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その1

 この作品には“異世界見聞録魔王付き”のキャラクターが出演しておりますが、直接的な関係はありません。あくまで番外編です。


 一部キャラの設定に変更がありますが、ご了承ください。

 助けて……


 助けて……


 どうかこの世界の危機を救ってください


 この絶望を打ち払えるのはあなただけなのです


 ――――――のあなただけが唯一の希望


 どうか世界を……







「……朝」


 そう呟いて、紅凪(こうなぎ)シェリナは目を覚ました。上半身を起こし、しばしそのまま静止。まだ開ききっていない眼でぼうっと目の前を見つめる。もっとも、その光景が頭の中に入っているようには見えないが。


 肩より少し下まで伸ばした白銀の髪に、白く抜けるような肌。そして、ルビーのように赤い瞳。彼女は先天性色素欠乏症、俗に白子(アルビノ)と呼ばれる少女だった。


 その容姿は幼いながらも整っており、かわいいと言うよりは美しいと評した方がいい美貌の持ち主だ。その特異な外見も彼女の神秘的な美しさを引き立てるのに一役買っている。


 そんな彼女はそのまま完全に覚醒しているとはいえない頭で、先ほどの夢のことを考える。


「……助けを、呼んでいた?」


 なぜあんな夢を見たのだろうか? 自分の“あの力”に関係のあるものなのだろうか? だけど、そのことを知っているものは家族を含めてごく少数だ。なのになぜ……。


 シェリナは、先ほどの夢をただの夢とは考えていなかった。その理由には、彼女自身が普通とは少し違う少女だからということもあったが、彼女の中の何かがそれをただの夢だと切り捨てることを拒んだからというのもある。助けを求めていた彼女は一体?


 いずれにしろ、今のままでは情報が少なすぎて―――



 コンコン



「シェリナ、起きてる? そろそろ朝ごはんの時間よ」

「……さっき起きたところ。今着替える」


 ドアをノックして入ってきたのは彼女の姉、紅凪雪こうなぎゆきだった。


 腰の辺りまで伸ばした艶やかな黒髪が印象的で、小さめの顔にパッチリとした二重瞼の瞳。ツンと形良く尖った鼻と鮮やかなピンク色の唇。理想的なボディライン。文句なしの美少女だ。


 高校生の彼女は両親が不在の今の紅凪家の家事の一切を取り仕切っているこの家の長女だ。優しく、控えめでありながら言うべきことはきっぱりと言う性格の彼女は、正に現代では絶滅危惧種に指定されている大和撫子と言った所である。


 もちろん、学校でも人気は高く彼女に愛の告白をするものが後を絶たないらしい。非公認のファンクラブまであると言う噂だ。もっとも、当の本人はそんな周りの反応に気が付いてはいない。と言うよりも眼中にないと言ったほうが正しいか。彼女の心の中には、すでに一人の人物がずっと住み続けていることをシェリナは知っている。


 そんなことをとりとめも無く考えていたシェリナを覗き込むように見つめる雪。


「どうしたの? まだ寝ぼけてる?」

「……そうみたい」

「もう、今日から新学期よ? 確かに、この陽気で眠くなるのは分かるけど……」

「大丈夫、もう目が覚めたから」

「じゃあ早く着替えて降りてきてね? ご飯が冷めちゃうから」


 そう言いながら雪はシェリナの頭をなでる。傍から見たら子ども扱いされているように見えるが、シェリナ自身は姉のこのようなスキンシップが大好きだった。今も幸せそうに微笑みながら雪の手を受け入れている。


 その後、朝食の支度の続きをしに部屋を出た姉を見送ってから、シェリナは洗面所に向かった。顔を洗って、自室に戻り制服に着替える。彼女は小学生だが、通っている学校は制服があるタイプの所だ。 


 白を基調として青いラインが数本入っている制服に着替える。姿見を見ながらまだ少し寝癖がついている髪を整え、もう一度下に向かおうとしたところで、先ほどの夢のことを思い出す。


 だが、情報が少なすぎる。今は考えても無駄だろうと思い、一旦置いておく事にした。


 階段を下りて食卓へ行くと、味噌汁の香りが鼻腔をくすぐる。そこでようやく、自分が思っていたよりも空腹であるということに気が付いた。


「おはよう、お姉ちゃん」

「おはよう、シェリナ。ご飯できているわよ」


 机の上には炊きたての白米とお味噌汁。漬物に焼き鮭。これぞ日本の朝の食卓という感じだ。シェリナが席に着くとエプロンを外した雪も席に着く。


「……凍夜お兄ちゃんは?」

「凍夜は部活の朝練だからもう家を出たわ。始業式の日ぐらいゆっくりしていけばいいのにね」


 この家の長男である凍夜は剣道部に所属している。筋が良く稽古も熱心にこなすので部内ではエースなのだそうだ。もっとも、その熱意は実はある人物を倒すためのものだと言うことをシェリナは知っているのだが。


 手を合わせる雪を見ながらシェリナも手を合わせて一緒にいただきますをする。姉が作ってくれたご飯は今日もとてもおいしかった。ご馳走様も一緒に言った後、自分の食器を流し台へと運ぶシェリナ。


「後片付けは私がする」

「え? 別にいいわよ? シェリナも学校に行く準備があるでしょ?」

「昨日の内に済ませた。問題ない」

「じゃあ、いっしょに……」

「お姉ちゃんは天真お兄ちゃんを起こしに行ったほうがいい」


 その名前が出た瞬間に、雪は頬を赤く染める。


 葉上天真はじょうてんまは向かいに住んでいるご近所さんだ。雪とは同年齢で所謂幼馴染と言う間柄。そして、この雪の反応を見れば分かるように、幼いころから現在進行形で彼女が恋をしている人物でもある。


「今日はとても過ごしやすい陽気だから、きっとまだ寝てる。起こしに行ってあげた方が良い」

「えっと、やっぱりそう思う?」


 彼は人格的にはあまり問題の無い人物なのだが、その欠点の一つに何よりも睡眠を愛するというものがある。特に今日のような陽気の日には放って置くと一日中目を覚まさないかもしれない。過去に実例があるだけに雪も心配していたのだろう。


「じゃあ後片付けは任せてもいいかな? 私は天真を起こしてくるから。そのまま一緒に学校へ行くことになると思うから戸締りもお願いしていい?」


 シェリナが頷くのを見て雪は早足で玄関に向かった。その足取りが弾むようだったのは見間違いではないだろう。姉の後姿を見送った後、シェリナは手早く洗物を済ませる。雪の手伝いで家事を一通り学んだ彼女にとっては、この程度のことは既にたやすいことだった。


 その後、自分の部屋に戻り荷物を確認。忘れ物が無いことを確認し、戸締りを点検する。全部終わらせて家を出るころには結構良い時間になっていた。

 

 そのまま家を出て玄関に鍵を閉める。と、向かいからも人が出てきた。


「ふあああああ……。あ、シェリナちゃん、おはようございます」


 そう言いながら、天真はまだ半分眠っているような目をシェリナに向けた。その髪には寝癖がついていて、制服もどことなく着崩れを起こしている。相変わらずの怠惰で枯れたオーラを周囲に発散しながら、姉の思い人はシェリナに朝の挨拶をした。


「おはようございます、天真お兄ちゃん。やっぱりまだ寝ていたんですか?」

「いやいや、この陽気ですよ? 起きていろって言う方が無茶だと思いませんか? “春眠暁を覚えず”という法律もありますし」

「それは法律じゃありません。もう、天真は春になるとこれなんだから」


 少し頬を膨らませながらそんなことを言ったのは雪だ。だが、口では文句を言いつつも天真の寝癖を直したり、制服を整えたりとかいがいしく動いている。


「それじゃあ皆そろったことですし、行きますか。教室で二度寝したいですし」

「はあ、新学期だっていうのに天真は相変わらずだね」

「それが天真お兄ちゃんだから」

「シェリナちゃん、ありがとうございます」

「……天真、シェリナは褒めていないと思うの」


 そんな他愛ない話題に花を咲かせつつ、彼らは学校に向かう。


 しばらく3人で進んでいくと周囲にだんだんと人が増えてきた。みなシェリナ達と同じく学校に向かう生徒達だ。と、その時―――


「天真せんぱーい!」


 そんな声とともに天真に抱きつく人影。その瞬間、シェリナは自分の姉の顔が怒りでひどく歪むのを目撃した。見てはならないものを目撃してしまい、慌てて視線をそらす。


「っとと。美亜みあさん。朝から元気ですね」

「もちろんです。私はいつでも元気いっぱいですから。それに、今日は朝から天真先輩に会えたからさらに元気なんです」


 満面の笑みを浮かべてそう天真に言う少女は天真達の一つ下の学年で名前を楠木美亜くすのきみあと言う。2,3ヶ月前から天真に過剰なほどのアタックを始めた金髪碧眼の美少女だ。クオーターらしい。


 その髪は朝日を浴びてまぶしいほどに光り輝いている。顔の中心では勝気そうな瞳が強い光をたたえており、健康的な美しさが彼女を彩っている。


「それで美亜さん、いつまでこのまま私にくっついている気ですか?」

「先輩は私と一緒に登校するのは嫌ですか?」

「いえ、別に嫌ではないですけれど……」

「じゃあこのままでもいいですよね!」


 満面の笑みで天真の言葉を遮る美亜。心なしか自分の体をこすり付けるようにしている。と、


「……美亜ちゃん」


 絶対零度の声が春の陽気を凍結させた。


「あれ? 雪先輩いたんですか」

「あら? 最初から居たんですけど、美亜ちゃんはもう老眼にでもなったのかしら?」

「ごめんなさい。私天真先輩以外は目に入らないもので」

「ずいぶんと都合の良い目をしているのね? それとも頭かしら? 自己中心的な女性は男性に嫌われるわよ?」

「なるほど、さすがに経験者の言葉は重みが違いますね。以後気をつけます」

「まあ、気をつけてももう手遅れだと思うけどね」

「ふふふふふふふ……」

「うふふふふふふ……」


 ゴゴゴゴゴと背後に擬音を背負いながら周囲にプレッシャーを放出する二人。周りの人達が原因不明の体調不良にみまわれ、上空を飛んでいた鳥達がボトボトと墜落していく。その中心で、天真は引きつった顔のまま脂汗をだらだらと流し続けていた。


「し、シェリナちゃん。お兄さんと一緒に学校へって早!?」


 シェリナをだしにしてこの場からの逃走を図ろうとした天真は、目が合った瞬間に数メートル先まで移動したシェリナに驚愕する。


「天真お兄ちゃん。人柱って知っていますか?」

「黒い!? シェリナちゃん、微妙に黒くないですか!?」


 妹のようにかわいがっていた少女の知りたくなかった一面にちょっと涙目になる天真。だが、その間にも二人の修羅から発せられるプレッシャーは増大してゆく。もはやこれまでかと天真が覚悟を決めたその時、救いの神は思わぬところから現れた。


「はあ、はあ、もう姉さん。僕を置いて行かないでよ」

「あ、れい


 美亜によく似た少年の登場により、美亜のプレッシャーが消える。同時に相手が居なくなった雪も自身のオーラを引っ込める。


「ごめんね? 天真先輩の後姿が見えたからつい」

「……僕にはまったく見えなかったんだけど。大体、僕何キロも走ってきたような気が」


 美亜アイは数キロ先の物体を見分けるらしい。特定の人物限定だろうが。その時、天真がずいっと麗の前に出る。


「……麗君、あなたは私の命の恩人です。この借りはいつか必ず返します」

「えっと、天真さんが何を言っているのかよく分からないんですけど」


 美亜の弟である楠木麗くすのきれいは感極まったような天真の様子に首をかしげる。その動作により姉と同じ光に輝く金髪がさらさらと流れ、宝石のような碧眼には困惑の色が浮かんでいた。華奢な体格と中世的な顔立ちから、服装しだいでは女の子にも見えるであろう美少年だ。


 そんな彼の困惑している姿を苦笑しながら見ていた雪が朝の挨拶をかける。


「おはよう麗君」

「あ、雪さん。おはようございます」


 年上の美人に声をかけられて若干緊張気味の麗。その頬は赤く色付き、どう見ても憧れの先輩を前にした純情少年だ。


 と、その時彼の傍から不穏な気配が。


「おはよう。麗」

「シェリナ、おはよう。今日は皆さんと一緒だったんだ」

「……私に気が付かなかったの?」

「え? あれ? シェリナ?」

「私よりも雪お姉ちゃんの方に目がいっていたの?」

「いやあのシェリナ? 何でそんなプレッシャーを背負って」


 先ほどの二人に勝るとも劣らないオーラを背負って麗をにらみつけるシェリナ。なんだか分からないがものすごく命の危険を感じる麗。


「て、天真さん。何がどうなってって、あれ!?」


 気付いたときには天真、雪、美亜の3人は既に数十メートルも先行していた。


「やっぱり春は眠いですね」

「もう、授業はちゃんと受けよう?」

「じゃあ、先輩に私が膝枕を」


 身の危険を察知した3人は生贄を残して逃げることにしたらしい。薄情この上ない。そんな3人に見捨てられたかわいそうな子羊は、今正に獰猛な肉食獣に捕食されようとしていた。


「……シェリナ」

「……何?」


 般若もかくやという表情で麗を睨み付けるシェリナ。一瞬腰が引けそうになるが、何とかその場に踏みとどまる。


「あのさ、僕何かシェリナを怒らせるようなことしたかな? もしそうだったらごめん、あやまるよ」

「……別に何もしてない」


 シェリナはあまり表情が豊かな方ではない。むしろ無表情だと言っていいだろう。だが、今はすねたような顔でそっぽを向いていた。他の人が見ても分からない位の微細な変化だが、ここ3ヶ月で麗にもようやく彼女の表情を見分けることができ始めてきた。


「うん、でも僕がシェリナの機嫌を損ねたのは事実みたいだから。ごめん」

「……」


 その言葉からは真摯な思いを感じ取ることができた。麗は本気で謝っているのだろう。まあしょうがないかと内心で溜息をつきながら、いいかげん許してあげようと麗のほうを向こうとし――――――






 曲がり角から急に飛び出してくる車。シェリナを助けようと我が身を投げ出した麗が車にはねられる。その頭部から大量の血を流しながら麗の瞳は光を失っていく―――――――――






「っうあ!?」

「シェリナ!?」


 突然うめき声を上げながらしゃがみこんだシェリナを見て、麗があわてて手を差し伸べる。


「大丈夫!? 具合でも悪いの?」

「……平気、ちょっと貧血気味なだけ」


 そう気丈に言い放つシェリナだったが、その顔色は誰が見ても心配しそうなくらいに青白くなっていた。足元も少々おぼつかなくなっている。


「ちょっとっていう顔色じゃないけど……今日は始業式だけだし、辛いなら家に帰ったほうが」

「平気、もう直ったから」


 確かに徐々に肌に赤みが戻ってきてる。足元もしっかりしているし、彼女が言うように、もう大丈夫のようだ。


「シェリナがそう言うなら無理に休めとは言わないけど、でも少しでも気分が悪くなったらちゃんと先生を頼ったり、保健室に行ったりするんだよ?」

「わかった。ありがとう」


 そう言って微笑むシェリナ。その笑顔を真正面から直視してしまった麗は顔を赤くしながら見惚れてしまう。


「……どうしたの?」

「え? い、いや何でも無いでげすよ!?」

「……?」


 君の笑顔に見惚れていましたなどと言える筈も無く、あわてて視線をそらす麗。混乱していたために語尾がおかしくなっている。


「春ですねえ」

「春だね」

「春よねえ」

「どわあっ」


 いきなり背後から声が聞こえてきて麗は驚きの声を上げる。あわてて振り向くと、先ほど先行したはずの3人の姿が。


「な、姉さん達先に行ったはずじゃ?」

「あらー? もしかして二人っきりのほうが良かったのかしらー?」

「ちょっ、何でそうなるのさ!?」

「ねー? シェリナちゃんもそう思ってたわよねー?」


 からかうような美亜の調子に、赤面するシェリナ。思わず駆け足で逃げ出してしまう。


「あ、ちょっとシェリナ? もう、姉さんがからかうから」

「ごめんごめん。ほら、早く追いかけないとお姫様が先に行っちゃうわよ?」

「だからそういうのじゃ、ってちょっと待ってシェリナ」


 あわてて追いかけてこようとしている麗の気配を背後に感じながらも、シェリナは自分の顔を見られたくない一心で進む。だが、いくら華奢でもやはり年上の男の子。見る見るうちに距離が縮んでいき、もう少しで追いつくというところで……






 不意にそこが見覚えのある曲がり角の手前だということに気が付いた。






 あわてて足を止めるシェリナ。


「うわっと!? どうしたの?」


 唐突に立ち止まったシェリナに、いぶかしげな視線を向ける麗。だが、そんな彼に謝罪の言葉を述べる前に、



 ブオオオン!



 突然曲がり角から猛スピードで飛び出してくる車。そのまま勢いを緩めずにシェリナの眼前を通り過ぎていく。


「!? シェリナ、大丈夫!?」


 振り向くと心配そうにこちらの顔を覗き込む麗。その向こうからあわててこちらに駆け寄ってくる姉達3人の姿も確認できた。


「大丈夫ですか? 怪我はありませんか?」

「シェリナ、怪我は無い?」

「大丈夫シェリナちゃん? ったくどこ見て運転してるのよあの車!」

「大丈夫、怪我は無い」


 多少青ざめた顔を見せながらもしっかりとした声で答えるシェリナ。その様子に一安心する一同。


 何事も無かったということで安堵した一同はこのままでは遅刻するというシェリナの至極全うな意見により通学を再開する。めいめいが世間話をする中でシェリナだけがうつむいて口を閉ざしていた。


 と、そんな彼女の傍に雪がやってきて周囲に聞こえないように小声で話しかける。


「シェリナ、もしかしてさっきの光景を“視た”の?」

「……うん」

「そう……」


 シェリナの答えに一瞬心配そうな表情を見せる雪。だが、それを振り払うと、シェリナの頭をなでる。


 心配は要らないという思いを込めて優しく頭をなでてくれる手の感触がシェリナにはとてもうれしかった。

 突っ込み上等。

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