4-7 平和な日常
俺達は転移で国へ戻るとそこから皆とは現地解散をしてそのままの足で城下町の方へ来ていた。
もちろんちゃんと変装は俺もティアもしている。
そこでだが今俺の隣にはティアではなく兄である守が座っていた。
「なあ兄貴」
「..........んあ?!なんだ空か」
「ったくしっかりしろよ自分がその子を町紹介するとか言っといてさ」
「いやなんとなく言ってしまっただけで」
兄貴はいつもと違いなぜかさっきのアイラスとかいう女のことを凄く気にかけていた。
兄貴は挙動不審でどこからどうみても不審だった。
噴水の前で足をガタガタと貧乏揺すりをし始めると今度は急に立つと思ったら俺の手を握ってくる。
「空俺の顔面を殴ってくれ震えが止まらないんだ」
「.............」
よしここで日々の鬱憤を晴らしてやろうかと思っていると後ろから凄い圧を感じた。
後ろを振り返ると鬼の形相をしたティアとそれを見ていたアイラスだった。
アイラスはティアの服の裾を掴んでいるとこちらを見ては隠れたり見たりとしているが頭だけは隠れているが何せティアは細いので結構後ろの方は見えていた。
まさに頭隠して、と思ったが流石に女の子相手に対してそんなことを言うのはどうかなと思ったのでこれは墓場まで持っていこう。
だってティアの眼圧が大変なことになっているからだ。
「空、今お義兄さんに何しようとしてた?」
「えーと手を握ってた」
「そう、じゃあ行きましょう案内はセナちゃんとレイリーちゃんがしてくれるって」
そう言うとティアは俺の手を引っ張るとそのまま俺は立つと後ろにいたアイラスが転けてしまう。
手を出そうとすると後ろから白い線が見えると兄貴がアイラスの手をとって抱き上げていた。
ほんのりとアイラスの顔が赤くなっていくかと思うと今度は兄貴の顔が近づくと兄貴もアイラスも顔を赤く染め始めた。
「あ、あの私アイラスっていいます。今日はよろしくお願いしましゅ」
「よろしく。ちなみに俺は守でこの隣の黒髪が俺の双子の弟なんだ」
「に、似てますね顔とか」
「そりゃあまあ同じ日に生まれたからな」
「威張らないの空」
「すいやせん」
その時アイラスが笑い始めるとアイラスにつられて皆も笑い始める。
「なんか人間と変わらないんですね神獣様達も」
「まあね」
「そろそろ回らねえか日が暮ちまう前にさ」
「空の癖に名案が出るなんてな」
「兄貴に俺の嫌いなキノコ類入れといてやる今日の夕飯」
「な?!まあいいや、カバリオなら食べてくれるし!」
「皆サーンこっち見てくださーいジャイアントワームの肉ですけど食べますか?!」
後ろを振り向くと後ろで立っていたのはカバリオだったカバリオはさっき倒したジャイアントワームを引きずらず時空蔵に入れることで持ち運びした物だ。
「神獣様俺食ってみたーい」
「いいよ!どんどん持っていって切っていくから」
そうカバリオが言うと夕飯前なのにも関わらず多くの人がジャイアントワームの前で皿をもって立っていた。
次第に行列が出きると空達はその場でいると邪魔になると考え移動することにした。
「さっきのって」
「すまないあれも俺の弟だ末の」
なぜか気まずくなってしまった俺はただティアと楽しい楽しいデートをしに来ただけだと言うのに。
「アイラスよちょっとこっちきい」
アイラスは二人が呼んで来たので少しだけ早歩きで歩くと二人が顔を近づけてくる。
「アイラス良いか、ここにおる奴らは別にお主のことを嫌っているわけではないただ怖いだけじゃ」
「それになまずあの二人について行けばまずは安心な筈じゃ」
「わかった私頑張ってみる」
「何が?」
「..... 空、人の邪魔しない」
そこから移動することになると最初に行くのは商店街だった。
商店街にはたくさんの竜人がいて賑わっていた。
ここなら兄貴もいいか。
空はティアに近寄るとティアに話しかける。
「兄貴達から別れて行動しないかどうせ迷子になったら空飛んで行けばいいしさ」
「わかったけど私ちょっとだけアイリスさんとお話したいからここを抜けてからね」
それから俺達は街で買い食いをしながら色んな所を回った。
俺の時代にもあった洋菓子とか和菓子もあって本当にあの二人がいたんだなと思うと少し泣きそうになったけどティアの顔を見ているうちに
不思議と吹き飛んだ。
「あの守さんは何か好きな物とかありますか」
「!うーんそうだな和菓子とかわりと好きかな」
「あの、和菓子がわからないです」
「あ!ごめん和菓子っていうのは、えーと」
「和菓子っていうのは米·麦·豆が主に使われ、
洋菓子は卵·バター·牛乳などが使われています」
「そうなんだありがとうレイリーちゃん」
「!!はい。喜んで貰えて私も嬉しいです」
商店街ではアイリスと守が前で歩いていた。
アイリスは好奇心が溢れだしているのかあちらこちらへと走っていく。
商店街には洋菓子や和菓子意外にもけん玉とかパズルとかチェスや将棋もあって娯楽品もかなり売られていた。
「そういえば着物着てみます?」
「私よくわからないけど着てみたい!」
「え!ここにはあの伝説の着物があるの!?」
「それじゃあ着物見に行ってみようか」
女子連中が先に歩き始めると俺達兄弟は置いていかれていまった。
守はぼーっとしていて肩をおもっいき叩いても全く反応しない。
「じゃあな兄貴俺だけ眼福にさせてもらって来るからじゃあなー」
「あ!ちょっと待ってよー空」
そう言うと俺達は走って4人を追いかけた。
しばらくこんなペースで行くか、これからは受験で多分忙しくなるので投稿できない月もありますが自分としてはきちんと簡潔させたいと思っています。
なので長い目で見てもらえると嬉しいです。
最後にキャラの紹介をしようと思ったのですがこれから忙しくなるので止めることにします。
それでもよければどうか見て行ってください。




