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見えざる敵の戦場(更新停止中。)  作者: 黒崎零士
二章-新たな出会い、そして新たなる敵。
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四章-撤退-

郭瑞蘭:台湾出身・16歳・女

いつもまったりしているほのぼの女子。戦場でも常にまったりしているが…?

現在の戦場:イラン・ビールジャンド

 見えざる敵の進行により、本部から撤退命令がくだされた。くそ!どういうことなんだ。チャフも効かずサーマルゴーグルも無意味だと…?

 俺は考えつつも銃弾を避けて、隊員を指示していく。


 「アマンダ!そのまま直進で行け!クレア、アマンダのカバーに入っておけ!」

 「「了解!」」

 「郭は俺とReaperでカバーする。俺が最後に行く。Reaper、いざとなったら俺を見捨てていい。」

 「……ノー。リーダー、みんなで一緒に帰りましょう。」

 「そうだよ隊長~生き残ることを考えましょ!」

 「お前ら…分かった。撤退だ!」

 

 今のReaperと郭の言葉で、俺は少し救われた気がした。なんというか生きる目標を与えられた感じがする…率直に言えば、嬉しかった。そんなこと言われたことなんてなかったから、嬉しかった。ただそれだけだ。だが、そう思っていられるだけの余裕はない。速く離脱せねば…!


 「もう少しだ!踏ん張れよ!」

 「了解です!」


 敵の攻撃もだんだん苛烈になってきている。だが司令本部まではあと少しだ!


 「祥吾くん!espoir部隊!伏せて!」

 「!?」


 東尾真奈!?一体…?いや考えてる暇はない伏せる


 「霊媒砲、ファイヤー!」


 青白い光が辺り一面を埋め尽くす。なんだ…?

 それと同時に敵の攻撃が収まる。どういうことだ?何があったんだ?


 「……司令、今のは何ですか?」

 「詳しい話は後だよ!今は建物の中に入って!」

 「了解……!」

 

 ひとまず俺は司令本部の建物に駆け込んだ。司令がいなければやられていた可能性は否定が出来ないな…今は感謝するしか無い。


 「espoir部隊!全員いるか?」

 「クレア、います!」

 「はい!アマンダも無事です。」

 「郭瑞蘭、生存です~」

 「……Reaper、右に同じく。」

 「よし……」


 全員無事か…良かった。心の底からホッとした。……ホッとした、か。まだ部隊を持ってそう時間が経たないはずだがなぜだろうか。全員が生存してるのが嬉しく感じている。……本当にまだ時間が経っていないのに不思議だな。


 「ふう…片付いたよ祥吾くん。後、ちょっといいかい?」

 「何ですか?」

 「espoir部隊は待機してて。二人きりで話すことがあるんだ。」

 「「「「了解です。」」」」

 「……しっかり司令の言うことを聞くんだな…」

 「いやあ…アハハハ……」

 

 クレアが苦笑いしているところを見ると…まあ東尾真奈と何かあったんだろう。他の隊員たちも同じように苦笑いをしている。本当にこの司令官は何者なんだよ……

 俺からも疑問はあるし、話したいこともあるからちょうどいいんだがな……


 「司令、それじゃあ行きましょう。」

 「うん、じゃあこっちへ……」


               

                俺は彼女の元へ着いて行った

短くなりましたが、即席で書いたのでお許し下さい!

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