表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約13年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

煤煙の空

煤煙の空

作者:談儀祀
 とある時代、とある国。
 そこには確かに貴族制度というものが存在した。

 彼女はそのもとに生まれ、それを憎み、そしてそれに抗う直前にすべてを失った。
 貴族として生きてきた彼女に全てを失ってなお、生きるすべなどあるはずもない。
 だから彼女は今にも命を落とそうとしていた。
 彼女が意識を失う数瞬前、目にしたのは一枚の張り紙。
 それはとある名門貴族が出した求人案内だった。

「召使、募集します」

★★★★★

「君を採用しよう。ついてきたまえ」
 彼女を待つのは、終わりなき戦争の歴史。
「君には飛行士になってもらう」
 彼女が抗うのは、世界の理という名の鎖。
「危険を伴う仕事だが、それまで君の生活を保障しよう」
 彼女が戦うのは、喪失と創造の狭間の光。

「私は……、そんなものはいりません」
「ほう……?」
「ですから、私を召使としてお雇いください」

 私が貴方たちを殺すまで……。
1.召使、募集
2012/01/27 23:55
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ