4.日常の始まりと遺物
「俺は、騎士団副団長のグレイ・ブラットだ。これから、修練の指導することになったよろしく頼む。」
いつもの自己紹介をし、これから修練を始めるようだ。
「まずは、俺と模擬戦してもらう」
流・想良は、隙に一撃ガッツリ入れられた。詩音は、体力切れで降参。湊は、行動を読まれ相手にペースを
捉まれ剣を弾かれてしまった。蓮は行動を予測し、動く。だが、戦技を使うことが出来ないので簡単に
ボコられた。
グレイが大きな声で言う。
「ナガレは、隙を減らし、行動を素早くすること。ソラは、無詠唱か、詠唱中の回避、応戦の練習。ミナトは、
対人の理解を深めること。シオンは、基礎体力を付ける。レンは、を戦技を使うこと。それと、LV上げは、
怠らないように‼」
「「「「「はい‼」」」」」
勇者たちが言う。
「一つ良いでしょうか」
蓮が聞く。
「僕は、呪いによってターゲットを指定する直接的ダメージ効果のある戦技・魔法を使うことが出来ないので、修練内容を変更して頂けないでしょうか。」
グレイが答える。
「解った。その代わりに修練内容は、自分で決めてもらえないだろうか。こちらも余裕があるわけではない
のです。」
「その条件を吞みましょう。」
という形で、話が纏まった。
「今日の修練は、これで終わりです。あと、今日中に宝物庫に来てください。」
グレイの言葉で修練が終わる。
『今日は、手合わせと修練の方向性を決めただけで終わるとは、思わなかったな。まあ、欲しい物もあるしいいか。』
蓮は、考えながら宝物庫に向かって走りだす。宝物庫に着くと衛兵が道を開けてくれる。
「ありがとうございます。」
蓮は、一声掛けてすぐに宝物庫の中に入る。
『あった、あった。」
蓮の目の前にあるのは、錬金術用用具一式と大錬金術師のローブだ。
『後は………ん?これは…』
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高純度な黒妖鉄と魔鋼鉄の最高品質の長剣
ステータス
レアリティ SR 値段 NaN
耐久力 12000/8924 攻撃力 32.7・56.2
純度 72% 魔力伝導率 241%
硬度 86% 作者???
付与魔法
魔力強化値上昇+5 (空き)
光線剣 (空き)
激重攻撃 (空き)
残りUP 128
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契約の妖書
値段 12000ゴルド
LV 5
効果
高位の契約書。自身の名乗っている名前で契約することができる。一度使うと燃えてなくなる。
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音声転移の貝魔
値段 9400ゴルド
効果
同種の魔宝玉を嵌めると会話することができる。
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『よし。後は、防具と魔力結晶でも貰って帰るか』
と蓮が考えながら物を探しに行くのだった。
趣味をしていました。ごめんなさい。
不定期投稿になりますがよろしくお願いします。
また、アイデア・感想・アドバイスなどを頂けれると有難いです。