表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春がたり  作者: 雪月
3/3

002.

「ありがとうございました」



目を覚ました彼女の第一声はそれだった。



容姿は改めて見てみると美人と評されるだろうと考えられる。


スラッとのびた黒髪に、くびれた身体、足もスラリと長く、可愛い系というよりは美しい系な女性だなと感じた。



「私の名前は月代月です、貴方の名前は?」


「ボクの名前は不知火氷雨しらぬいひさめだ」



挨拶もそこそこに、さっそく本題へと入る。



「さっそくで悪いが、何で君があそこに倒れていたのかそして匿ってと言ったのかを訊ねたい」


「直球ですね……」



月は苦笑を零した、そうだろうなと思う。ボクも彼女の立ち位置になったら少しは間を置いた上で婉曲に訊ねて欲しい、とは思う。



「だって、事と次第によっては一高校生には関与できない話だろ?」



彼女は月代と姓を名乗った、月代という姓はこの地域には少なく、また彼女の容姿と噂とが合致する事もボクが回答を急いでいる要因になっているのだ。





「月代月……君は、月代家の長女だろ?何で此処にいる?」




「……そうですか、この地域では"その姓"を名乗るだけでダメなのですね」


そう言って彼女は苦笑を零した。



「そうですね、では私の身の上とその姓が持つ意味を話させていただきたいと思います」


そういって、彼女は真剣な面持ちで口を開いた。



「まず、なぜ私が追われているかについてですが……」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ