがある。他者を救いたいという強い願望を持ち、その為なら自分をどこまでも犠牲にすることができる。
Fランク②:守護者
象徴:正義
色:スノーホワイト
特徴:聖なる憎悪をその胸に抱き、それでも正義を貫こうとする不屈の闘志を持つ者が発露するジェネシス。怒りの象徴であるSランクと紙一重だが、感情だけのSランクとは異なり理性が働いており、理不尽に対する怒りがFランクにはある。自身の怒りと行動によって悪を裁き、その結果として犠牲となり得る他者を救うという利他的な性質があるのも特徴。到達難易度はSランクより遥かに高い。悪を裁くことに特化しているが、逆説的に人間にとって悪と定義された存在を裁くことしかできない脆弱性があると百鬼結に指摘された。
Gランク:不明
象徴:不明
色:不明
特徴:存在すら不確かな状態。各主要人物によってGランク定義の仮定が異なる。
各主要人物のGランクへの仮定まとめ
透:存在しない
百鬼零:善を貫いた者だけがたどり着ける真理
ノエル(仮):絶望というマイナスでも、死というゼロでもなく、希望というプラスの真理の可能性
百鬼結:正義でも善でも悪でも必要悪でもない何か
白雪セリカ(現時点):Fランクとしての考え方をしている限りは一生到達できない。
マザー:代償がある異能力は他とは違う特別な異能力であり、単純な効果しかないことはまずあり得ない。Gランクを目指すのであれば、その力を使う他、道は無い
シスター:Fランクより下、ということだけは無い筈(高潔さに対して言及)
【ランク外】
象徴:不明
色:透明
特徴:不明
余談:一瞬だけ白雪セリカが透明のジェネシスを発露させた場面が存在する。その時の精神状態は無と自らを認識した。
【ジェネシス異能力の相関関係】
ランクが高ければ高いほど強力な異能力になるが、
異能力によっては例外的にランクを無視して圧倒できる上位能力がある。
但し、上位能力はFランク、SSランク、SSSランクしか発現することができない。
異能力のみに階級構造があり、第一位から第三位まで存在する。
異能力の殆どは第三位の位置づけで、第二位の力も殆どのジェノサイダーは使えない。
第一位に至っては、現時点で、透、ヒキガエル、シスターの三人のみ。※マザーを除く
第一位
因果干渉:因果に干渉する異能力実は既出。
領域干渉:切断型(現実世界と切り離すもの)と浸食型(現実世界を飲み込んでいくもの)があり、《場》に干渉する効果がある。空間干渉との違いは、現実世界の時間の流れを断絶する特性がある。《場》そのもに干渉するには“究極的な破壊衝動”が必要とヒキガエルが言及したことがある。例としては今のところヒキガエルの《死体食堂》とマザーの《唯一無二》。
※《聖域結界》、《発狂密室》は空間干渉扱い。
余談:第一位に関してはこれから展開していくことになるかと……。
第二位
時間干渉:時間に干渉する異能力
生命干渉:生命に干渉する異能力
透の認識:時、生命に干渉する異能の取得には”愛”が必要。自己愛でも可能だが力は弱くなる傾向がある。
第三位
精神干渉:精神に干渉する異能力
物質干渉:物質に干渉する異能力
空間干渉:空間に干渉する異能力
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
【登場人物のおさらい】
++++主人公陣営++++
主人公(一人目)
名前:百鬼零
性別:男
性格:平和時は基本的に適当で自堕落。道化を演じて全てを無難にやり過ごそうとするある意味図太い性格。緊急時は思考回路も含めて化け物。殺人カリキュラムにおいて、誰もが最初に諦める「透殺し」を最初の目標に設定した。断片的にではあるものの、透を唯一理解した男。花子を圧倒し透を殺したことがある。
欲求:白雪セリカと百鬼結と平和な日常を送りたいと望んでいる。
現在;骸骨によって蘇生中。次の登場は次章。
余談;日常生活を送る中で、西園寺要を多重人格者だと看破したことがあるが、特に騒がず普通に接していた。
異能力
【インディゴブルー】
①監禁傀儡:鎖を召喚し、目視できる範囲内の遠隔で相手を拘束したり、手で触れて直接鎖で巻きつけた相手に命令を下して実行させることができる。
【ピュアホワイト】
①守護聖女:手から女神像の形をしたジェネシスを放出し、当たった相手のジェネシスを消滅させる。
【スカーレット】
①監禁傀儡:省略
【パープル】
①監禁傀儡:省略
②鮮血時雨:ジェネシスを弾丸の形に圧縮してショットガンのように発射する異能力。
③即死愛撫:三倍速で動くことができるようになる異能力。
④処刑斬首:形態化したジェネシスの剣の刀身を伸ばすことができ、切りつけたジェノサイダーのジェネシスの全機能を強制的に抹消する異能力。
【ジェットブラック】
①処刑斬首:省略
異能力は他にもあるが詳細は現段階では不明。
【余談】
凄く今更ですが、殺戮時雨と鮮血時雨同じ異能力で別々の名前使ってましたね……。
鮮血時雨が正なので、修正しました。
主人公(二人目)兼メインヒロイン
名前:白雪セリカ(シラユキセリカ)
性別:女
性格:平和時は怒りやネガティブを見せず、温厚で優しい。緊急時は相手の心を見透かして説き伏せたり、自分を殺そうとする相手は躊躇なく殺したりする一面もある。《赤い羊》の面々が何故か「透と似ている」と思う場面がそれぞれ異なる箇所であり、SSS特有の危うさを彷彿とさせる。
欲求:百鬼零を取り戻したい。
現在:殺人カリキュラムで3人しか生き残らなかった内の一人。療養中。
異能力
【ピュアホワイト】
守護聖女:省略
聖女抱擁:ありとあらゆる傷を癒す。ただ、睡眠不足、ジェネシス切れを解消する効果は無い。但し、《処刑斬首》等でジェノサイダーがジェネシスの機能を喪失した際は、ジェネシスの力を取り戻させる効果はある(※その際は喪失時のジェネシスの分量のままで、増減しない)
【スカーレット】
鋼鉄処女:アイアンメイデンを具現化する。《拷問遊戯》の下位互換だが、セリカが感情を爆発させて怒った際に発現した異能力。
余談:リリーが自分の異能力を真似されたと怒ったことがある。
【スノーホワイト】23個あります。多すぎてわけわからなくなりそうなので、番号を振りました。※順番に深い意味はありません。
①白雪之剣:刀を具現化する。刀身に触れたジェネシスを打ち消すが、異能力に限っては効果が複数ある時全てを消すことができない場合がある
②快刀乱麻:二刀のレイピアを具現化する。金の鍔のレイピアは受け止めたジェネシスのみを削り取り、銀の鍔のレイピアは刀身に触れた異能力を反射する
③????《????》:三つ目の剣。まだ未登場。
④色即是空:すり抜けるジェネシスをすり抜けなくする効果がある。得られる効果の割にジェネシスの消耗が激し過ぎるのが難点。
⑤起死回生:死後に発動して死んだ要因を排除できるタイミングまで時間を巻き戻す代わりに、巻き戻す時間の量に比例して記憶を失う。短い時間であればほぼ失わない。記憶を失ってるだけで実は何度かループしてることに気付く。
⑥死者蘇生:一度だけ死んだ人間を生き返らせることができるが、使用後は異能力そのものが消滅する
⑦明鏡止水:現実の1秒を体感3秒にまで感じる程に自身の集中力を増加させる。集中力のみなので時間干渉はしていない
⑧天衣無縫:3秒間のみ縫い目が全く無い白き礼服を身に纏い、その間自分自身の肉体をすり抜ける状態にすることができる
⑨聖域結界:指定した相手を一対一で戦える状態にする効果があり、不随して、自分と相手以外を強制転移し、自身と相手との間にジェネシスの結界を展開し、お互いに逃げられなくする
⑩《????》:敵の攻撃の命中精度を下げることができる異能力。未登場
⑪気配察知:ジェネシスが発する気配を読むことができ、どこにいるか分かる。自身に近づく殺気を持つジェネシスには特に強く反応する
⑫飛翔蒼天:六枚の天使の翼を背中に展開し、その間攻撃を受けて死んでも六枚の翼が代わりに消滅し、死を免れることができる
⑬守護聖盾:ブルーダイヤモンドを内包した物理化された三つの盾を具現化し、攻撃を防ぐことに特化している異能力
⑭聖女革命:遠隔で鎖を具現化し、相手を拘束し、縛ることができる異能力。念じる力を込める程威力が上がり、圧殺、絞殺することが可能
⑮一蓮托生:自分と相手が何かしらの約束をした時、ペナルティを設定し、科すことができる異能力
⑯守護天使:未登場の為、割愛
⑰残留思念:未登場の為、割愛
⑱秋霜烈日:ジェネシスを炎に変換し、身に纏って操ることができる異能力
⑲一騎当千:未登場の為、割愛
⑳白夜月光:未登場の為、割愛
㉑半死半生:未登場の為、割愛
㉒以心伝心未登場の為、割愛
㉓全身全霊:未登場の為、割愛
㉔聖女抱擁:身体を即座に回復する能力。ジェネシスの量を回復することはできないが、ジェネシスを《処刑斬首》等で喪失した者に対してジェネシスを付与する効果がある。その場合、元々の総量は回復しない。
白雪セリカの副人格
名前:???(ノエルとメアリーに命名されている)
性別:女
性格:?
現在の状態:表には出ないが存在はしている。常に幼少期のセリカの姿としてイメージが固定されている。
特徴:主人格セリカの意識を剥奪できるのは、セリカが心の底から絶望し全てを諦めた時と、セリカがジェネシスを使い果たした時の2パターン。絶望状態の場合は、強制的に主人格ごと自殺する制約《処女懐胎》がある。
※主人格セリカがSSSに到達した時、ノエル(仮)がどうなるかは(※自殺できるかどうかも含めて)完全に未知数。完全枯渇状態の場合は、3分未満の間表に出ることができる。
余談:シスターを一瞬で無力化したことがある
異能力(※現時点のみ)
【ジェットブラック】
天魔外道:自身の身体をすり抜けさせる
死屍再生:自身の身体の傷を瞬時に再生させる
奇々怪々《キキカイカイ》:殺しても殺していない状態を作れる
起承転結:触れた相手の人生の全てを支配できる
※他にもあるが未登場
メインヒロイン?
名前:百鬼結
性別:女
性格:平和時は仮面優等生。緊急時は冷静で冷酷。攻撃的な時は、男口調で話すことがある。元《赤い羊》の初期メンバーの一人。透からはオメガと呼ばれている。百鬼零を除いて、一番透の近くまで行けた人。リリーに強く存在を意識され、激しく警戒させたことがある。ジェネシスカラーがころころ変わって安定しないが、SSSまで到達。
欲求:?
好きな飲み物:コーラ。げっぷが出やすくなる為、人前では飲まないようにしているが、透に対しては人外の存在だと思っているので、ノーカウント。
到達真理:不明
現在:殺人カリキュラムで3人しか生き残らなかった内の一人。行方不明。
余談:到達した下りは書きたいけど書けない状態……(作者都合)。
異能力
【グレイ】
自我崩壊:触れた相手の身体を傷つけないままに、精神のみを還付無きまでに破壊し尽くす異能力
堕落遊戯:触れた相手を催眠状態にして自由に暗示を施すことができる
智者一失:ジェネシスを弓として具現化し、射った軌道上にグレイジェネシスを残存させ、残存ジェネシスに別のジェネシスが触れようとするとそれらを反発して押しのける効果がある。
※衝突せずに、相手のジェネシスを反発させる効果を発揮する。ジェネシスとジェネシスが衝突しない場合においてであれば、ランクの序列は影響しない一例として分かる異能力
【インディゴ】
自我崩壊:省略
堕落遊戯:省略
他に能力があるかも現時点では不明 ※今後出すかどうかすら不明……。
【スカーレット】
殺人模写:相手が発動した異能力をコピーするが、発動した瞬間にしか使えない為、永続性と汎用性は無い。また、異能力によっては自滅する場合もある(例、思考盗撮)
堕落遊戯:省略
自我崩壊:省略
????《????》:不明 ※今後出すかどうかすら不明……。
【パープル】
絶命呪殺:触れた相手が15分後に死ぬ代わりに、殺人ランクを1つ上げる
堕落遊戯:省略
自我崩壊:省略
【ジェットブラック】
時と生命を司る異能力が扱え、セリカの《起死回生》の持つ特性を理解していることのみが分かっているが、それ以外のことは全て不明。
敵兼サブヒロイン
名前:赤染アンリ
性別:女
性格:平和時は飄々とした性格で秩序を重んじ、責任感が強い。緊急時は冷酷な決断を平気で下し、そのことに罪悪感を感じないサイコパス気質なところがある。
欲求:与えられた役割を演じ、その責任を果たす
現在:死亡。白雪セリカの《死者蘇生》によって蘇生される予定
異能力
【インディゴ】
思念盗聴:限定した三か所に自分のジェネシスを設置し、その範囲内での会話を盗聴することができる
【スカーレット】
百花繚乱:唇から超広範囲でジェネシスを放出し、百人単位で殺戮できる大規模攻撃
蛇王変幻:剣を鞭に変化させることができる異能
【マゼンタ】
朱色満月:血液を保存し、呼び出す為の異能力。ただ保存している状態であれば具現化する必要はないが、この異能を発動していないと血液を動かすような操作ができない。具現化時は血液が凝縮され球体の形となるが、その球体がどんなに小さくても血液を操ることはできる(※大きさは影響しない)
千変万化;血液の形を自由自在に変えることができる。また、オーラ状のジェネシスを混ぜ込むことも可能で、伸縮も自在。実際の運用では朱色満月で動かすようにしてから、千変万化で形を変化させるという段取りを踏んでいる。
煉獄愛巣:捜査している血液を凝血させることができる。実際の運用では千変万化で形を変えた血液を凝血させる段取りを踏んでいる。自在に解除もできるので、液体と固体を交互に使い分けて剛と柔の攻撃を器用に行える。
異能奪取:生き血を飲んだ相手の異能力をランダムで完全な状態で奪い取り、奪った後は自身の所持する異能力と化し、奪われた相手はその異能力を使用できなくなる。同じ相手には一度しか使うことができず、どの異能力を奪えるかは完全に運任せとなる。
敵兼サブヒロイン
名前:西園寺要(戸籍上)
性別:女
特徴:多重人格者なので副人格が複数存在。三人生き残った内の一人。
アルファ
性格:厭世的。人は死ぬことでしか救われないと悟っている。
欲求:苦しみから解放されたい
現在:存在しているが、セリカとの協定後、まだ表には出ていない
ジェネシスカラー:ピュアホワイト
殺人ランク:Fランク
余談:別の周で白雪セリカを《幸福昇天》で自殺させたことがある。どの周でも戦った時点でセリカが負けることが確定しているので、戦わずにやり過ごすか、別人格が出ているときに殺すしか生き残れる選択肢が無い。裏設定。
【異能力】
幸福昇天:相手を強制的にピュアホワイトジェネシスのFランクにし、これから死ぬまでの未来で受けるであろう全ての多幸感を現在の一点に収束させ、胸に抱き、自殺させる能力
聖母抱擁:未登場の為、割愛
マザー
性格:死を愛している。
欲求:死そのものになりたい
到達真理:人間は苦しむことでしか死の価値に気付けない
現在:消滅
ジェネシスカラー:ジェットブラック
殺人ランク:SSSランク
詳細:透以外の初めてのSSSとして登場。白雪セリカの壁として最後まで立ちはだかり、セリカを苦しめることで善から正義への凄まじい転化を遂げさせた要因の一人。死んで諦めるという選択肢から決別し、諦めずに生きることを白雪セリカに明確に決断させた。
【異能力】
時間停止:自分以外の生物、世界全ての動きを止めることができる。
※無効化の異能力等には対抗できない側面がある
絶叫崩壊:過去に聞いたことがある断末魔の叫びを相手の脳内に聞かせることができる。聞いたことがある量が多ければ多いほど、聞いた相手の精神が崩壊する。
絶対不死:死んでも生き返る異能力。「死にたくない」ではなく「何度でも死ぬことができる」から自らに宿すことができた異能力だと告白したことがある
思考盗撮:見た相手の心の声を見ることができる
堕天聖女:黒聖母の女神像をジェネシスで具現化して放出する。ぶつかった相手は3秒間ジェネシスが無効化される。※《守護聖女》と全く同じ効果
灼熱地獄:ドス黒い骸骨の形をしたジェネシスの集合体を放出し、触れた相手を焼き尽くす
余談:地獄系異能力は他にも所持しているがジェネシス温存の為使用しなかったと発言したことがあるので、他にもある模様だが、作中には登場せず。
デルタ
性格:主体性が存在しない、自己否定だけが具現化したような存在。常に消極的だが、アルファに頼まれたらそのお願いの為に行動することが稀にある。
欲求:?
到達真理:?
現在:結との協定後、何らかの共通の行動原理を結と共有している
詳細:主体性が存在しない為、主体性を生み出す為だけの人格としてDデルタを二人作って、それら二人に自身がオリジナルのデルタだと錯覚させている。生まれて初めて百鬼結という理解者を得ることができ、涙を流したことがある。
余談:白雪セリカが絶対に勝てない相手の一人。理由はお互いにお互いを理解共感できる要素が何一つ無く、能力の全てが不可解過ぎてセリカでは何も対応できないから。裏設定です。
【異能力】
死屍再生:自身の身体の傷を瞬時に再生させる。※ノエル(仮)も所持
思考分裂:未登場。視認した対象の脳内に存在する意識と人格を無限に分裂させて脳のキャパシティーを崩壊させつつ、一瞬で発狂させることができる。相手は大抵最後の意識と尊厳を守る為自殺する
自問自答:未登場。視認した相手の聴覚をこの世から分断し、自分と全く同じ声で「お前は誰だ」と問われ続ける。無効化異能力を無効化する性質を併せ持ち、死ぬまで解除できない
正体不明:未登場。視認した相手を肉体ごと完全に12人一度に複製してこの世界に誕生、具現化させる。12人は全員がオリジナルと全く同じ人格、記憶を持ち、自分以外の12人を殺す強い自己暗示にかかっている。無効化異能力は全て無効化されてしまう性質がある。最後の一人になった時にのみ、自己暗示が解ける。自分自身を12回殺すことでしか生き残れる道が無く、生き残った自分自身が果たして本当にオリジナルなのかという猜疑心を抱え続けることになり、最終的には精神を蝕まれ自死を選ぶ。
詳細:他多数所有。作中でどの程度出していくかは未知数。
余談:あまりにも強すぎてちゃんと戦ったら誰も勝てないので表舞台に出すことができなくなった人。別の周でセリカを絶望、破滅させたことがある。裏設定。
Dデルタ1
性格:お喋りが大好きで、自分の言葉で相手を翻弄するのがたまらない快感で支配中毒者。
欲求:今の身体を捨て、相手の心を全部壊して身体ごと乗っ取ってしまいたい。
詳細:欲望の箱のような存在。オリジナルデルタが本来抱く筈だった欲望を全て閉じ込めて、それが支配中毒者として発露している。表に出たら最後、言葉だけで人を自殺させて完全犯罪を愉しむ。
現在:百鬼結の《自我崩壊》によって消滅。
【異能力】
心肺停止:半径3メートル以内の人間の心臓の鼓動を強制的に止める
刹那老化:半径3メートル以内の人間を瞬時に老化させる
腐食枯渇:触れた相手の肉体を腐らせる
解剖遊戯:触れた相手の意識を乗っ取り、身体を自分で解剖させる
表裏一体:半径3メートル以内の人間の肉体を奪い、意識を憑依させる。ただ、乗っ取られた人間の意識は残留する。本命の異能力。他人格からすらも隠し通した。
Dデルタ2
性格:怒りっぽい。具体的に何か怒る要因がある訳ではなく、常に何かに怒っている。
欲求:怒りを表現したい。
詳細:感情の箱のような存在。オリジナルデルタが本来抱く筈だった感情を全て閉じ込めて、それが怒りとして発露している。基本的に表に出ることは無いが、表に出たら最後、何かを壊すか殺すことになる。
現在:百鬼結の《自我崩壊》によって消滅。
【異能力】
殺人光線:未登場。ジェネシスの高出力レーザーを放出する
殺人舞踊:未登場。身体能力強化を更に著しく強化させ、主に腕力、脚力、柔軟性を向上させる。
殺人人形:未登場。人体の構造を無視して骨格を自在に曲げることができるようになる
殺人機械:未登場。両足、両腕を刃にできる
詳細:出番が無いまま消滅。能力は全部裏設定になってしまった。
シスター
性格:表面上は冷静なようで内にかなりの激情を秘めており、性格は苛烈の一言に尽きる。
死でしか救われない命があることを信じている。
欲求:絶望する未来を断ち切り救う為に今ある命を殺したい。
現在:セリカ協定後は、積極的にセリカに協力し、助言、補佐をしている。
好きな飲み物:ブラックコーヒー。とはいっても豆の種類に拘る程ではない。
余談:セリカが無自覚にE、SS、SSSの道に陥りかけた時にFの道に引き戻したことがある。あと、ブラックアイボリーコーヒーの存在を知りカルチャーショックを受けて暫くフリーズしたことがある。
【異能力】
吹雪之剣:氷の剣を具現化。水の形状に変わることもでき、刃先から吹雪を吹かせることもできる。
武御雷神:雷を空から落とす。ジェネシスの消耗が激しい
八咫之鏡:異能力を反射させる鏡を具現化する
疾風迅雷:鎌鼬を具現化して足から放出する
未来予知:相手の死ぬ未来を見ることができる
無常迅速:高速移動ができる
一片氷心:現実の1秒を体感3秒にまで感じる程に自身の集中力を増加させる。集中力のみなので時間干渉はしていない。※《明鏡止水》と同じ効果
八寒地獄:吹雪の気温を著しく更に下げる。自身に影響は無い
永久凍土:吹雪の勢いを強化して空間ごとジェネシスで全てを凍らせる
正射必中:自分が投擲した物を対象にイメージ通りに命中させることができる。簡単に言えば、軌道をイメージ修正する異能力
守護聖女:省略
一騎当千:未登場の為、省略
余談:普通に戦ったと仮定して、スノーホワイトのセリカと力量はほぼ互角。Fランクにしては攻撃的な異能力が多いのはシスターの個性。性格。
メアリー
性格:どんな努力や行動も無駄だと悟っている
欲求:眠るように全ての人を死へと導きたい
現在:存在しているが、セリカとの協定後、まだ表には出ていない
到達真理:何をどうしようと必ず全ての命には平等に死が訪れる
【異能力】
無限奈落:漆黒の、ブラックホールのような球体を具現化。あらゆるジェネシスを吸収、消滅させる
処女懐胎:触れた相手のデストルドーに自我を芽生えさせ、主人格が絶望した時に表に出て肉体を自殺させる。その自殺は副人格が表に出た時点で、意思によって抗うことはできない。
また、芽生えた人格は既に生命として存在しているので、無効化等で消滅させることもできない。
時間停止:省略
無限崩壊:触れた対象を眠るように死なせる異能力。睡魔と死が混在しており、対象が強い意志によって睡魔を挫き生きると決めた時、解除されることがあるが、生きる理由を持たない人間の殆どは抗うことすらできず死ぬ。
無限包丁:空間に無数の包丁を具現化することができる
詳細:他多数所持。どの程度表に出していくかは未定。
ガンマ
性格:内気で引っ込み思案。人と関わることが苦手。話しかけられたくないので、暇さえあれば本を読んだり勉強している
欲求:集団に溶け込めないので、せめて優等生でいたい
現在:存在はしているが登場したことは無い
【異能力】
省略します。
ベータ
性格:温厚で大人しい
欲求:存在することを許してほしい
現在:存在はしているが登場したことは無い
【異能力】
省略します。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
《赤い羊》メンバー
名前:透
本名:不明
性別:男
特徴:悪を感じさせない悪人。第一印象は貴公子の聖人君子。
性格:悪を愛している
欲求:禁忌の存在しない完全なる自由な世界を創造したい
趣味:人体実験
好きな飲み物:ホットココア、ホットミルクセーキ(夏はアイスココアを好む)
到達真理:人間が悪であることを受け入れた時、初めて見えざる支配からの脱却と完全なる自由を謳歌することができる
現在:百鬼零の《処刑斬首》によって死亡後、骸骨の《冒涜生誕》によって蘇生される。
また、脳のスペアを保存しており、蘇生後はいばら姫によって移植予定。
詳細:全ての元凶。《赤い羊》のリーダー。自らの狂気を自覚している狂人。深い洞察で世界を俯瞰しており、息をするように人を殺せる。
心理学に精通。人材発掘と育成能力に優れ、特別なカリスマを持ち、人心掌握、指導力、統率、思考力も秀でている。
メンバー達にはそれぞれ、興味、感謝、仁慈、畏怖、盲従、忠誠の感情を抱かれている。
元々はFランクであったことが判明。白雪セリカと所々で面影が重なることがある。
余談:完璧超人に見えて色々と抜けてる所があり、メンバーは振り回されることが多い。
【異能力】
絶対不死:省略。
狂人育成:触れた相手をジェノサイダーとして覚醒させる
帝王抱擁:時を扱う異能力者が現れた時、その能力者の扱う時の異能の干渉を受けないというもの。ただし、二人目の時間干渉に対してこの能力は発動しない
聖者抹殺:十字架を具現化し、半径3メートル以内の指定した対象を磔にする
証拠隠滅:ジェネシスを大量に放出し、それに触れた死体を過去が存在した過去ごと消滅させる。非ジェノサイダーの記憶と、戸籍からすらも消える。因果干渉能力の一つ。
詳細:他多数所持。VSセリカ戦で出していく予定。
名前:ゼロ
本名:百鬼零
性別:男
特徴:かつて百鬼零だったナニカ。骸骨の《冒涜生誕》によって生まれ変わり、この世に間違った生を受ける。
性格:未登場の為、割愛
欲求:実力主義が幻想であることを、全ての人間に思い知らせること。
趣味:未登場の為、割愛
到達真理:未登場の為、割愛
現在:次章登場予定
【異能力】
未登場の為、省略
名前:花子
本名:秋桜。※苗字は未登場。
性別:女
特徴:透の性格の欠陥を熟知しており、それを補えるのは自分だけだという自負がある。
性格:根源にあるのは苛烈で底無しの憎悪。
欲求:あらゆる幸福を信じてる人間を絶望させて惨めに苦しめて殺したい
趣味:殺人
好きな飲み物:トマトジュース
現在:療養中。SSSの片鱗を見せ、白雪セリカをこの手で破滅させると決めた。
到達真理:命は平等
詳細:瞬発力と判断力に特化した快楽殺人鬼として、透から寵愛を注がれる。
余談:普段は無口で、他メンバーとは殆ど交流しないが、常に透の傍らにいることを好む。
それがきっかけでよくリリーからウザがられていた。
いばら姫とは折り合いが良く、彼女とジェネシスについて議論する時間を重宝していた。
【異能力】
鮮血時雨:省略
即死愛撫:省略
監禁傀儡:省略
処刑斬首:省略
処刑烈火:SSS時のみ発動可能。ランクが低ければ低いほど威力を増す漆黒の炎を具現化し、対象を焼き尽くす
余談:SSS花子はもう少し掘り下げる予定ではある……。
名前:骸骨
本名:未登場の為、割愛
性別:男
特徴:第一印象は眼鏡をかけた好青年。柔和な笑顔を浮かべていることが多い。
性格:飄々としており、本心を滅多に語らない不気味さがある。
欲求:?
趣味:樹海巡り
好きな飲み物:カフェオレ
現在:蘇生実施中。透が元Fランクと知って以来、白雪セリカに強い興味を持つようになる。
詳細:死体愛好に特化した快楽殺人鬼として、透から寵愛を注がれる。
余談:SSメンバーの中では一番コミュニケーション能力が高く、誰(普通の人間含め)とでも和気藹々と接することができる。ただ、内心では暴力的なヒコ助と、食人願望が強いヒキガエルには苦手意識がある。普段滅多に本心を見せないが、いばら姫に対して特別な感情を抱いていることを花子に指摘され激怒したことがある。18禁展開にならないよう細心の注意が必要なヤツの一人。
【異能力】
死姦人形:死体に命令して操ることができる
死屍累々《シシルイルイ》:複数の死体を自立自動的に動かし続ける
冒涜生誕:死者の記憶と引き換えに生者へ蘇生させるが、三日三晩ジェネシス使用不可となる
名前:いばら姫
本名:未登場の為、割愛
性別:女
特徴:白いネグリジェを着て、いつも眠そうな顔をしている
性格:好奇心旺盛。冷笑主義。意外と負けず嫌いで子供っぽい一面があるが、本人は自覚していない。
欲求:?
趣味:ジェネシスの分析
現在:透の脳のスペアの移植実施中。
詳細:透から寵愛を注がれた理由、SSに至った経緯などは不明。ジェネシスを扱う才能は透を凌駕する。
余談:SSメンバーの中では一番ジェノサイダーとしての才能に恵まれており、知能も高く、透の良き相談相手。
【異能力】
自在転移:イメージした場所へ一瞬で移動できるが、ジェネシスの消耗が激しい。
堕落遊戯:省略。百鬼結も保有している。
異能解析:異能力を解析する異能力。詳細は後々。
完全再現:見たものをそのまま寸分の違いなく複製することができる。複製できる対象の範囲は不明。
刹那淫夢:触れたジェノサイダーのジェネシスランクを強制的にSまで引き上げるが、その代わり15分以内に対象は反動で死ぬ。《死姦人形》のゾンビに対してどうなるかはまだ実験していないので不明。
多重展開:通常一つの異能力を同時に使用することはできない。が、その制約を破り、一つの異能力を同時に使用することが一瞬だけできるようになる。地味だが、指定した異能力によっては絶大な効果を発揮する。
詳細:他3つの異能力を所有。
名前:ヒキガエル
本名:未登場の為、割愛
性別:男
特徴:少年だが、外に出る時は大人の姿に化けて過ごすことが多い。
性格:臆病で慎重。生き残ることに執念を燃やしている。
欲求:強力な力を手に入れて自分だけは生き残り、最強の存在になる
趣味:食人、調理
現在:《赤い羊》のアジトに潜伏中
詳細:透から寵愛を注がれた理由、SSに至った経緯などは不明。
余談:SSメンバーの中ではポテンシャルに秀でているとヒコ助に評価されたことがある。
白雪セリカに何故か強い殺意を抱かれている。
【異能力】
食物連鎖:掌に口を具現化し、その口で食べたジェノサイダーの異能力を一つと、知能を奪う
食人擬態:食べたことがある人間の姿を肉を操って模倣、擬態できる
人肉生成:何も無いところから人肉を創造することができる。また、見たり食べた人肉も時間をかければ複製できるが、再現度は《完全再現》にやや劣る。肉の鮮度を最高の状態に維持、戻すことも可能。ある程度のバラバラ死体でも脳の再現は可能ではあるが、焼死体の断片的な肉の残骸からは生成できなかったことがある。骨、血、髪の毛などの生成も可能だが、時間がかかる。
死体食堂:領域感傷の異能力。《場》を具現化し、自分と対象者を閉じ込める。対象の首に、発動者しか知覚できない透明なカウベルを設置し、現在位置をいつでも把握できる。また、死後に鐘を鳴らす。
肉圧絶壁:一瞬で大量の肉を何もないところから具現化した後、何らかの効果を発揮するが、現時点では不明のまま。
名前:ヒコ助
本名:板橋雄哉
性別:男
特徴:元プロボクサー。元々暴力的な性格で周囲からは敬遠されており、試合中に相手を殺して絶頂したことがきっかけで破門された。
性格:弱者には支配、強者には尊敬と忠誠。劣等感が異常に強く、無自覚だが繊細な性格をしている。
欲求:かつて自分を否定した全てを暴力で破壊したい
趣味:戦うこと
現在:赤染アンリとの死闘によって死亡。爆死の為、死体は一かけらも残らなかった。
詳細:暴力に特化した快楽殺人鬼として、透から寵愛を注がれる。
余談:SSランクのメンバーのほぼ全員と仲が悪いが、ヒキガエルとだけはTVゲームでよく一緒に遊んでいた。
【異能力】
・無限再生:即座に自分の傷を再生させる。※死屍再生より再生速度が遅く、ジェネシスの消耗量が多い
・異能粉砕:触れた異能力を一瞬だけ強制解除できる
・絶対強者:ほぼ省略。赤染アンリに奪われた過去がある。
・殴殺連打:拳を複数に分裂させる
・鎧袖一触:身体を守る鎧を具現化する
・電光石火:投擲する力と投擲対象を強化する
・支離滅裂:自分の体の一部を爆弾に変える。全てを爆弾にすることも可能だが、その際は《無限再生》が間に合わず死ぬことになる
名前:リリー
本名:月下百合亜
性別:女
特徴:元キャバ嬢兼大学生。厳格な父親に結婚相手まで決められ、また貧困にあえぎ男に媚びなければならない自分と、男という生き物を嫌悪していた時期がある。
性格:透以外の男と、世間知らずの金持ちや高潔な人間を死ぬほど嫌悪している。
欲求:透の実現する自由な世界をこの目で見届けること
趣味:拷問と撮影
現在:白雪セリカとの死闘によって死亡。頭部はヒキガエルによって回収された。
詳細:精神破壊と柔軟な発想力に特化した快楽殺人鬼として、透から寵愛を注がれる。
余談:溌剌とした性格を演じているが、中学、高校時代は誰とも交流せず、笑ったことがなく、地味で目立たない陰鬱な女学生として、ひっそりと過ごしていた。リリーは油断するとすぐに18禁展開にしそうなので一番早く退場させたのは内緒。
【異能力】
発狂密室:ジェネシスで密室を構築したり、指定した空間を密室として設定し、固定できる
快楽器官:ジェネシスの槍で、大量の眼球が埋め込まれている。刺された相手は性的なオーガズムで永遠に絶頂し続け、最終的に発狂する
拷問遊戯:指定した拷問器具を召喚できる
五感奪取:指定した相手の五感を一つずつ剥奪することができる
【完全な余談】
①作成経緯
『±0』の作成経緯について少し語ります……。
何を思ったのか、ライトノベル新人賞の応募作として作成しました。あの時はマジでした。本気で魂を込めて書いていたことに嘘偽りはありません。
今となってはトチ狂っているとしか思えないですね……はい。
でも言い訳させてもらうと、小学館ライトノベル大賞さんの過去作品で『殺人』をテーマにした作品はあります。ググればすぐ分かると思います。電撃文庫さんでも新人賞ではないですが、『拷問器具』や『ソシオパスの日常』『デスゲーム』等を題材にした作品はあります。名前は伏せますが。
そして、ライトノベル新人賞においては、『新規性』、『オリジナリティ』というものが強く評価される傾向にあるそうです。
戦記物、戦争物、歴史物を除き、殆どの物語において殺人者はマイノリティな存在。
ただ、それ以外のジャンルで、殺人者をマジョリティにしてみたらどんな『新規性』がある物語が生まれるだろう?
なんてそんな着想で軽いノリで書き始めたら大変なことになったのが本作です。
どう見ても10代向けのエンタメ作品……ではないよな笑 というね……。
本当は一章で無理やり終わらせていましたが、気が変わったので四章までプロットを練り、創ることにしたのが事の次第です。
読者さんにはヤバい奴と思われてそうなので、言い訳がましく作成経緯を書きました(←手遅れ)。
四章で終わらせる予定です。結末は決まってるので、そこはご安心? くださいネ。
②べつに根に持ってないよ^ ^
これも余談で昔の話ですが。
2021/03/06(ひょろ様紹介前)時点、一章部分のみで、
・ブクマ18
・トータル54pt
という✕✕みたいな評価でした。本当にありがとうございました。
以上、おさらいでした。
修正やら追記やらあれば思いついた時に手を加えるかもしれません。