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最弱勇者の冒険記(仮)  作者: 夜月 零
一部 一章 勇者たちの始まり
8/9

7.報告

やっとこさストックが出来た。

王宮に着くと直ぐに、執事が中に入れてくれる。現在の時刻を見ると三歩遅れていた。

昼ご飯をルナと一緒に食べるために食堂に行くと既にみんなが集まり僕らは、一番最後に着いたようだ。


「すみません。少し遅れました。」

「衛兵長から話は、聞いておる。よくやった勇者レンよ。」


国王が言葉を発し終わると召使いから暖かい拍手や声援が食堂を包み込み五秒後、国王が手を挙げると

同時に音が完全に消え、直ぐに元の食堂に戻った。

そして勇者たちの心境確認が始まった。


「まず、気になるのは蓮の横に立っている娘はどうして、ここにいるんだ?」

「流の言う通りでまあどうしてこうなったのかは、なんとなく分かりますが皆に伝えて欲しい。」

「はい。私も気になります。」

「気になる、気になる。ワクワク(声真似)

『みんなルナのことが気になってるみたい。』


蓮は、はきはきと言葉を連ねる。


「彼女は、ルナ。奴隷商で買った従者で彼女には、色々と聞かれたくないことがあるから出来る限り

詮索しないで欲しい。ルナ。自己紹介を。」

「はい。初めまして勇者様方。私はルナ。これからよろしくお願い致します。レン様に買って頂き今は、従者として働かせて頂いています。」


勿論。首輪について言及・・・と言うか、皆に尋問される。


「だとしたらこの首輪は、何だよ。」

「そしたらこの首輪は、何ですか。」

「どうしてこんな事するんですか。」

「かわいい子に首輪付けるなんてひどい」


ここでルナが顔を真っ赤に染めてみんなに聞こえるギリギリの声で言葉を紡ぎ始める。


「わ、わ私からお、お願いし、しししましたぁ。」


ルナは、言葉を伝え終わると、うずくまってしまった。


「ルナ。いいよ僕の部屋に先戻っていいよ。今日は、嫌なこといっぱいあったね。」


ルナに言葉を伝えながら頭を撫でてあげる。


「凄く恥ずかしかったですが、もう大丈夫ですよレン様…」


ルナは、何とか蓮の横に姿勢良く立つがまだ少し顔が赤くなっている。


「と言うことだからルナが頑張って言ってくれたのだしルナのこと僕のこと信用して貰えたかな。」

「理由は、分かったから良かった。まあ、どちらにしても口出し出来ないですが・・・」


何とかみんなに信用して貰えた。

不定期投稿になりますがよろしくお願いします。

また、アイデア・感想・アドバイスなどを頂けれると有難いです。

★とコメントもください。

(作者は、強欲で傲慢な人だ。○か❌か)

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